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「東京おもちゃショー2008」開幕
キラリとしたアイディアが光る作り込まれた最新おもちゃがズラリ勢揃い

6月19日~22日 開催 (一般公開日は21日~22日)

会場:東京ビッグサイト

入場料:無料 (一般公開日)

 最新のホビー、トイ関係商品がズラリ勢揃いする「東京おもちゃショー2008」が6月19日に東京ビッグサイトで開幕した。19日と20日は業者日で、関係者以外はいることはできないが、21日と22日は一般公開日で無料で入場することができる。

 数年前に吹き荒れたロボットブーム、小型ラジコンブーム、ヘリコプターや飛行機の室内型赤外線コントロール飛行機など、技術がブレイクすることで新しいタイプの商品が登場するというトレンドはここ数年なりを潜めている。今年もそういった流れはなく、昨年あちこちのブースで出展されていたエアギター商品はほとんど見掛けなくなった。これもホビー、トイ商品が流行に敏感であり左右される事を現わしている。

 では、今年の傾向として、これまでの商品を踏襲した商品ばかりでつまらないかと言えば、上手くデジタルと融合したアイディアがキラリと光る商品が散見される。子供に向けては、土曜日、日曜日の午前中にテレビをにぎわしているキャラクタものがズラリとならぶが、現在20歳代から30~40歳代の大人を対象とした商品も目に付く。少子化の中、子供だけでなく大人も楽しめる市場が確立されていると言うことだろう。

 毎年、トレンドから商品をまとめる手法で見せてきたが、今年は興味深い商品がバンダイ、タカラトミー、セガトイズに集中していたように見受けられた。各社とも特長を活かした商品が並んだため、それぞれ少しずつ違った商品であるように感じた。そういった点からも出展社ごとに分けて特徴的な商品を順次ご紹介している。そして最後にはそれ以外の注目商品を取り上げてみたので、参考にしていただきたい。


■ バンダイ

バンダイブースで開催された新製品プレゼンテーションに古谷徹さんと若井おさむさんが駆けつけた
 キャラクター商品について圧倒的な強みを発揮するバンダイだが、今年はそれだけに留まらない様々な新規市場を開拓しようという意欲的な商品が列んだ。

 相変わらず人気のガンダムでは、新世代のガンプラ「MG RX-78-2 ガンダムVer.2.0」と、「ビームサーベル」をリアルに再現したサウンドトイ「HY2M Air Shock Battle 1/12 ビームサーベル」が特に注目を集めていた。

 「HY2M Air Shock Battle 1/12 ビームサーベル」は簡単に説明すると、ビームサーベルの束の部分を再現した商品で、振るとアニメで聞き慣れたあの音声が鳴るというもの。しかしその凝り方が半端ではなく、切る、付くなどのアクションをセンサーで検知し、それぞれに対応した音声が再生される。さらに同じ「突く」アクションでも、踏み込み如何によってその後の爆発音に変化が出るなどの凝りようだ。

 いくつかのモードが用意されており、音声が再生される「通常モード」のほかに、シナリオモードでは1年戦争を7つのステージに分けて再現。ザクを突き、グフに挑み、エルメスとの戦いを経て最終的にはジオングと対決することになるという。ここではアムロ・レイ役の声優・古谷徹氏によるセリフも収録。盛り上げてくれる。何度もクリアすれば、通常モード時に“ニュータイプ音"が鳴りやすくなるとか。

 このほかに対決モードがあり、ビーム同士の激突音が楽しめる。ちなみにセンサーだけでなく、振動機能も搭載しており、時折、振動することでプレーヤーを刺激してくれる。9月発売予定で4,980円。

 19日に同社ブースで開催された発表会には、古谷徹さんと芸人の若井おさむさんが登場。お二人とも「HY2M Air Shock Battle 1/12 ビームサーベル」を気に入ったようで、古谷さんは何度も振ってその音の感触を確かめていた。また、若井さんは「常に携帯したい」と絶賛していた。

音声と振動のギミックで“ビームサーベル”を体感できる「HY2M Air Shock Battle 1/12 ビームサーベル」。グリップのみだが、振ると振動とともにビームサーベルの音が発せられる 手元のボタンで各種モードを切り替えられる。シナリオモードではアムロの声も入り盛り上げてくれる。筆者の手は大きめだが、男性であればしっくりくる太さと言えるだろう 「HY2M Air Shock Battle 1/12 ビームサーベル」のプレゼンテーションは古谷さんと若井さんが息のあったナレーションで盛り上がった
古谷さんは「HY2M Air Shock Battle 1/12 ビームサーベル」について、「細かいところまで再現されているんです。ビームサーベルってこうなってたんだと感心しました」と絶賛。開発中のものを受け取ると嬉しそうに振りながら「電源入れると震えるんです」と感想を語った 古谷さんと同じステージに立つということで、商品名を思わず間違えてしまうくらい緊張していた若井さん。「HY2M Air Shock Battle 1/12 ビームサーベル」については「常に携帯したいですね」とコメント


