|
会場:幕張メッセ
■ Wii「はたらくヒト」
製品版では、求人情報で仕事を探すところからスタート。選べる職業は全部で50種類だが、表示されるのはランダムで9個まで。お仕事はWiiリモコンとヌンチャク使用。種類によってはWiiリモコンだけでいいものもある。試遊台は好きなミニゲームがプレイできるよう設定されており、筆者はまず「野菜の収穫」を選択。画面内のゲージにあわせてタイミングよくWiiリモコンを振り上げ、畑から根菜を引っこ抜いていく。最初のうちはカーソルが遅めだが、連続で成功するうちに少しずつ早くなり、成功ラインのゲージ幅も狭まってくる。 続いてプレイしたのは消防士。火元にカーソルを合わせてAボタンを押すだけだが、チョコマカと動き回るほかの隊員に水がかからないよう注意。タンクがカラになったら十字キー上で水を充填。わりとシンプルなので「なんだ、カンタンカンタン」とタカをくくりつつ「酪農」を選んだら、これがなかなか難しい。Wiiリモコンとヌンチャクで牛の乳搾りをするのだが、左右交互に下に振り下ろした瞬間にボタンを押さねばならず、これが結構シビア。失敗すると牛の怒りゲージがためっていき、MAXになるとキレて牛が逃げ出してしまう。案の定「この人間ヘタクソなんだモー!」とばかり物凄い勢いで牛が逃げ出してしまった。失敗するとはした金しかもらえないため、とてもさびしい気持ちになる。
シュールな設定はともかく、ミニゲームは内容的にかぶるものもなく、なかなかバランスが取れており好印象。ひとりで遊ぶのはちょっとさびしいが、そのぶん大勢で楽しみたい人にはもってこいの内容といえる。11月27日発売予定で、価格は5,040円。
(C)2008 HUDSON SOFT
■ Wiiウェア「Tetris Party」
ひとりでハイスコアを目指す「ひとりでテトリス」、多人数対戦が可能な「みんなでテトリス」、テトリミノ(ブロック)の種類が少ない初心者向けの「やさしいテトリス」、2種類のマッチング形式で最大6人まで参加可能なオンライン対戦「ニンテンドーWi-Fiコネクション」、バランスWiiボードで操作する「バランスWiiボードでテトリス」といった6種類のゲームモードを用意。 王道テトリスも楽しいが、本作は「のぼってブロック」や「えあわせブロック」など、ルールがアレンジされたテトリスが楽しめるのも特徴のひとつ。筆者は体験プレイで「のぼってブロック」をプレイ。これは、フィールド内に小さな「クライマー(人)」がひとりチョコマカと左右に動き回るもので、テトリミノを積み重ねて段差を作り、少しずつ上に誘導していくというもの。 クライマーは段差が2段以上あるテトリミノは登ったり降りたりすることができず、落ちてくるブロックをうまく組み合わせなければならない。ラインを揃えてしまうとブロックが消えてしまうが、テトリスゆえ「ついやってしまう」ことが多く、これが結構なジレンマ。ラインが揃わないようじっくり段差を作っていき画面上まで誘導。ステージが進むと、途中で通過しなければいけないポイントやクライマーが最初から2段以上の段差に囲まれていたりする。
テトリスといえばこれまでにも多数の作品がリリースされており「いまさらテトリス?」と最初はいぶかったが、「のぼってブロック」をプレイして「なるほど、こういうアレンジもあるのか」と改めて感心した次第。10月配信予定で、価格は1,200Wiiポイント。
Tetris (R) & (C) 1985~2008 Tetris Holding, LLC. Licensed to The Tetris Company. Game Design by Alexey Pajitnov. Logo Design by Roger Dean. All Rights Reserved. Sub-licensed to Tetris Online Japan, Inc.
■ DS「カスタムバトラー ボンバーマン」
頭部、胴体、腕、足にそれぞれ好きなパーツが装備でき、スキルやスペック(能力パラメータ)が変化。組み合わせは19万通り以上あるといい、短い体験プレイの時間では、どれをどうすればいいか混乱してしまうほど。とりあえず強そうなものを装備させればいいかといえば、どうやら違う様子で、基本的には各ステージにあわせた装備を選んでいくのが正しいアプローチだという。
カスタマイズしたキャラクタ同士で対戦でき、ファンにはおなじみのバトルゲームも用意されている。基本システムがしっかりしているため「ボンバーマンがどんなゲームか」さえ知っていれば安心して遊べるのがいい。12月4日発売予定で、価格は5,040円。
(C)2008 HUDSON SOFT
■ その他の主な出展タイトル
(C)2008 HUDSON SOFT
(C)大林森、森永ひとみ/講談社 (C)2008 HUDSON SOFT/講談社
(C)2008 twn/(C) 2008 HUDSON SOFT
イラスト/赤津美和子
□ハドソンのホームページ (2008年10月11日) [Reported by 豊臣和孝]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|