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会場:幕張メッセ (4~6番ホール)
入場料:700円(前売り)、1,000円(当日)、小学生以下(保護者同伴)と60歳以上は無料
■ 11キャラクタがプレイアブルだった「THE KING OF FIGHTERS XII」(SNKプレイモア)
世界初のプレイアブル出展となる「THE KING OF FIGHTERS XII」(以下、KOF XII)。今回はアミューズメントマシンショーバージョンとしての出展であり、開発進行度は60%、特別に超必殺技が出し放題、表示されているゲージは体力のみとなっていた。 使用可能なキャラクタは草薙 京、麻宮 アテナ、リョウ・サカザキ、テリー・ボガード、ラルフ・ジョーンズ、二階堂 紅丸、キム、シェン・ウー、レオナ・ハイデルン、ロバート・ガルシア、アッシュ・クリムゾンの11名となっていた。製品版では20名になる予定とのこと。 グラフィックスは全てがドット絵で新しいものに書き換えられた。対戦形式は3on3だが、「KOF 2003」~「KOF XI」までのマルチシフト制ではなく、勝ち抜き制へと原点回帰している。操作については、前進後退ジャンプなどの基本的なレバー操作は変わりないが、KOF XIでレバー8方向+5ボタン(ABCDE)だったものが、旧来のシリーズと同じレバー8方向+4(ABCD)ボタンになっている。本バージョンでは必殺技などのコマンドは従来とさほど変更がなかった。 さっそく新システムについて紹介したい。 ・相殺 ・ガードアタック +(C+D) ・クリティカルカウンター 次は特殊操作について紹介したい。主な変更点は「ガードアタックの追加」、「投げコマンドの変更」、「受け身コマンドの変更」となっている。
プレイしてみて、従来のシリーズよりレスポンスが良くなっていると感じた。また、KOFシリーズにしてはキャラクタが大きく表示されている。本作は、グラフィックスを新しくすることで状況がわかりやすくなっていたり、システムが原点回帰しシンプルでわかりやすくなっているため、多くのユーザーに受け入れられるのではないだろうか。
(C) SNK PLAYMORE
■ 「GUILTY GEAR」シリーズのスタッフが制作中の最新作「BLAZBLUE(ブレイブルー)」(アークシステムワークス)
AOU2008 アミューズメント・エキスポでも出展された「BLAZBLUE(ブレイブルー)」。魔術と科学が融合された力を人類が手に入れた時代という設定の対戦格闘ゲームだ。 AOU2008 アミューズメント・エキスポでの使用可能キャラクタは4名だったが、今回はラグナ・ザ・ブラッドエッジ、ジン・キサラギ、ノエル・ヴァーミリオン、テイガー、タオカカ、レイチェル・アルカード、ライチ・フェイ・リン、アラクネ、シシガミ・バング、カルル・クローバーの10名が使用可能となっていた。 本作で特徴的なのが3つのゲージの存在。これらのゲージを戦闘中常に把握していくことが必須となりそうだ。
本作は「GUILTY GEAR」シリーズのスタッフが制作しているタイトルで、操作感も「GUILTY GEAR」シリーズに近いと感じた。操作方法はレバー8方向+4ボタン(ABCD)。プレイ開始時に「ABCD」、「DABC」の2種類からボタン配置を選択できた。 次に基本操作を紹介したい。特に投げ抜けや受け身は忘れないで欲しい。本作では投げから連続技につながるケースがあるので、投げられると大ダメージを受ける可能性があるからだ。連続技や連続ガードからは投げ抜け可能時間が長くなることにも注目しておきたい。また、ダウン中は攻撃を受けてしまうため、受け身も重要となる。
操作感が「GUILTY GEAR」シリーズに近いので、「GUILTY GEAR」シリーズのプレイヤーはすんなりと入っていけそうだ。続報に期待してほしい。
(C) ARC SYSTEM WORKS
■ 「デススマイルズ メガブラックレーベル」(ケイブ) 昨年発売されたケイブの横スクロールシューティング「デススマイルズ」のパワーアップバージョンで、今回のところは映像のみの出展となった。以下、筆者がプロモーション映像を見た範囲での印象を簡単にまとめてみよう。 萌え系の風貌が特徴の魔女(ヒロイン)たちや、ゴシックホラー調のグラフィックスで統一された世界観は前作から引き続き踏襲している。Aボタンで左方向、Bボタンで右方向にショットを撃ち分けるユニークなシステムや、ケイブ製シューティング伝統の華麗かつ過激な弾幕も健在(敵を倒すと弾が飛んでくる「撃ち返し弾」の存在も確認)だった。 ステージは以前にも存在した「湖畔」や「墓地」と思われる場所以外にも、いくつか新たなステージが追加されている。また前作では敵として登場した魔女サキュラが、今回は初めから自機として使えるようになっているのもファンには見逃せないところだろう。
ここ数年はショーの開催に合わせて新作シューティングをプレイアブル出展するのが恒例となっていたケイブおよびAMIブースだけに、プレイできずにがっかりしたファンも少なからずいるかもしれないが、稼働開始は10月10日予定なので興味のある方はいま少しご辛抱を。
(C)2008 CAVE CO., LTD.
□アミューズメントマシンショーのホームページ (2008年9月18日) [Reported by 木原 卓/鴫原盛之]
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