 テレビに繋ぐだけで200倍の顕微鏡として誰もがミクロの世界を楽しめる商品が「アイクロップス」。6月下旬に7,980円で発売される。球体のカメラ部分と柄の部分で構成されており、ビデオ端子の突いたコードをテレビにセットするだけで準備はOK。球体の中にカメラがセットされており、球体の先端部分を対象物にくっつけると、その部分にピントが合うようになっている。くっつけると暗くなると思われるかもしれないが、この部分にライトが当たるよう工夫されている。大画面テレビになればなるほど大きく表示されると言うことになる。

 付属品のコップのような容器を使えば、水中に潜む微生物も研究することができる。頭にくっつければ頭皮を研究することもでき、子供の旺盛な好奇心を手軽に満たしてくれるなかなか優れたアイテムと言えるだろう。倍率は変えることができないなど自由度は低いが、逆に手軽で安価を実現している。

日本おもちゃ大賞でイノベーション・トイ賞を受賞した「アイクロップス」。テレビに接続するだけでミクロの世界が大きく映し出される 球体の先端部分にちょうどピントが合うように設定されており、調べたいものに対して接するようにしてアイクロップスをセットする 水の中に潜む生物なども付属品のケースに入れてセットすれば調べることができる


 怪獣ファンにはたまらないこだわりのラジコンが登場した。「ゴジラ対メカゴジラ」に登場するメカゴジラがラジコンとして12月に発売される。商品名は「R/C メカゴジラ(仮)」で、価格は未定。

 ファンにはおなじみだが初代の1974年版をモデルとしており、歩行はもちろん映画で登場したギミックは全て再現できるという。実際に会場では左右独立して手を回転させたりクロスアタックビームのシーンを再現するなどしてみせた。制作側のこだわりはなかなかすごく、頭部が回転するところで上半身が振動するのだが、こういったところも映画をそのまま再現しているという。

 コントローラーも現在開発中で会場に展示されていたのはデザインが確定していないものだったが、本格的でかなりの迫力だ。スケールも大きく本格的なラジコンなので価格が不安材料だが、それに見合った仕上がりになりそうな予感だ。

かなり巨大で、迫力充分な「R/C メカゴジラ」。1974年版で細部にわたって細かく再現されているだけでなく、歩行はもちろんのこと映画で描かれているギミックは全て再現できるという自信作
どれほどリアルかというと頭部がクルクル回るギミックが搭載されているが、回るときに上体がぶるぶると揺れるその揺れ具合も映画のまま再現されているという 写真は試作品でデザインが変わる可能性もあるが、プロポも本格的なものとなっている。12月発売予定で価格は未定


 テレビに接続するだけですぐにゲームが楽しめるLet'sTVプレイシリーズの新作は、「ドラゴンボールZ」と「ワンピース」のキャラクタが登場するという豪華な内容だ。今回は体感要素だけでなく音声入力も採用しており、よりヒーローになりきってゲームを楽しむことができる。今秋発売予定。

 両方の手のひらにセンサーをセットしパンチや気功波を出して戦いながら、もちろん必殺技も出すことが可能。必殺技では技の名前を叫ぶことで選択できる。ここで音声入力が採用されているわけだ。デモプレイではかめはめ波と元気玉を選択し使用していた。さらにステージ中に仲間を選択し共に戦うといった要素も披露された。このほかにもチョッパーを使って体力を回復するなど原作を知る人にはより楽しくなる要素が仕込まれている。

「ドラゴンボールZ」と「ワンピース」のキャラクタが登場するLet'sTVプレイシリーズの新作「バトル体感ゴムゴムのかめはめ波」。今作の特長はセンサーによる体感操作だけではなく、マイクが搭載されており音声操作も行なえる点にある。センサーは両手の手のひらにセットする
技を選択するときに技の名前を言わないと選択することができない。ヒーローになりきって技の名前を叫べば、よりゲームにのめり込めるだろう。写真はカメハメ波を放ったところ それだけでなく仲間を呼んでコンビで攻撃することもできる。作品の枠を超えたタッグプレイが可能だ


