【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

【東京ゲームショウ2008レポート】

コーエー、タイトー、テクモイベントブースレポート

コーエーブース
10月9日~12日開催(9日、10日はビジネスデイ)

会場:幕張メッセ1~8ホール

入場料:1,000円(一般/前売り)、1,200円(一般/当日)
    小学生以下は無料


 多数のイベントが開催された東京ゲームショウ2008。本稿では、一般公開日において3つのブースで行なわれたイベントをまとめてレポートする。


■ コーエーブースイベントレポート
DS「采配のゆくえ」ステージに「いしだみつにゃん」が登場!

「関ヶ原の戦いの西軍は思惑を持った武将が多く一枚岩ではない。そこを説得して結束を高める過程を楽しんでほしい」と森中氏
 コーエーブースではDSの合戦アドベンチャーゲーム「采配のゆくえ」のステージイベントが開催された。イベントではまず「采配のゆくえ」のディレクター森中隆氏とCGディレクターの景由昌美さんの開発者トークからスタート。森中氏は「采配のゆくえ」が歴史の知識がなくても遊べるシステム・ストーリーであること、またキャラクタのアニメーションが多く楽しみながら武将の魅力に触れることができるゲームである、と語った。

 これまでのコーエーの歴史を題材にした作品と比較してみると、主人公の石田三成の前髪の尖り方など「采配のゆくえ」のキャラクタは大胆なデフォルメになっている。飛び出した感のあるキャラクタの造形で苦労した点を景由さんが語ってくれた。

「石田三成の一途な性格を突き抜けた前髪で表現した」 「島左近は豪快で包容力がある男性にデザインしました」 「たまきはマスコット。活発さを出すために服の丈を短くした」
「宇喜多秀家はおぼっちゃまということで南蛮具足鎧を着せました」 「徳川家康はマフィアのドンのイメージ。体型とキセルがポイント」 「井伊直政は赤備えの鎧でヒーローのようなデザインにしました」
「藤堂高虎は築城の名人ということで、定規を持たせてみました」


TVCMは倖田來未さんの新曲「TABOO」とタイアップ。ビデオレターで「新しい未来を切り開いていくという“采配のゆくえ”と“TABOO”のテーマは合っている」と話す
 森中氏は「歴史ゲームは難しくて手が出しにくい、という人のために誰でも気軽に楽しめるような歴史もの「采配のゆくえ」を作りました。ぜひプレイしてください」とコメントして開発者トークは終了した。

 イベントの最後は、ゲームの主人公である石田三成つながりということで滋賀県彦根市のマスコットキャラクタ「いしだみつにゃん」と「しまさこにゃん」がセットで登場。二人は司会者を通じ、「(ステージに出られて)感無量」、「(会場までは)寝台特急(で来ました)」と語り、「采配のゆくえ、プレイしてほしいにゃん!」とゲームを応援。愛嬌いっぱいの二匹(二人?)に来場者の心もゆるく癒されていった。こうして「采配のゆくえ」ステージイベントは無事終了した。

石田三成と島左近をモチーフにした「いしだみつにゃん(白いほう)」と、「しまさこにゃん(黒いほう)」。モンキーダンスが得意なようだ



■ タイトーブースイベントレポート
「ZUNTATAライブ」~DUDDY MULKなど名曲をメドレーで演奏~

 ゲームショウ一般日のタイトーブースでは、タイトーのサウンドチーム「ZUNTATA」によるミニライブが決行された。「ZUNTATA」とはかつて「ダライアス」シリーズなどのBGMを手掛けたことで知られるタイトーのサウンド開発部門。

 この日のライブのトークによれば、活動21年目に突入する「ZUNTATA」は現在ゲームの楽曲制作だけでなく、ケータイアプリの制作まで幅広く活動しているという。そして、「ZUNTATA」がバンドという形態で東京ゲームショウでのライブをするのは何と5年振り。ライブに集まって来た人をぐるりと見渡すと、筆者も含めて年齢層高めというか、昔から「ZUNTATA」を知っているという感じの人が多かったようだ。

