各ゲームの新情報がゾクゾク発表されたメインステージ
ゲストも豪華、体験版の配布も

「横山智佐とGameJam!」と言うことでイベントの説明を行なった横山智佐さん
4月14日~4月15日開催

 4月14日に開幕したセガのドリームキャスト関連ソフトを集めた展示会「GameJam in Zepp Tokyo」。最新のゲームを一目見ようと集まったファンで溢れかえった。なかでも人だかりができたのが、メインステージ。30分から約1時間程度のステージが4回あったのだが、多かれ少なかれほぼ満員状態。イベントステージをじっくり見たいのであれば、ステージ前にずっと陣取っていなければならないといった感じだ。15日も同様のステージが計画されているが、内容は若干変更されるようだ。

 また、客席は1階のステージ前だけではなく、2階にも席がある。2階席のほうが余裕があるので、「目の前じゃなきゃヤダ!」という人以外は、2階席のほうがゆったりと座ってじっくりとステージを楽しめるだろう。

 14日のステージは、サクラ大戦シリーズで真行寺さくら役を務める横山智佐さんのイベント説明で幕を開けた。さすが人気声優さん。ただ説明するだけなのに、この時点ですでにイベントスペースは超満員。かなりの熱気に包まれていた。


■「ソニックアドベンチャー2」と「ファンタシースターオンラインVer.2」
  2大作の新情報が目白押し

 14日のステージのトリをつとめたのが、「ソニックアドベンチャー2」と「ファンタシースターオンラインVer.2」の2大作の発売を控えているソニックチームのステージ。ステージの前半は「ソニックアドベンチャー2」の解説、後半は「ファンタシースターオンラインVer.2」の解説にあてられた。「ソニックアドベンチャー2」に関しては、同作品のプロデューサーの中裕司氏が自らコントローラを持ちゲームをプレイしながら解説を行なった。

 「ソニックアドベンチャー2」のテーマは“VS”ということで、以前から要望の多かった2人対戦を実現しており、デモでもこの点を強調していた。対戦モードは3種類用意されており、登場キャラクタによってまったく違ったゲームとなる。「SONIC VS SHADOW」ではスピードレース、「Dr.EGGMAN VS TAILES」ではロボットに乗り込んでのシューティングゲーム、「ROUGE VS KNUCKLS」では宝探しゲーム。それぞれ独自の趣向が凝らされており、飽きのこないシステムとなっている。
 このほかの新要素としては、インターネットに接続することでワールドランキングへ簡単に登録できる。また、今年はソニック誕生10周年と言うことで、数々の記念品グッズの発売を行なう予定だという。今回ステージではシルバーリングとソニックのアニメーションが表示されるSWATCHが披露された。このほか、イベントなども計画されているという。

 「ファンタシースターオンラインVer.2」に関して中氏は、「ネットワークは常に進化しているし、プレーヤーもまた進化している。ソフトも進化していかなければならないと思いこういった形でバージョンアップすることにした」とコメント。このあと、発売日が5月17日から31日に変更されると発表された時には、さすがに客席からは残念そうなため息が漏れた。

 だが、大した混乱もなく、各種モードの説明が行なわれた。アルティメットモードに関しては「かなり難しいもので、エンディングも新しく制作したのだが本当にクリアできるのかと思う」と語る一方で、「ユーザーの中には800時間とか900時間もPSOを遊んでいる人がいる。こういった人へのお礼」とモードの説明を行なった。このほか、バトルモードに関しては「ルールは色々と設定できるので、プレイするみなさんで自由に設定して欲しい。対戦と聞くと殺伐とした感じもするが、人と人の駆け引きを楽しんで欲しい」という。具体的には「“メセタを一番たくさん持っている人が勝ち”というルールのゲームがあり、この場合メセタをステージ内に隠したりもできる。このほかにもトラップを仕掛けることも出来、単純に倒すだけではない」と色々と楽しめることを強調した。
 ゲーム自体は基本的に10分程度で終わるという。このほかにも、これまで以上に連係プレイが求められるチャレンジモードやレアアイテムの一部映像紹介、サッカー、セーブシステムの変更に関する説明などが行なわれた。特に、サッカーの説明で、ボールがチューチューロケットのネズミに変化しているところでは、かなりウケていた。

