任天堂がGBAおよびゲームキューブ用
LSIの供給契約を2社と締結
3月22日 発表
株式会社任天堂、株式会社メガチップス、MACRONIX INTERNATIONAL(以下マクロニクス)の3社は、ゲームボーイアドバンス、およりニンテンドーゲームキューブ用のLSIの生産に関する供給契約を締結したと発表した。
具体的には、任天堂がマクロニクスに総額7,000万ドル相当の半導体製造装置のリースを行ない、マクロニクス工場内に専用生産ラインを設ける。メガチップスはGBA、ニンテンドーゲームキューブ用マスクROM、フラッシュメモリおよび各種カスタムLSIをマクロニクスに製造委託し、任天堂に供給するというもの。ラインの生産規模は8inchウエハで月産3,000枚相当という。
メガチップスは画像、音声、通信データの圧縮、伸張技術のノウハウを持つ会社で、マクロニクスとともに、ニンテンドウ64向けのゲームソフト格納用マスクROMを供給してきた主力メーカー。マクロニクスは台湾の大手半導体メーカーで、フラッシュメモリやマスクROMなど、不揮発メモリの製造メーカーとして世界規模の設備を持っている。また、大容量のフラッシュメモリを搭載したシステムLSIの分野にも力を入れているという。
□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□メガチップスのホームページ
http://www.megachips.co.jp/
□ニュースリリース(PDF形式)
http://www.megachips.co.jp/pdf/010322.pdf
□関連情報
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http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010307/gba1.htm
(2001年3月23日)
[Reported by 佐伯憲司]
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