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9月30日~10月12日クローズドβテスト実施予定
「アトランティカ」はプレーヤーがNPCとパーティーを組んで冒険する。1レベルから3人の傭兵を雇うことができ、最大8人の傭兵を雇い、9人パーティーとなる。敵との遭遇はエンカウント方式で、戦闘はターンベースで進行する。日本のRPGに近いシステムを採用しており、これまでの韓国産MMORPGとはひと味違う作品となりそうだ。ソロ傾向が強いゲームだが、ギルドで都市経営が可能になっているなど、コミュニティ要素も注目である
■ 最大8人の傭兵を雇って戦闘、ギルドでの都市運営など、ユニークなシステムが盛りだくさん
「アトランティカ」の最大の特徴は最大8人の“傭兵”を雇うことができる点だ。本作は、傭兵を雇い協力して冒険していくという“NPCとのパーティープレイ”が中心となる。レベル1の状態から3人の傭兵を雇うことができる。以降、10レベルごとに雇う傭兵が増えていく。敵もパーティーで登場し、傭兵との連携が重要になる。かなりソロ指向の強いゲームといえるだろう。 NPCは剣士、猛獣使い、バイキングといった「近接系」、弓士、銃士、砲兵といった「遠距離系」、預言者、魔女といった「魔法系」が存在する。彼等はそれぞれステータスを持ち、プレーヤーと共に成長する。スキルを取っていくことで個性的なキャラクタへと変わっていくという。この他にも世界を放浪しているNPCなども存在していて、彼等を雇うことができるという。レアな傭兵なども登場しそうである。 本作は世界観に現実の中世に近いものが設定されており、傭兵NPCもこれを反映している。日本の鎧武者のようなキャラクタや、西洋の魔女のようなキャラクタ、クレオパトラのようなエジプトの女王風のキャラクタなど、バリエーションが豊富だ。世界を巡ってバラエティ豊かなパーティーを作るのは本作の大きな楽しみとなるだろう。ロボットのような機械を使う謎の文明のキャラクタなども仲間になる。 戦闘はエンカウント方式で開始され、ターンベースで進行していくという日本のRPGの影響が色濃いシステムだ。敵キャラクタもパーティーを組んでいてパーティー同士がぶつかり合う戦闘となる。各キャラクタごとにスピードが設定されており、コマンドを入力して戦闘が進行する。パーティーでどう連携できるかを学んだり、敵に合わせてコマンドを選択したりと、“戦略性”が本作のウリだ。韓国産MMORPGでは珍しいシステムとなりそうだ。ちなみに、主人公が倒されるとその時点で戦いに敗北してしまう。傭兵でいかに主人公を守るかも気をつけなくてはいけない。 「自動移動システム」も本作の大きなセールスポイントだ。クエストのNPC、ダンジョンまでの道、主要なキャラクタなど、ガイドボタンを押すことでそこまで自動的に移動できる。アイテムの情報や、基本的な武器、狩場での適性レベルのモンスターや、そのモンスターの生息地などはゲーム内の「辞書」で調べることができる。「もう、迷わせない」というのが本作のキャッチフレーズだが、この言葉には「他のタイトルではなくこのゲームを遊んで欲しい」という意味と共に、「ゲーム内でプレーヤーを迷わせない」という意味も込められている。 ソロ指向の強いゲームシステムだが、3人までのパーティーが可能で、その場合、味方のキャラクタだけで最大27人ものキャラクタが登場する。また、3vs3のPvPも可能だ。武術大会、国家戦など対戦メニューも用意されている。どんな傭兵で、仲間とどういう編成で戦うか、対戦も楽しそうだ。 大きな目玉となるのが「都市経営システム」だ。本作では最小4人、最大40人まででギルドが作れる。ギルドで「ギルドポイント」を貯めることで都市を支配することができる。都市は建物を建て、投資することで商業、工業、治安、衛星といったパラメーターを上昇させることができる。 作ることができる施設は、キャラクタの体力を回復できる「病院」、アイテム販売を登録できる「市場」、市場を利用するために必要な口座を開設する「銀行」、他の村に瞬間移動できる「旅行社」などがある。ギルドは都市経営だけでなく、他の都市を下位に所属させ、国王を目指すこともできる。国王になれば、国家戦を行なうなど大きな権力を握ることができる。開発元のNDOORSは、「君主」を制作した会社としても知られており、都市運営に関しては、「君主」のシステムを更に発展させたものになるという。
ソロプレイでもパーティーを組み、ターンベースの戦闘という日本のRPGの様なシステム、都市を運営できるギルドシステム、日本やヨーロッパ、中東など、現実の世界を思わせる各地の個性がはっきり出た世界観など、「アトランティカ」はユニークな作品となりそうだ。是非βテストに参加していただきたい。
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□ネクソンジャパンのホームページ (2008年9月2日) [Reported by 勝田哲也]
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