向かって右からキーボード・COSIO氏、ボーカル・ばびー氏、ギター・中村氏、ベース・土屋氏 「DADDY MULK」や「フェイク」などの往年の名曲で歓声が上がっていた


【セットリスト】
・「ExtrEmE(fromスペースインベーダーエクストリーム)」
・「invAde yOu(fromスペースインベーダーエクストリーム)」
・ZUNTATA 20thメドレー~幕張の空に虹を見た~
・「URBAN TRAIL(fromナイトストライカー)」
・「G(fromレイフォース)」
・「フェイク(fromダライアス外伝)」
・「バーニング・ストーム(fromサイキックフォース)」
・「DADDY MULK(fromニンジャウォーリアーズ)」
・「電車で電車でGO! GO! GO!(from電車でGO!)」

 メインMCのばびー氏は「ZUNTATAって無くなっちゃったの? と聞かれることがありますが、そんなことはありません(苦笑)。昨年ロゴマークも一新したZUNTATAをこれからもよろしくお願いします」と来場者へ感謝の言葉を述べた。また「某大手ショッピングサイトなどでZUNTATAのアルバムが売れてランキングがアップすると大変喜んでいる」とのこと。「ZUNTATA」ファンの皆様は優れたゲームミュージックの思い出をくれたZUNTATAへの恩返しにアルバムを買ってみてはいかがだろうか?


■ テクモイベントレポート
Wii「プレシェキ!(仮)」パーティー開催 鼠先輩Wiiリモコンで“ぽっぽ”

 12日のテクモ株式会社では、Wiiリモコンを振って遊ぶパーティゲーム集「プレシェキ(仮)」のゲーム大会が開催された。「ぽっぽぽぽ」と1stシングル「六本木 GIROPPON」のフレーズを歌いながら登場したのは大人気ムード歌謡歌手「鼠先輩」。

 諸般の事情で撮影禁止となり画像が無いのが残念だが、白のスーツにパンチパーマ、金時計にサングラスといういつもの出で立ちで姿を現わした鼠先輩は「今日はテクモ先輩として来ました、よろしくお願いします~」と気さくに挨拶。鼠先輩が登場するとテクモブースに凄い勢いで客が集まりだし、「せんぱーい!」と声をかけていた。

鼠先輩と一緒に「プレシェキ!(仮)」を遊んでくれるのはテクモガールズ


 体験イベントは、鼠先輩とテクモガールズがWii「プレシェキ!(仮)」のミニゲーム「Let'sフリフリ! 楽しくシェイク!」をプレイして誰が一番高得点をたたき出すかという内容。Wiiリモコンをさわるのは初めてという鼠先輩だが、3秒間Wiiリモコンを振るというシンプルなルールなので十分に優勝の可能性があるといえる。

 鼠先輩の記録は一度目が86シェイク、2回目が76シェイクと減っていく。司会者に「2度目は疲れちゃいましたか?」と聞かれた鼠先輩は思わず「昨日ひとりぽっぽし過ぎちゃって(笑)」、「テクモガールズとぽっぽしたい」と夜のジョークを飛ばす。Wiiリモコンで下ネタをかませるあたり、さすがは大物新人歌謡歌手である。結果は95シェイクを叩き出したテクモガールズが勝利した。

 続いて鼠先輩は1stシングルの「六本木 GIROPPON」と2ndシングルの「おいた」を熱唱。歌詞の一部を「テクモブース」に差し替える、曲間にギャラリーと握手するなどサービス満点の鼠先輩のステージングに観客も大満足。最後に鼠先輩が「テクモのゲームで振って振って振りまくって楽しんでください!」とゲームをPRしてイベントは終了した。

□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「KOEI:TOKYO GAME SHOW 2008」のページ
http://www.gamecity.ne.jp/tgs2008/
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□タイトーの東京ゲームショウ情報ページ
http://www.taito.co.jp/special/2008/tgs/
□テクモのホームページ
http://www.tecmo.co.jp/
□関連情報
【10月8日】「東京ゲームショウ2008」
出展メーカー特設サイトリンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081008/tgs.htm

(2008年10月13日)

[Reported by 福田柵太郎]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.