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カプコン、E3プレスカンファレンスで
「ロスト プラネット」の映画化を発表

7月15日(現地時間) 発表

【映画「ロスト プラネット(仮称)】

2011年 公開予定

「ロスト プラネット」の映画に携わる主だったメンバーが壇上に並んだ
映画好きとしても知られる稲船敬二氏。今回の映画化は本当にうれしそうに見えた
 株式会社カプコンは、「E3 Media & Business Summit 2008」においてプレスカンファレンスを開催。「ロスト プラネット」がハリウッドで映画化されることを明らかにした。

 映画「ロスト プラネット」は、脚本家に映画「X-メン」の脚本などを手掛けたデイビッド・ヘイター氏(『メタルギア ソリッド』のスネーク役としても活躍)、プロデューサーに映画「スパイダーマン」シリーズのプロデューサーとして名高いアヴィ・アラッド氏を起用、シーサイド(社長スティーブン・ポール氏)を制作会社として制作される。配給はワーナー・ブラザーズにより、全世界での公開を予定。

 同社は「バイオハザード」シリーズをはじめ、現時点で、2009年に実写版映画「Street Fighter: The Legend of Chun-Li(仮)」、映画「クロックタワー」、2011年には映画「鬼武者」の公開を予定するなど、ゲーム初のコンテンツを映画化、映像化することに熱心に取り組んでいるメーカーの1つ。フルCGの長編作品「バイオハザード ディジェネレーション」も鋭意制作中。

 「ロスト プラネット」のプロデュースを手がけたカプコンの稲船敬二氏は、「このゲームは制作時に『ハリウッドで映画にしても恥ずかしくないゲームを作ろう』という意気込みでスタートした作品。ハリウッド映画で何が必要か、ということを考えていった結果、氷の世界、ひねりのあるラブストーリー、日本制作ならではの魅力としてのロボットをきちんと表現することといった要素を入れていった。ゲームが完成して、映画化の話が来たとき、アヴィ氏はこのゲームをすごくわかってくれていて、このゲームの一番の理解者だったと思う。自分としても、伝えたかったことが理解されていることは、映画好きとしてもゲーム好きとしてもうれしかった。たくさんのスタッフが関わって作ったゲームが、またたくさんのスタッフが関わって映画になることに興奮を覚えている」とコメント。

 辻本春弘代表取締役社長も「アヴィ氏のチームはゲームに理解がある。こうしてゲームが映画化し、ゲームと映画の新しい仕組みを作っていくことで、カプコンがコンテンツ企業としてさらに成功することに期待している」と挨拶した。公開時期は2011年。映像がどのようなものになるのか気になるところだ。

「LOST PLANET The Movie」とプレゼン資料には記述されていたが、映画版のタイトルはまだ仮称 原作となった「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」


Character Wayne by (C)Lee Byung Hun/BH Entertainment CO., LTD,
(C)CAPCOM CO., LTD. 2006, 2008 ALL RIGHTS RESERVED.

□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」のページ
http://www.capcom.co.jp/lostplanet/
□プレスリリース
http://ir.capcom.co.jp/news/html/080716.html

(2008年7月16日)

[Reported by 佐伯憲司]



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