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任天堂とメーカー54社、ゲームソフトを複製する「マジコン」の
輸入・販売行為の差止を求め東京地裁に提訴

7月29日 発表

 任天堂株式会社とソフトメーカー54社は、不正競争防止法に基づいて、「マジコン」と呼ばれる機器「R4 Revolution for DS」などの機器の輸入・販売行為の差止などを求める訴訟を、同行為を行なう複数社に対して東京地方裁判所に提訴したことを明らかにした。

 今回の提訴を行なったのは、任天堂のほか、DS用ゲームソフトを開発・販売しているソフトメーカー。ソフトメーカーには、アークシステムワークス株式会社、株式会社コーエー、株式会社セガ、株式会社ジャレコなど、計54社が名を連ねている。

 提訴の対象となっているのは、通称「マジコン」と呼ばれる、ゲームソフトのROMイメージを複製する機器。これらの機器を使用すると、インターネット上の違法アップロードサイトなどから入手したROMイメージが、DSで動作可能となる。このため、メーカー各社は極めて大きな損害を被っているとしている。

 提訴対象の会社は、嘉年華株式会社、夏黎株式会社、株式会社カミヨコ、株式会社DIGITALNAVIGATOR、株式会社クリエイティメイトの5社となっている。

 任天堂およびソフトメーカー各社は、このような機器が市場に蔓延することにより、コンピュータゲーム産業全体の健全な育成・発展が阻害されると判断し、「マジコン」と同種同等の機器に対して、継続して断固たる法的処置を講じるとしている。

□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2008/080729.html (任天堂)

(2008年7月30日)

[Reported by 滝沢修]



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