子供の頃に箒を手のひらの上に逆さまに立ててバランスを取る遊びを誰もが経験したのでは無かろうか。それをトイ化したのがこの「棒ゲ~」。男性の声のバージョンと女性の声のバージョンの2種類が発売となる 発表会では“おじゃるず”が登場しステージ上で遊んでみせた。長い間バランスを取ることができなければ「へたくそ」と「棒」から叱責を浴びることになる


先日、リリースが発表され弊誌でもご紹介した「イケメンバンク」。500円を投入するとストーリーが進行するシステムで、選択肢が現われる事もあり、ストーリーも分岐するという
発表会に登場したタレントの西川史子さん 「イケメンバンク」の監修も行なった清水おりえ氏。「女性にドキドキして欲しくて作った」と「イケメンバンク」を説明
「西川さんに実際に『イケメンバンク』を試してもらいましょう」ということで500円玉を入れるとリアルイケメンがセットから出てきて西川さんに「ありがとう」とささやいた 最後のフォトセッションでイケメンに囲まれてニッコリな西川さん


5秒でストップさせるのを遊びとして確立してみせた「5秒ストップ」。単純ながら、ついつい熱くのめり込んでしまう魔性のゲーム性を秘めている。「∞(むげん)エダマメ」で新たな可能性を引き出した次を担うシリーズだという


女児用の電子手帳「モバイルコミュニケーター スマートベリー」。基本的には電子手帳だが世相を敏感に反映しており、流行りのスマートフォンなどをモデルにスライドするようになっているほか、タッチペンでイラストを描いてそれを無線でやり取りすることもできる


■ タカラトミー

 毎回多彩な商品が並ぶタカラトミーブース。

 今回は超小型カラオケの「Hi-kara (ハイ・カラ)」がブースに入ってすぐの所に設置されており多くの人の注目を集めていた。小型のキューブ状の本体で、マイク付きのヘッドセットを使用してひとりでもカラオケが楽しめるのが特長。この本体には液晶画面が用意されているので、つまるところテレビに接続しなくても楽しむことができる。

 ヘッドセットを2つ接続すれば二人っきりの世界でデュエットが楽しめ、テレビに接続し、マイクをつければもっと大勢でも楽しむことができる。楽曲はカセットで追加することもできるほか、ネットに接続し曲データをダウンロードし「Hi-Kara専用ダウンローダー」を使用すれば専用カートリッジに記録して楽しむことができる。

 実はこれは「e-kara」で採用していたシステムそのままだが、Hi-Kara専用のカートリッジになっているため、残念ながらこれまでのカートリッジやデータを流用することはできない。同社では専用のドックやワンセグチューナー、FMトランスミッター、おふろスピーカーまで参考出品していた。広範囲な商品展開を予定しているようだ。10月18日に10,500円で発売される。

超小型のカラオケ「Hi-kara (ハイカラ)」。ヘッドセットをつけて外に音が漏れないようにひとりでカラオケが楽しめるほか、ヘッドセットをふたつ取り付ければデュエットも楽しめる。さらにテレビに接続し大勢で楽しむことも可能。歌はダウンロードしてカセットに焼くこともできる


 まさに未確認飛行物体の「QFO」。クルクル回ることでふわふわと浮かび、赤外線コントローラで操作できるという。本体の重さは実に約9g。燃料補給 (充電) は30分で、4分から5分の飛行が可能。コントロールエリアは7~8mだが、赤外線コントロールであるため障害物のあるところでは操作できない。基本操作は上昇・下降のみ。もちろん傾けば旋回飛行となるので、ふわふわゆらゆらとした動くが楽しめるのだろう。……というのも、会場では実演デモは行なわれなかったためだ。

 カラーはGold・Shilver・Red・Blueの4種類。各4,200円で9月下旬発売予定となっている。初回購入者特典としてQFOカバーが付く予定だという。

 まだまだ謎の多い商品だが、今後、“未確認”の部分が明らかにされていくのではないだろうか。

まだまだ謎の多い「QFO」。いわゆる赤外線コントロールUFOのようだ。9月下旬に4,200円で販売される 静止した状態では左写真のようになっており、ちょっとUFOには見えない。だが回転し始めると右写真のようにUFOっぽくなり、これがフワフワと飛行するという。赤外線コントロールで操作可能


