価格：3,990円

　株式会社アルケミストは、現在開発中のニンテンドーDS用恋愛アドベンチャーノベル「赤い糸 DS」の発売日を12月25日に決定した。価格は3,990円。

　「赤い糸 DS」は、携帯電話向けサイト「魔法のiらんど」で連載されたケータイ小説「赤い糸」のゲーム化作品。原作「赤い糸」は、2007年1月発売の書籍「赤い糸(上巻)」を皮切りに、現在までに5冊の書籍が発売され、のべ180万部を売り上げた人気作品となっている。また、今年12月にはフジテレビ系列で連続ドラマの放送が開始されるとともに、松竹から映画も公開される。

【イントロダクション】

主人公・芽衣(めい)は、どこにでもいる明るくキュートな中学2年生の女の子。1つ年上の幼なじみ、悠哉(ゆうや)にほのかな想いを寄せていた。だが、悠哉は芽衣の姉・春菜(高校1年生)を慕っていることを知り、芽衣は優しい姉への想いと嫉妬に揺れ動く。 　そんな悠哉への想いを、クラスメイトのアッくんとの擬似恋愛によって断ち切ろうとする芽衣。刹那的な恋愛を繰り返しながらも、どこか寂しげで純粋なアッくんに、いつしか芽衣は本気で惹かれてゆく。だが、想いが深ければ深いほど、彼らの幼い恋はお互いを傷つけてしまう。 　さまざまな想いをかかえながら、3年生に進級した芽衣たち。そんな中、新しいクラスで出会ったタカちゃんの一途な想いに、芽衣はまたもや揺れ動いてゆく。芽衣の優柔不断な態度が、タカちゃんに想いを寄せるクラスメイト・沙良(さら)の気持ちを知らず知らずのうちに踏みにじっていった。楽しいはずの修学旅行で激昂した沙良ともみ合いになった芽衣は、過失により沙良に重症を負わせることに……。 　思春期から大人への階段を不器用にのぼってゆく過程を、等身大に描き出す青春劇「赤い糸」。甘くも切ない恋愛、ゆるぎない友情、若さゆえの挫折、両親のたおやかな愛情……。そんな自らをとりまくさまざまな想いや出来事に、ときに向き合い、ときに傷つきながら、運命の「赤い糸」を探し続ける芽衣たち。 　彼らが繰り返し紡いでゆく「赤い糸」。本当の「赤い糸」は、いったいどこにあるのだろうか。

小説本のようにDSを横に持って読み進める

　ゲームでは、「赤い糸 上・下」の内容に沿い、芽衣の中学2年生から高校1年生までの姿が描かれる。原作通りの通常エンディングのほか、分岐によって、4つの新しいエンディングが用意されている。制作にあたっては、原作者のメイ氏が監修を担当している。

　プレイスタイルは、DS本体を90度回転させて持ち、小説本を読むような感覚でプレイ。主に左画面にキャラクタ、右画面にテキストが表示され、読み進める際にはタッチペンによる操作のほかに、十字キーの下(通常の左）を押すことで進行する。各キャラクタの音声は主人公の芽衣以外はフルボイスとなっている。

【キャスト一覧】
• アッくん：福山潤
• たかチャン：森田成一
• 悠哉：浪川大輔
• ナツくん：高橋広樹
• ミツ：高橋直純
• 芽衣の父：藤原啓治
• 海斗：杉田智和
• コータ：森川智之
• 美亜：三瓶由布子
• 優梨：前田愛
• 芽衣の母：川澄綾子
• 春菜：能登麻美子
• 沙良：花澤香菜
• 麻美：長沢美樹
• 菜穂：こやまきみこ

【スクリーンショット】
グラフィックスはキャラクタ絵ではなく、POPなデザインを採用している

□アルケミストのホームページ
http://www.alchemist-net.co.jp/
□DS「赤い糸」のページ
http://akaids.jp/
□「赤い糸」のページ
http://de-view.net/index.php?LU=akai-ito
□関連情報
【9月12日】大人気のケータイ小説をDSでゲーム化!
アルケミスト、DS「赤い糸 DS」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080912/akai.htm

(2008年10月14日)

[Reported by 滝沢修]