 発売は伸びてしまったが、やはり期待度ナンバーワン。多くのユーザーがステージに見入っていた。

発売延期の発表の時以外は終始にこやかだった中裕司プロデューサ ソニック10周年と言うことで今年は記念グッズの発売も検討中とか。写真はシルバーリング ステージには「ファンタシースターオンライン」シニアデザイナーの酒井智史氏 (写真右) も登場し新作の説明を行なった
「ソニックアドベンチャー2」は“VS”がテーマとなっており、キャラクタにより3種類の2人対戦モードを用意 「SONIC VS SHADOW」では画面が左右2分割されてのゲームとなる。かなりのスピード感 「ファンタシースターオンラインVer.2」ではレアマグの紹介などが行なわれた

□ソニックチームのホームページ
http://www.sonicteam.com/
□「ソニックアドベンチャー2」のホームページ
http://www.sonicteam.com/sonicadv2/index.html
□「ファンタシースターオンライン」のホームページ
http://www.sonicteam.com/pso/index_v2.html
□関連情報
【3月21日】セガ、新要素を満載した「ファンタシースターオンラインVer.2」を5月17日に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010321/sega1.htm


■ 鈴木裕氏がゲームのシステム面を中心に
  実機デモを行ないながら「シェンムーII」を解説

 ドリームキャスト一番の大作「シェンムー」の続編「シェンムーII」のステージでは、プロデューサーの鈴木裕氏が登場。「これまではグラフィックを中心に紹介してきたので、今回はゲームシステムを中心に説明する」ということで、かなりつっこんだ説明が行なわれた。

 1章からの変更点として大きいのはコントローラの4つのボタン (A、B、X、Y) に連動したボタンが常に右下に表示されている点。状況に応じてここのグラフィックが変わり、それに対応したボタンを押すだけでコマンドを入力できる。また、画面の左下には地図が表示される。この地図はステージ入り口で購入することになる。このほかにも、質屋の登場やギャンブルなどのミニゲームが増えたこと、外からお店の中にはいるときのローディングの早さなどについてデモを通じて説明した。
 また、バトルモードにおいては今回新たに加えられた、主観モードの実際に動いている迫力ある映像や、前作でも採用されていたシステム「Q.T.E」の進化系「コマンドQ.T.E」も披露された。コマンドQ.T.Eは、これまで画面に表示されていた1ボタンだけ入力すればよかったが、今回はコマンドになりより複雑になっている。

 マップは総床面積にして前作の約10倍。登場人物も350人から1,000人近くに増えていると言うことで、前作に比べかなりのボリュームとなっている。ステージの最後に登場した刃 武鷹役の萩原匠さんに「発売はいつ」と問いつめられ、鈴木氏がタジタジとなる瞬間があったが、ユーザーとしては早くプレイしてみたいと思わせるステージだった。ちなみに完成度は80%程度だという。

マンガズー・ドット・コムの竹内宏彰社長を招いてのトークショウ形式で解説が行なわれた 実機によるデモ。1章とは違う点などを細かく解説 今回より発展したと言える「コマンドQ.T.E」。今回はコマンドを入力することとなる
鈴木氏の解説のあといきなり始まった小劇場……というかコント。松風雅也さんと萩原 匠さんが客席にまで降りてきて熱演 荻原さんに「発売はいつ?」と問いつめられタジタジとなる鈴木裕氏

□AM2 OF CRIのホームページ
http://www.sega-rd2.com/
□「シェンムーII」のホームページ
http://www.shenmue.com/
□関連情報
【1月20日】「シェンムー・ザ・ムービー」先行上映会開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010120/am2.htm


■「サクラ大戦」シリーズの制作秘話を暴露?
  オーバーワークスの大場規勝氏も登場した「サクラ大戦3 夢の声優対談!」

主に技術的な説明を行なうために現われたオーバーワークスの大場規勝氏だったが、話は意外な方向に……
 14日の一番始めに行なわれたステージはつい先日発売され、30万本以上を販売した「サクラ大戦3」のステージだ。真行寺さくら役の横山智佐さんをはじめ、マリア・タチバナ役の高乃麗さん、グリシーヌ役の島津冴子さん、コクリコ役の小桜エツ子さんなど人気声優が数多く出席したこともあり、とにかく大人気。 ステージに近寄るどころか身動きすらできない状態となった。