 こちらも衝撃的な赤外線コントロールカー「エアロスパイダー」。壁だろうが天井であろうが、硝子のテーブルの裏だろうがスイスイと走ってしまうのだ。

 秘密は車体の背面中央にセットされたファンにある。壁に付けるとこのファンで空気を吸うことで軽い真空状態を作りだし、これ利用して壁などに貼り付くわけだ。車体は非常に軽いため、こういったことが可能となっており、さらに軽いことが幸いして天井などから落ちても衝撃には強い方だという。前進、更新、左右旋回などが可能で、AバンドとBバンドの2種類の車体が用意されており、2台まで同時走行を可能としている。

 1mm程度であれば大丈夫ということで、壁紙などが張ってあってもある程度は大丈夫だという。10月下旬発売予定で4,725円。

壁だろうが天井だろうが走行可能という赤外線コントロールカー「エアロスパイダー」。車の底面がピタッと壁にくっつくようになっており、車体の中央部分で空気を吸い込むことで壁に吸い付くシステムとなっている。壁紙など1mm程度のデコボコであれば走行可能だという。右上の写真は車体の裏面を撮影したのではなく、硝子のテーブルの裏を走っているところ!


4月に弊誌でもお伝えした「2008 タカラトミーグループ 夏商談会」においても出展されていたが撮影禁止だったためスペックだけを掲載したが、今回は遂に写真撮影可能となったのでお伝えする ホバークラフト独特のの「スススー」と滑るような動きが再現されておりそれだけで楽しい
赤外線コントロール方式で約40分充電し約3分間楽しめる。手のひらサイズで小さいのもひとつのポイント。前回もお伝えしたが、残念ながら水上は走ることはできない


「ワンタメ」の世界を広げる新製品「ハピハピキューブタウン」。本体の右上の液晶が付いているところが「ハピーキューブ」で、このキューブの横のキューブに描かれている所に移動することができる。また、これには通信部分が搭載されており、ココだけ取り外してアーケード版のワンタメに持って行き、セットすることができる 全体がルービックキューブのようになっており、それぞれの面にお店や行き先、移動手段などの絵が描かれており、ガチャガチャと回すことによって行き先を選択することができる


■ セガトイズ

 家庭用プラネタリウムや癒し系の商品、可愛らしいキャラクタ商品、そしてセガトイズと言えばロボットということで、今回出展されたロボット系の商品を3種類紹介したい。

 もっとも注目なのは女性型のアンドロイド「エマ (E.M.A.)」。名前の意味は「永遠の女性を具現化した」というもの。開発理由としては、メイドやツンデレブームを受け「玩具初の女性型エンターテイメントロボット」を目指したのだという。最大の特徴は女性らしいシルエット、実際にさわりコミュニケーションを取ることで反応する“EMA回路”を搭載したことなどが挙げられる。さらにロボットのような歩き方とは一線を画した動きを目指したという。

 様々なモードを踏査しているが、インタラクティブモードではキスをするような仕草をするなど、これまでのロボットトイにはない動きも登録されている。さらにコマンドを入力することである程度コントロールすることが可能なのだが、コマンド入力はこれまでのようなプログラム方式ではなく、実際にさせたい動きを人形遊びのようにロボットを動かして設定させるというのも面白い点だろう。

 「エマ」は9月26日に18,900円で発売予定。このほかに注目なのは600語もおしゃべりするという「Friend of Friends/ミッキーマウス」。そしてペットロボットという市場を確立したセガトイズの新作「夢いぬDX ゴールデンレトリバー」だろう。「夢いぬ」はとにかく大きくてかわいいので、「おもちゃショー」に来る人は注目だろう


セガトイズの新型女性型アンドロイド「エマ」。同社の解説者によれば「女性らしいアンドロイドがないため企画した」と言うことフォルムは非常に女性らしいスタイルとなっている 扱いやすさも重要視されており、動きをプログラムするのも実際にエマの腕を上げたり下げたり足を上げたりおろしたりと、人形遊びをするように実際に動かしてプログラムするというこれまでにないシステムとなっている インタラクティブモードではキスをするような仕草をするなどこちらも女性を意識した動作が登録されている


「Friend of Friends/ミッキーマウス」は600語をもおしゃべりする本格派。おしゃべりすると鼻や口が動き表情豊かに語りかけてくれる。本物並ということで、ここまでリアルなミッキーマウスの商品はあまりないというほどの出来映えだとか。手や頭、そして傾きセンサー(抱っこセンサー)が搭載されており、色々コミュニケーションを取れる。馴れてくると会話も変わってくるという。10月2日に13,440円で発売予定


