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価格:5,040円
CEROレーティング:B (12歳以上対象)
コーエーでは、今回のラオックスアソビットゲームシティでの開催を皮切りに、各地のゲームショップ店頭にて本作の先行体験会を開催している。以降の先行体験会の開催日程は以下の通り。体験してみたい方はぜひ足を運んでみていただきたい。
・2月14日(土)
・2月15日(日)
・2月21日(土)
■ 多彩なアクションに進化した「MULTI RAID」 本作のゲームシステムは、1人で大軍を相手にする“一騎当千”の戦いではなく、1人(もしくは1匹)の強大な敵(ボスキャラクター)を倒すことが目的となる。そのターゲットは1人の武将であることもあれば、巨大な武装拠点になることもある。それらを1人、マルチプレイであれば最大4人で協力して撃破する。 この変化に伴い、新たに登場するのが「ロックオン」システム。これは攻撃相手を決定するシステムで、Lボタンを押している間はロックオンが働き、プレーヤーキャラクターは常にその敵の方向を向くようになる。これにより、敵を見失うことなく攻撃し続けることができる。他の敵を攻撃したい場合は、ロックオンを解除して直接攻撃しに行くか、Lボタンを何度か押してターゲットを変更することで行なう。 実際にプレイしてみた感じでは、確かにきちんと向いてはくれるもののPSPの小さい画面では距離感が掴みにくいため、慣れが必要なようだ。それでも、この機能は敵が移動しても自動的に追従してくれるため、ロックオンして前進して連続攻撃するだけという「無双」シリーズらしい手軽な爽快感が味わえた。 従来の「無双」シリーズのアクションに比べ、もう1つ大きな変化がある。それは戦いが立体的になった点。人間の数倍もの大きさのターゲットや、空中を浮かぶ敵などがいるため、それらはジャンプして攻撃することになる。ジャンプは3段ジャンプまで可能で、崖の上への移動や高い塀を跳び越えるなど、従来の「無双」シリーズでは不可能だったアクションができる。さらにジャンプ中はRボタンでダッシュ可能なため、よりダイナミックなアクションが楽しめる。 体験会ではクエスト「黄巾の乱」をプレイしたが、ボスの張角をはじめとする黄巾賊は妖術で空中に浮かんでいるため、ジャンプ攻撃が必須となる。特にボス戦のエリアは立体的な構造になっており、上下に浮かびながら移動している石の円盤に跳び乗って上の層に移動しなければ攻撃が届かないなど、新システムを意識した内容になっていた。ジャンプも最初は石に乗るのも難しかったが、従来の「無双」シリーズよりもジャンプが大きいため、それを意識したら簡単になった。
全体としては、一騎当千から巨大なボスを協力して倒すという爽快感にシフトした本作だが、ロックオンや多段ジャンプなどによってより多彩なアクションに進化した印象。多彩といっても操作が複雑になったわけではなく、「無双」シリーズならではのシンプルな操作で派手なアクションは受け継がれていると感じられた。従来の「無双」シリーズを卒業した人も、また新たな気分で楽しめるのではないだろうか。
□コーエーのホームページ (2009年2月12日) [Reported by 滝沢修]
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