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フライト・プラン、PS2「SACRED BLAZE」
神様となって勇者たちを導くシミュレーションRPG

2009年2月19日 発売予定

価格:7,140円

メインビジュアル
 株式会社フライト・プランは、プレイステーション 2用“輝蹟導く神のS・RPG「SACRED BLAZE (セイクリッドブレイズ)」を、2009年2月19日に発売する。価格は7,140円。

 「SACRED BLAZE」は、「サモンナイト」シリーズなどで知られるフライト・プランが、開発からパブリッシングまでを手がける、完全新作となるシミュレーションRPG。ファンタジー世界を舞台にした作品で、キャラクタデザイン・イラストは飯塚武史氏、シナリオは枯野瑛氏と山内シロウ氏、世界観・キャラクタ原案は都月景氏が担当している。

 世界のほとんどが闇の軍勢(魔物たち)に侵略され、人々はわずかに残った土地に身を寄せ合い、闇の驚異に怯えながら希望のない日々を暮らしている世界情勢から物語が始まる。プレーヤーは、永き眠りより目覚めた神となり、地上の勇者と協力して世界に光の未来を取り戻していくことになる。

【序文】
かつて、この世界には光と闇の戦いがありました。

光は、生命(いのち)を育む輝蹟の力をもって、
闇はその分け身となる、無尽の魔物をもって、
創造と破壊を巡る、幾千もの争いを繰り返していました。

そんな永劫の闘争の果てに、神はついに倒れ、世界から光が消え去ってしまいます。
天は光を閉ざし、大地は暗がりに覆われ、恐ろしい魔物たちが人々を襲いはじめます。

でも、すべてが失われたわけではなかったのです……


 ゲームシステムは、フィールド上で各キャラクタに指示を出して戦うユニットターン制のシミュレーションRPG。攻撃時には、方向、高さ、距離、属性などの要素があり、命中率やダメージなどに影響する。また、本作の大きな特徴として、「プレーヤー=神様」と「マスター&サーバント」という独自のシステムを採用している。

ゲームシステムはWTという値で管理されたユニットターン制のシミュレーションRPG。命中率は画面下部中央の矢印で確認できる
必殺技使用時などのド派手なエフェクトも見所の1つ。各キャラクタにはどんな必殺技が用意されているのだろうか

■ 神様ならではの4つの能力

「輝蹟」は効果によって必要な「輝力」が異なる
 まず、プレーヤーが“神様”であることから、「輝蹟」、「祈願」、「神託」、「宣誓」という要素がある。「輝蹟」は神様が戦闘に介入して、さまざまな恩恵をもたらすというもの。使用は無制限ではなく、「輝力」というポイントが必要となる。

 「祈願」と「神託」は、神様が地上の勇者たちの願いに応えてさまざまな能力を授けるというもの。「神託」ではユニットの成長方針を決めることができる。「祈願」は地上の民から悩みや困りごととして「祈願」されてきた内容に対して、神様が解決したり、導いてあげるというもの。「祈願」も「輝力」を必要とするため、「輝蹟」との配分が重要になるだろう。

神様として勇者たちにお告げし、能力を授ける「神託」。授ける能力は常に2つからの選択式となっている
神様には地上の民から絶えず願い事や悩みを告げる声が届く。これに対して神様としてどう応えていくか決めていく

 「宣誓」は、戦闘開始時にキャラクタが神に誓いを立てるというもので、その誓いを受け入れ、手助けすることを約束すると、キャラクタの持つ能力「聖痕解放(ディヴァインブースト)」が、キャラクタのSPの代わりに、「輝力」を消費して発動し、パワーアップ状態が通常より長く継続する。「宣誓」を行なうキャラクタとその内容は戦闘ステージごとに定められている。「宣誓」を達成すると、キャラクタの信仰心がアップし、神様の「輝力の最大値」も増加する。

キャラクタの「宣誓」を受け入れると、「聖痕解放」が輝力を消費して発動する。さらに「宣誓」を達成すると、信仰心と「輝力の最大値」が増加する

■ 「マスター&サーバント」システム

 地上の勇者たちは、マスターとサーバントに分類され、それぞれが主従関係にある。1マスターにつき、サーバントが1種存在し、マスターが仲間になるとサーバントユニットを自由に新規入隊させられるようになる。入隊させるサーバントは「初心者(Lv1)」か「熟練者(適正Lv)」のいずれかを選択可能で、名前をつけることもできる。属性耐性や外見はランダムで選択されるため、お気に入りのサーバントをそろえるといった楽しみもある。

1人のマスターに1種類のサーバントが存在。マスターを仲間に引き入れるとサーバントユニットを自由に入隊させられる

 マスターは、サーバントに対して、マスターごとにさまざまな効果を持つ「マスターコマンド」が使用できる。効果には「周囲のサーバントの戦闘能力を引き上げる」や「サーバントを召喚する」などがある。

 サーバントがマスターと一緒に出撃する際、サーバントの数が多ければ多いほど、マスターの能力に何らかのボーナスが与えられる。また、マスターのレベルが高い場合、サーバントはそのレベル差分、定められたボーナスをパラメータに受けることができる。

 さらに、マスターが周囲にいるサーバントに号令をかけ、1度に最大7人で協力攻撃を繰り出すことができる。人数が増えるほど、攻撃のダメージは大きくなるが、参加したユニットは次の行動までの待ち時間が追加されるため、使用時にはまわりの状況をよく考える必要がある。

