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会場:グランドプリンスホテル赤坂
今回の発表の中でゲームに関係するものとしては、Yahoo! ケータイのメニューデザインの変更がある。特にゲーム向けにデザインされたわけではないが、アイコンの配置変更や横画面対応などにより、従来とは異なる操作になるため、ユーザーは覚えておくといいだろう。この変更は7月1日に行なわれる予定。
このほか、ゲームに関するサービス面での話題はなかった。また端末についても、プリインストールアプリは基本的に発表時には公開されておらず、展示された端末もまだ全てのアプリが揃っていない状態のものがあった。今回はその上で、目に付いたアプリと端末を紹介していく。
■ 923SH
ゲームアプリは、バンダイナムコゲームスの「太鼓の達人2」と「マッピーWIDE」、ゲームロフトの「Real Soccer 2008」の計3本で、いずれも体験版。いずれも横向きのワイド画面に対応している。リズムアクションの「太鼓の達人2」は音符が右から左へと流れてくるので、ワイド画面と相性がいい。「マッピーWIDE」も横スクロールタイプのゲームなので遊びやすさが向上している。
また、この端末は光タッチクルーザーを搭載している。センターキー周辺が光センサーになっており、指でなぞるだけでメニュー操作ができるというもの。これが実はゲームにも対応している。さすがに「マッピーWIDE」の操作をするのは大変(移動したい方向に何度もなぞれば一応動ける)だが、メニューの選択などではとても使いやすい。シミュレーションゲームやRPGでは意外と重宝しそうだ。
■ 921P
プリインストールアプリには、タイトーの「電車でGO!」を予定しているそうだが、現時点ではアプリの収録が間に合わず、体験はできなかった。それ以外では、セガの「OutRun」など3本の体験版アプリが収録されている。
「OutRun」は2Dグラフィックスによる忠実な移植版といった感じで、横画面に対応したおかげでかなり遊びやすい。グラフィックス的にも申し分なく、こういったレトロゲームを遊ぶには十分すぎるパフォーマンスを感じさせる。
■ THE PREMIUM WATERPROOF 824SH
ゲームはセガのパズルゲーム「ぷよぷよフィーバー」の体験版をプリインストール。「ぷよぷよ」シリーズは、そのシンプルな操作系から、これまでもさまざまな携帯電話にプリインストールされている。今回はその中でも最新版となる。グラフィックスも携帯ゲーム機と遜色なく、手軽に楽しめる。ただし体験版なので、1ステージをクリアするとゲーム終了となる。
■ DM002SH (ディズニー・モバイル)
プリインストールされている2つのアプリも、もちろんディズニー。1つは「Disneyメテオス」で、キューエンタテインメントの打ち上げパズルゲーム「メテオス」のディズニーバージョンとなる。3つの同じブロック(メテオ)を並べるとブロックが打ち上がる特性を利用して、どんどん画面外へとブロックを飛ばしていく、というゲーム内容は共通で、デザインがディズニーに変更されている。ただしDS版「メテオス」と比較すると、縦だけでなく横にもブロックを動かせるようになっている。 もう1つは「Disney's Brain Pop」。いわゆる脳トレソフトで、こちらもディズニーキャラクタが登場する。クイズはグラフィカルなものが多く、そのデザインも細部に至るまで「さすがディズニー」という隙のなさ。携帯電話のインターフェイスに合わせた操作方法もよく考えられており、「例と同じ絵柄を並べよう」という問題では、上下左右のキーだけで操作が完結するなど、多くのキー操作を求められない。子供も大人も安心してプレイできるだろう。
いずれも体験版ではなくフルバージョンというのも嬉しいところだ。
□ソフトバンクモバイルのホームページ http://www.softbankmobile.co.jp/ (2008年6月3日) [Reported by 石田賀津男]
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