 ステージでは広井王子氏やオーバーワークスの大場規勝氏も登場し、数々の制作裏話が公開され、大いに観客をわかした。また、登壇者の恋愛観や「どこでデートしたいか?」といったきわどい話題もこのイベントならではと言えるだろう。

 最後に、一部のユーザーから「ドラマをダウンロードできない」といった問い合わせがあることを明かし、大場規勝氏は「せっかくだから長く遊んで欲しいので、ダウンロードできない人のために追加ディスクの販売も検討したい」と発言した。

出演者から問いつめられるシーンが目立った広井王子氏 シリーズを等して出演しているマリア・タチバナ役の高乃麗さん サクラ大戦と言えばご存知、真行寺さくら役の横山智佐さん
「サクラ大戦3」のグリシーヌ役、ベテランの島津冴子さん コクリコ役の小桜エツ子さん。とっても明るい方でした 常に笑いが絶えることがないステージに

□オーバーワークスのホームページ
http://www.o-works.co.jp/
□「サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~」のホームページ
http://sakura3.dricas.ne.jp/sakura3/
□関連情報
【3月28日】ドラマチックなストーリーに魅了される「サクラ大戦3」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010328/sakura.htm


■ ネットワーク対戦をデモってみせた「ガンダム バトル オンライン」
 「機動戦士ガンダム外伝 特別版」も同時発売

開発プロデューサー自らがゲームに参戦して解説を行なった
 バンダイは「ガンダム バトル オンライン」の発表に先立ち、「機動戦士ガンダム外伝」をTHE BESTとして発売すると発表した。これがただ単純に値段を安くしたものを発売するのではなく、ネットで公開されたデータを収録したり、プレミアムディスクの内容を収録したりしている。このほかにもコクピットの枠をOFFにできるなど追加機能を盛り込んでいる。発売は「ガンダム バトル オンライン」と同時発売を予定 (というか、ガンダム バトル オンラインの発売日に合わせる) 。

 このあと、東京ゲームショウでも公開されたドズル中将の熱いナレーション (東京ゲームショウから「ドリームキャストの栄光を……」といったナレーションが追加されている特別版) 付きのプロモーション映像の上映に続き実際のプレイが行なわれた。モビルスーツなどのユニットのパイロットが成長していくということで、基本的にはオフラインで自分のユニットを強化し、オンラインデビューさせることとなる。シナリオモードは戦艦1隻、モビルスーツ3機からゲームをスタートさせ、自分の部隊を強化していくこととなる。また、ガンダムなどのモビルスーツ、アムロやシャアといったパイロットもダウンロードして遊ぶことができるようにしたいという。

 ネットワーク対戦では1人で3隻の戦艦、9機のモビルスーツを持ち、4人まで対戦に参加できる。敵機を撃破することで点数が入り、最高得点を取った人が勝ちとなる。ゲーム時間は10分くらいという。

 14日に行なわれたステージでは、終了後に同タイトルのデモ版が配布された。かなりの枚数が配布された。15日も配布が行なわれるかは不明だが、遊びたい人はステージ前に陣取っていた方がいいかもしれない。ちなみにこのデモ版ではオンライン対戦が可能なのだが、残念ながらサーバーが15日までしか使用することができないという。

「ガンダム バトル オンライン」のゲームの展示は日曜日も行なわれますが、同作品のステージはありませんでした。訂正させていただきますとともに、お詫びいたします。

THE BESTで発売される「機動戦士ガンダム外伝」だが、単純に安いわけではなく周辺のデータなどが収録されている 「ガンダム バトル オンライン」のゲーム画面。アクションゲームっぽく見えるが、かなり本格的なリアルタイムシミュレーション ネットワーク対戦も実演された。かなり忙しい印象

□バンダイのビデオゲームに関するホームページ
http://www.bandai.co.jp/multi/


□セガのホームページ
http://www.sega.co.jp/
□「GameJam in Zepp Tokyo」のページ
http://www.sega.co.jp/dreamcast/gamejam/
□関連情報
【3月22日】セガ、DC新作や豪華ゲストが登場「GameJam in Zepp Tokyo」を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010322/sega03.htm
【4月10日】セガ、GameJamの詳細なイベント内容を発表
「ファンタシースターオンラインVer.2」プレイ可能なバージョンを出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010410/sega.htm

(2001年4月14日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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