価格：5,040円

　株式会社コーエーは、10月23日発売予定のニンテンドーDS用合戦アドベンチャーゲーム「采配のゆくえ」の新情報を公開した。

　今回公開されたのは、ゲームのメインシステムの情報と、ゲーム中に登場する4人のキャラクタのグラフィックス。ゲームの流れから順番に紹介する。

　本作のストーリーは複数の「話」で構成され、各話は「関が原の戦い」の各戦局を1つの「章」とした章立て形式で進行する。さらに各章は大別して「戦略パート」と「合戦パート」に分けられる。

　戦略パートは、合戦前に戦場や陣地を巡って、情報収集や工作を行なうパート。合戦中の戦略のみではなく、時系列をさかのぼり、合戦以前の権謀術数の攻防を行なうこともある。プレーヤー(石田三成)は、さまざまな場所や武将を訪れ、相手との会話によって得られるアイテム「言ノ葉」や「所持品」を収集。これらをもとに各局面において適切な選択肢を選ぶことでストーリーが進行する。

【「戦略パート」コマンド】

・会話
　対面する武将と会話する。さまざまな情報を聞きだしたり、ストーリー展開に重要な「言ノ葉」を入手することがある。

・移動
　主人公・石田三成を移動させるコマンド。ストーリーの展開によっては、移動可能な場所が増えることもある。

・注目
　した画面に表示された画面内の気になる場所を注目する。「所持品」を獲得することもある。

・使用
　収集した「所持品」を使用する。使用するとストーリーが新たな展開を見せることがある。

【「合戦パート」コマンド】

・報告
　戦場にいる武将から状況を報告してもらうコマンド。三成は本陣にいるため、開戦直後は戦場の状況はわからないため、各武将から送られてくる情報をもとに戦局を把握し、次に打つ手の判断材料としていく。各武将の報告は、あくまでもそれぞれが置かれている主観で語られるため、プレーヤーは客観的に判断する必要がある。

・伝令
　味方部隊に指示を出すコマンド。「伝令」の具体的な指示内容は、そのときどきの情報や戦況によって選択肢が変化する。また、三成の信頼が薄い時は、味方が指示を受け付けないこともある。このような時は「説得」を行ない、武将を説き伏せる必要がある。

　「説得」は、各パートにおいて、武将の思惑を変える必要がある場合に発生する。「説得」では、石田三成と対象武将が1対1で問答を繰り広げる。プレーヤーは投げかけられる議論に対して、集めた情報の中から適切なものを選択して返していく。「説得」に成功すると、新しい情報を引き出したり、戦場での指示を受け付けるようになる。

【登場キャラクタ】
大谷吉継石田三成の親友。豊臣秀吉をして「百万の軍を指揮させてみたい」と言わしめた、優れた軍才の持ち主。しかし、死病に冒され、視力を失っている	井伊直政徳川家康の家臣。家康に心酔しており、その言葉・行動はすべて正しいと信じている。ひるがえって、家康の敵は、すべて悪である
福島正則豊臣秀吉に重用された、豊臣家の家臣。石田三成を嫌って、東軍に属す。優れた武力を誇るものの、やや思慮に欠け、ダマされやすい	謎のくの一神出鬼没のくノ一。その経歴、目的のいっさいが、謎に包まれている

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□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「采配のゆくえ」のページ
http://www.saihai.jp/
□関連情報
【7月30日】コーエー、DS「采配のゆくえ」
発売日が10月23日に決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080730/saihai.htm
【7月11日】コーエー、ω-Forceの最新作の正体が判明
合戦アドベンチャーゲームDS「采配のゆくえ」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080711/saihai.htm
【7月4日】コーエー、“ω-Force”最新作のティザーサイトをオープン
プラットフォームはニンテンドーDS
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080704/omega.htm

(2008年8月21日)

[Reported by 滝沢修]