価格：5,040円

七尾奈留氏が描くかわいいキャラクタが最大の魅力

　株式会社トライファーストは、ニンテンドーDS用見習い魔女アドベンチャー「魔女になる。」を、2009年春に発売する。価格は5,040円。

　「魔女になる。」は、「D.C. ～ダ・カーポ～」や「Canvas2」などで知られる人気イラストレーターの七尾奈留氏が原画・キャラクタデザインを手がける魔女っ子モノのアドベンチャーゲーム。魔女に憧れる少女「ビッテ」が、さまざまな出来事を経て成長していく姿を中心に、ハートフルでちょっぴり切ないストーリーが描かれる。

　主人公の「ビッテ」が、全ての魔法を封印しようとしている謎の少女「ダーニャ」と出会うところから物語が始まる。この出会いをきっかけにビッテは魔法を覚え、町の人々が困っていることを魔法で解決していくことになる。ストーリーは全13章のシナリオで構成されている。

　ゲームシステムは下画面にフィールドが表示され、そこを主人公のビッテが動き回り、上画面にはイベントや会話シーンが展開。そしてプレーヤーが魔法を使うことを選択すると、本作の特徴の1つである「マホイタ」システムが登場する。

　「マホイタ」は下画面に表示された黒板にシンボル(魔法陣)を描いて魔法を発動させるシステムで、制限時間内に上手く描くことができれば魔法が発動し、上手く描けなかったり制限時間をオーバーすると魔法失敗となる。

使用する魔法を選択し、タッチスクリーンの黒板にシンボル(魔法陣)を描くことで魔法が発動する

【ストーリー】
まほうがつかえたら、どんなにステキ? 空を自由にとびまわったり、冒険の旅に出かけたり、楽しい事がたくさんおこりそう!! まほうがつかえたら、いいのにな……。 金持ちと貧乏な人々の生活圏を分ける大きな壁があるエルリの街 　ここは世界のどこかにある町「エウリの街」。ここでは魔法は生活に便利な道具として必需品です。でも魔法を使えるようになるには「魔法学校」に通わなければいけません。魔法が使えるのは一部のお金持ちだけ。いつしか町には大きな壁ができ、魔法が使えるお金持ちの人々と魔法が使えない貧乏な人々との生活圏を分けてしまいました。 　この町の貧乏長屋に住むビッテは両親と離れておばあちゃんと2人暮らし。生活は豊かじゃないけど毎日楽しく暮らしています。そんなビッテの憧れは「まじょ」になる事。ホウキに乗って自由に空を飛び回ったり、冒険の旅に出たり……。 　でもビッテの家にはそんなにお金があるわけじゃないから、魔法学校には通えません。ベットの中で夢で見るのが精一杯……。 　「それでもいいんだ、おばあちゃんと楽しく暮らしているし。まほうは夢のままで……、いいんだ。」 　ある日ビッテは強面の男たちに追われる謎の少女「ダーニャ」と出会うことで、物語がはじまります……。
【第1話「ビッテとダーニャ」】
ある日、ビッテは学校へ向かう途中、強面の男達に追われている少女と出会う。男達が「盗っ人」と呼ぶその少女のことが気になり、町中を探すビッテ。そして路地裏で男達にとらえられた少女を発見します。 　少女の名は「ダーニャ」。ダーニャは魔法を封印するため、「本物のまじょ」を探している旅人だと言う。ダーニャが悪い人だとは思えないビッテは、彼女を助けるために、ダーニャが町中に隠した魔法を使うための道具「マホイタ」を探します。 　マホイタを探し出し、ダーニャの元へ急ぐビッテ。ダーニャを助けるため、ビッテは初めて魔法を使います……。

(C)TRYFIRST
※画像はすべて開発中のものです。

□トライファーストのホームページ
http://www.tryfirst.co.jp/
□「魔女になる。」のページ
http://www.tryfirst.co.jp/majyoninaru/

(2009年1月14日)

[Reported by 滝沢修]