本物並に大きな「夢いぬDX ゴールデンレトリバー」。各種センサーが仕掛けられており、音声を認識しており左右の手でお手をするなど可愛らしい。さらにこちらから音声コマンドを伝えれば、ふせをしたりおすわりをしたりアクションを起こす。9月26日に34,650円で発売予定


■ その他

 会場で見掛けた気になる商品をピックアップしてみた。


【新しい「貯金箱」いりませんか?】
タカラトミーの人生バンクに続く貯金箱シリーズ第2弾ともいえる商品「貯金伝説 バンククエスト」。追って詳しくお伝えするが、ゲーム中の武器や防具、薬草までもリアルなお金を貯金することで買うことができるというのがすばらしい。5円から500円玉まで自動で識別し金額が記録され、その貯金金額で武器を強化していく。装備品を大人買いで買いそろえ一気に進めることも可能だし、コツコツと進めることも可能 大和玩具の「カネゴン カウンターバンク」。お金を入れると胸の液晶にカウンターがアップされていく。500円を入れるとカウンターがスロットとなり、777が揃うとカネゴンが秘密のセリフを言ってくれるというギミック付き。造形もリアルなだけに、どんどんとお金を食べてくれそうな貯金箱


【倒れない! 2輪走行バイクRCなど】
タカラトミーのCAULシリーズ最新作「iRC BIKE」。全長10cmで非常に小型だがジャイロ機能を搭載しており、2輪走行しても倒れないようになっているというスグレもの。基本操作は左右だけだが小回りが利き、この簡単操作は逆に室内で遊ぶ分には充分ともいえる。赤外線コントロール方式で5分充電で5分走行。車種はフォルツァZシルバーとレッド、マジェスティCのブルーとブラックの4種類。12月発売予定で4,179円
タイヨーの「ウィリーアクションバイク(仮称)」。バイク型のコントローラーが面白い。スロットルをひねるとアクセルとなり、ボタンひとつでウイリーが可能となっている。結構大きく、迫力ある走りが楽しめる。9月発売予定で12,390円


【遂にコクピット型の子供向けゲーム機登場】
エポック社の「ドラえもん乗って体感!! テレビドライブ」。これまでテレビに接続して遊ぶタイプの商品は、比較的コンパクトなコントローラだけというスタイルが多かったが、こちらは子供用のイス付属する。「おでかけドライブ」やどら焼きを盗んだ泥棒を捕まえる「パトカーゲーム」などのほか、交通安全ルールを教えてくれる「こうつうあんぜん」なども収録。テレビに繋げなくてもサウンドとアクションが楽しめるモードも搭載費ている。本日は関係者の日で大人しか来場していなかったため右写真のようになっていたが、子供であればちょうど良い大きさだ。7月19日発売予定で15,540円


【リアルでどこまでも突き進む、戦車の中の戦車】
タミヤの「ドイツ戦車パンサーG後期型(4chユニット付)」と「ドイツIV号戦車J型(4chユニット付)」。前進後退、左右の信地旋回、超信地旋回、砲塔旋回、砲身の上下コントロールなどが可能。右写真をご覧いただくとわかるが、急勾配もパワフルに登っていく。送信機も付いたセットで、7月12日頃に14,490円で発売予定


【子供パソコンと鍵盤が合体!!】
エポック社の「ハローキティ ピアノパソコン」。パソコンと鍵盤が一体化した意欲作。鍵盤は光ガイドでそれ単体でも学べるほか、テレビに接続することで画面に表示される楽譜を見ながら学ぶこともできる。マウスがキティの形で、マイクにもなっている。13,440円で発売中


【歩いた歩数を金額計算??】
他のブースにはない面白い商品が多いハピネットのブースに出展されていた「タクシーウォーカー(仮)」。基本的には歩数計なのだが、それをタクシー料金に換算。生々しく金額で表示してくれる。長い時間歩けば「長距離割増モード」になるなどちょっとしたひねりが利いている。参考出品で2,079円


【3軸地磁気+3軸加速度センサーを使った新プラネタリウムソフト】
フェアリーデバイセズの「StellarWindow v1.0」。USBデバイスとソフトのセットで希望小売価格が25,000。夏休み前に発売したいという。USBデバイスには3軸地磁気+3軸加速度センサーが仕込まれており、USBデバイスをセットしたパソコンが向いている方向を検知し、その方向にある星座などを表示してくれるという新型のプラネタリウムソフト


□「東京おもちゃショー2008」のホームページ
http://www.toys.or.jp/toyshow/

(2008年6月19日)

[Reported by 船津稔]



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