コーエー、「提督の決断IV」のユーザーズページを公開

「提督の決断IV ユーザーズページ」のトップページ
2001年3月9日 公開

 コーエーは、3月9日に発売を予定している海戦SLG「提督の決断IV」のユーザーズページを、発売日に合わせた形で同社のゲーム情報サイトGAMECITY内に開設する。

 ユーザーズページは、「信長の野望 嵐世記」や「Winning Post5」など、すでにいくつかのタイトルで開設され、ユーザーを対象とした攻略情報やダウンロードコンテンツの提供などが行なわれている。シリーズ初の開設となる「提督の決断IV」ユーザーズページのサービス内容は、Q&A集、HP素材集、ヒント集、専用お問い合わせ窓口、海軍艦政本部指令書(攻略メール配信)、セーブデータダウンロード、リプレイデータダウンロードの7つとなっている。3月6日のレビューで触れた「追加シナリオ」のダウンロードは含まれておらず、リリース予定についてはまだ未定のようだ。

 攻略メール配信はゲームの攻略情報を全6~7回で提供するというもの。セーブデータダウンロードは、単なるセーブデータではなく、通常ではシステム的にプレイできない状態からスタートできるという、追加シナリオ的要素を多分に含んだものだ。ちなみに、初日に公開されるセーブデータは「ドイツ海軍最後の日」と名付けられており、シナリオそのものは1941年4月1日スタートのショートシナリオ「坊の岬沖海戦」を流用しているものの、降伏寸前のドイツ陣営でプレイできるという非常に興味深い内容となっている。「提督の決断IV」のショートシナリオは、海戦終了後、そのままキャンペーンシナリオとしてゲームを続行できるため、「ドイツ海軍最後の日」では1945年4月1日の時点で開発されていたすべての次世代兵器/技術が、いきなり生産/配備可能な状態で遊ぶことができるわけだ。実際にプレイしていないので、シナリオの難しさなどはまったくわからないが、ともあれファンにはたまらないIF戦といえそうだ。一方のリプレイデータダウンロードは、開発スタッフのスーパープレイがダウンロードできるというもの。第1回目は、「大西洋海戦」を取り扱うようだ。公開が楽しみである。

 なお、このうちQ&A集、HP素材集、ヒント集、専用お問い合わせ窓口は、GAMECITYへの会員登録を行ない、製品に同梱されているシリアルナンバーを登録するだけで誰でも無料で利用することができる。しかし、メールマガジン以下の3コンテンツは「コーエーファンクラブ」への入会が必要になる。ファンクラブは、入会金1,000円、年会費1,000円となっている。「提督の決断IV」のユーザーズページの利用だけで、初期費用2000円と考えると、少し割高な気もするが、会員権は特定のタイトルに依存しないので、既存のユーザーズページのサービスはすべて利用可能になるし、おそらく今春発売予定の「太閤立志伝IV」や「三國志VIII」のユーザーズページも開設されるだろうから、コーエーファンなら入会しておいて損はないだろう。



HP素材集ページ。日本、アメリカ、イギリス、ドイツの提督たちの画像や、3Dモデリングされた艦船画像などがダウンロードできる(クリックするとページ全体が見られます) セーブデータダウンロードページ。ドイツ海軍最後の日のセーブデータ。新型空母建設しまくりでいこう(クリックするとページ全体が見られます)
(C) 2001 KOEI NET CO.,LTD.

□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□提督の決断IV ユーザーズページ(3月9日以降アクセス可能)
http://www.gamecity.ne.jp/regist_c/user/admiral/
□関連情報
PCゲームレビュー 「提督の決断IV」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010306/koeitei4.htm

(2001年3月8日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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