マスターとサーバントが近くにいれば、最大7人で協力攻撃が可能。マスターと含め4人以上で攻撃すると、それぞれの組み合わせに定められた「属性」が付加された攻撃になる

「ナビ天使」
(CV:折笠 富美子)
■ 神様の案内役「ナビ天使」

 プレーヤーである神様に仕える光の案内人(ナビゲーター)として、「ナビ天使 (Angel)」が登場する。神が倒れる前、最後に生み出された天使であるらしく、目覚めたばかりの神様にさまざまな案内をしてくれる。この天使との対話によってゲームが進行していく。


【地上の勇者たち】

■ アレクシード / 君主 (Lord)

 「神よ! 私に大切なものを護るための力を!」

 闇との戦いで父を亡くし、若くして騎士団領・オージェンの君主となった青年。神の導きにより、世界に光の未来を取り戻すべく騎士団とともに闇との戦いに身を投じる。実直な性格で、若いながらも臣下からの信頼は厚い。

 剣と槍、盾を自在に使いこなし、前線で兵を率いての大活躍が期待できる。(CV:近藤 隆)


・サーバント「騎士 (Knight)」

 「我が命、我等が祖国のために!」

 君主に仕え、志を同じくして世界を救うために立ち上がった勇士。剣、槍、盾などが装備でき、闘技や防御スキルを駆使した最前線での活躍が期待される。


■ ミルヒレーテ / 司祭 (Sacred)

 「この暖かき光が、永遠のものでありますように……」

 騎士団領の古き神殿にて神に仕える司祭で、幼い頃に聖痕を授かっている。お告げにあった“灯火の勇者”を待ち望んでいる。

 回復役の要として、戦いでは重要な役割を担う。成長の仕方によっては武器を振り回す事も……。(CV:佐藤 利奈)


・サーバント「光の聖霊 (Animus)」

 「わーい、せいじょさま~♪」

 神聖なる光の力が、司祭の持つ聖なる力に寄り添うようにして具現化したもの。幼い子供程度の知能をもっている。戦闘では、司祭に次ぐ回復役として活躍が期待できる。


■ セルピナ / 賢者 (WhiteMage)

 「百年の間、この日を待っていました」

 「微睡みの森」にて隠遁生活を送る、最も歴史の古い「エルフ族」の女性で、「白の賢者」と呼ばれている。

 強力な魔力を持ち、多くの攻撃魔法を扱うことができる、魔法戦の要となるユニット。(CV:田中 理恵)


・サーバント「使い魔(ネコ) (Familiar)」

 「ニャァ~ン♪」

 魔法によって賢者と契約を交わしたかわいい使い魔。人の言葉は話せないが、マスターとは意思の疎通ができる。SP付与などができ、魔法ユニットのサポートとして優秀。


■ ラムシン / 道士 (DousiMaster)

 「これが、巫撃道士の力だ!」

 「燎の国」に伝わる、秘術を用いて闇のものへと裁きを行なう「巫撃道士」の最後の生き残り。

 剣、手裏剣による攻撃や技、符術による魔法攻撃など、育て方や戦い方によって多彩な活躍が可能。(CV:沢城 みゆき)


・サーバント「烈士(キョンシー) (RessiFighter)」

 「………………」

 代々の道士に受け継がれてきた秘法によって、無念の滅びより蘇った屈強なる闘士。HPが高く、向き補正を受けないなど意外と器用なので、前線で受け役として活躍できる。また、敵のSPを吸収したり、道士により召喚が可能だったりと、トリッキーな運用も可能。


■ ティフェレイ / 神楽士 (Minstrel)

 「勝利の曲を捧げましょう!」

 海と多くの島で構成される「サジッタ諸島」で、魂に響く詩や曲を作り神に捧げる、神職の楽士。

 非常に有利な攻撃範囲を持つ弓による攻撃と、独特の「楽曲スキル」によって他では真似出来ない活躍が可能。(CV:千葉 進歩)


・サーバント「踊り子 (Dancer)」

 「さあ、踊りましょう♪」

 楽士と共に、神へ歌や踊りを捧げる、神職の踊り子。範囲の広い双剣による攻撃と、身軽さで敵を翻弄するスピードファイター。楽士の曲により戦い方を様々に変化させることができる。


■ キダム / 冒険商 (Adv-Trader)

 「冒険だぜ! ロマンだぜぇ!」

 冒険とロマンがたまらなく好きで、「冒険商人」として世界を駆け回っている青年。

 マップに隠された秘宝を見つけ出したり、宝箱の罠を解除したり、魔物の弱点を見抜いたりといった独自の能力で仲間をサポート。ナイフや弩を扱え、戦闘でも死角は少ない。(CV:杉田 智和)


・サーバント「冒険鳥 (Wingbird)」

 「ピェーッ! (まかしとけ!)」

 冒険商人の相棒として訓練された、大型の猛禽類。言葉は話せないが、主人と意思の疎通は出来ている様子。飛行能力、移動能力に秀でており、アイテムによるサポートなどに威力を発揮する。冒険商との連携も。


■ カッテント / 機工族 (Bulcannus)

 「まったく、おまえたちは心配性だナ」

 ヒト族よりも歴史の古い、発明種族「ブルカヌス族」の男の子(人間より長生きなので、人間に置き換えた年齢は不明)。

 武器の力をパワーアップさせる支援能力が使える他、攻撃力が高い「斧・鎚」や飛距離のある「弩」を装備できるなど、全距離での活躍が可能。(CV:代永 翼)


・サーバント「ロボット (Robot)」

 「SF$9NW##! (了解!)」

 ブルカヌス族のカッテントに創造された、自ら考え動くことができる機械の人形。言葉は喋れないが主人には通じている様子。非常に防御力が高い盾役ユニットで、防具装備が必要無いため、資金的にも非常に助かる。


【スクリーンショット】


(C)FLIGHT-PLAN 2009

□フライト・プランのホームページ
http://www.flight-plan.jp/

(2008年10月31日)

[Reported by 滝沢修]



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