CEROレーティング：B(12歳以上対象)

　株式会社スクウェア・エニックスは、ニンテンドーDS用ミステリーRPG「シグマ ハーモニクス」を、8月21日に発売する。価格は5,490円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

ゲームはDS本体を縦にしてプレイする

　「シグマ ハーモニクス」は、謎解きを主としたミステリーアドベンチャーとロールプレイングゲームを融合させた作品。パラレルワールドの東京を舞台に、世界が廃墟と化した原因を探るための物語が展開する。制作は、「FINAL FANTASY」シリーズを手がけた北瀬佳範氏をはじめ、千葉広樹氏や仲秋勇作氏など、「FINAL FANTASY VII」の関連作品などの制作に携わったメンバーが担当する。

　ゲームは、過去にさかのぼって事件の手がかりを探す「アドベンチャーパート」、集めた手がかりをもとに推理を行なう「推理パート」、推理パートの結果が敵の強さに影響する「バトルパート」の3つに分類される。肝となるのは推理パートで、探索時に得た手がかりを碁石のようにアイテム化し、それを思考の盤面に配置していくことで答えを導き出す。

【ストーリー】
物語は東京区の地下にある「黒上の館」から始まる。 その館にある大時計は、はるか昔より「逢魔(おうま)」と呼ばれる魔物が封印され、「音使い」と呼ばれる力を持つ、黒上一族によって護られている。 一族の次期頭首である黒上シグマは、学生として平穏な日常を送っていた。 しかし刹那の後、世界は全てを失う───。 世界は廃墟と化し、逢魔が空を覆い、人々の存在が消えていた。 残されたのはシグマと、「札使い」である月弓ネオンだけ。 “過去が書き換えられた” 何者かが過去を書き換えたために、世界が一変したと考えたシグマたちは、未来を取りもどすため、時を越え調査に赴く。 そこで次々と繰り返される凄惨な殺人事件。見覚えの無い過去。 一体世界に何が起こったのか? 真実を知るための物語が今、始まる───。

バトルパートは、「FINAL FANTASY」シリーズでお馴染みのATB(アクティブ・タイム・バトル)を踏襲したシステムによって進行。「式札」と呼ばれるカードから行動を選択する
推理パートは、アイテム化された手がかりを盤面に配置しながら進めていく。推理が正しければ敵が弱くなり、間違っていれば強くなる

【イラスト】

【イベントシーン】

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□スクウェア・エニックスのホームページ
http://www.square-enix.com/
□「シグマ ハーモニクス」のページ
http://www.square-enix.co.jp/sigma/
□「シグマ ハーモニクス」の公式ブログ
http://blog.square-enix.com/sigma/

(2008年5月28日)

[Reported by 中野信二]