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★オンラインゲームファーストインプレッション★

基本無料FPSの次世代を切り開く!
「占領戦」と「兵科」が生む絶妙なチームプレイ

「SEVEN YEARS OF WAR」

  • ジャンル:オンラインFPS
  • 開発元:CRAZY BOX
  • 運営元:CJインターネットジャパン
  • 利用料金:基本無料/アイテム課金
  • 対応OS:Windows 2000/XP/Vista
  • 発売日:オープンβテスト中



 CJインターネットジャパンのオンラインゲームポータルサイト「ネットマーブル」にて、Windows用オンラインFPS「SEVEN YEARS OF WAR」(以下S.O.W)のオープンβテストが4月17日より開始された。

 オープンβテストの開始以降、ユーザーの意見を取り入れたアップデートを繰り返してきている。オープンβテスト開始と同時にロビーサーバがダウンしてしまうという不具合もあったが、わずか30分のメンテナンスで修正してしまう運営陣の対応の早さには感心させられた。今回は、開発・運営陣の力を感じさせる「S.O.W」の魅力について紹介していきたいと思う。



■ 高品質なビジュアルと5.1chサウンド。ワンランク上の基本無料FPS

 本作のクライアントは無料で配布されており、ユーザー登録をすればすぐにプレイできる。外見的には、特に奇をてらったところもないスタンダードなミリタリー系FPSで、Insurgent(反乱軍)とRepublic(政府軍)に分かれたチームで戦う。ゲームモードが3種類あるが、全ての参加プレーヤーが敵になるデスマッチモードなどはなく、いずれもチーム戦で勝敗を競うものとなっている。対戦人数は、最大8対8の16人。

 グラフィックスは洗練されており、最近増えている基本無料のFPSの中では上位に位置づけられる。OpenGLを採用したというエンジンもさることながら、テクスチャが丁寧に描かれており、細かなところまでリアリティを感じさせてくれる。エフェクトも派手すぎず、淡々とした雰囲気はあるが、必要な情報はきちんと伝えてくれるという印象だ。

 また本作は5.1chサラウンドへの対応をウリにしている。筆者がゲームを起動した時はロビーの音がステレオに聞こえ、オプションにも選択する項目がなく、もしや対応してないのではないか? と疑ってしまった。しかしゲームを開始すると、5.1chサラウンドのサウンドが聞こえ始めた。音が分解されて個々のスピーカーからクリアに聞こえてくるのがはっきりとわかり、敵の足音、銃声、FPSにおける必要な効果音が適確な位置より聞こえた。敵の足音によって右側にいることだけが判断できるのではなく、右側2時方向にいる、という具体的な場所まで聞き分けられたほどだ。

 ステレオスピーカーやヘッドフォンとは、比較する必要のない程はっきりと違いがわかる。5.1chスピーカーを持っているプレーヤーは、是非ヘッドフォンをはずしてプレイして頂きたい。グラフィックスが先行しているゲームばかりではあるが、ことFPSではゲームにおける聴覚の重要性も忘れないでおいてほしい。ただし付近の住人に迷惑をかけない程度のボリュームにすることを忘れずに。なお、5.1chサラウンドはデジタル出力できないので、アナログで出力する必要がある。



■ リアル系ながらガンガン攻めてもいけるゲームバランス

 基本操作はWASDキーで前後左右に移動、スペースキーでジャンプ、マウスで照準を合わせ、左クリックで攻撃する。これまでにFPSをプレイした事のあるプレーヤーにとってはおなじみの操作体系だ。

 本作はリアル系のFPSだが、スナイパーの脅威が薄い。なぜかというと、スタミナを消費してすばやく移動できるダッシュが存在することと、強力なスナイパーライフルがチームごとに1つと決められているためである(狙撃向きの通常武器もあるが、専用武器に比べ性能が劣る)。これにより、他のリアル志向FPSでよく見られる、戦場がスナイパーで埋め尽くされて身動きが取れない、といった状況は少ない。

ヘッドショットは武器の種類に関わらず、積極的に狙っていくと案外あっさり成功する
 かといって狙撃が弱いというわけではなく、スナイパーとして狙撃プレイもできる。本作にはヘッドショット(頭を撃ち抜く)があり、胴体を攻撃した場合は数発必要であるが、ヘッドショットでは“一発”で倒せるという爽快感が味わえる。他のFPSに比べてヘッドショットが出やすい印象で、ヘッドショットを的確に狙える腕があれば狙撃も脅威になりうる。

 こういった具合にゲームバランスが十分配慮されているため、「このマップのクラスはこれで、ここから攻撃すれば必ず勝てる!」といった鉄板な戦法も今のところは見られず、戦術を練る楽しみも増えている。プレイスタイルを制限されることなく好みのプレイができるのも本作の魅力であると言える。



■ 3種の兵科間の絶妙なバランスと、スタイルに合わせた武器選び

 「S.O.W」では各職業の事を兵科と呼んでいる。兵科の構成は、近距離戦に秀でたASSAULT(アサルト)、遠距離向けのRIFLE(ライフル)、回復もできるSUPPORT(サポート)の3種類とシンプルである。

 メインとなる武器には、「H&K P7PDW」(サブマシンガン)、「AKS74U」(アサルトライフル)等の実在の兵器が用意されている。また、サブ武器には「Half-Life 2」のゴードン・フリーマンも愛用している「H&K USP MATCH」、刑事映画でもおなじみの「Colt PYTHON」などがある。これらの武器は初期装備以外にも、ゲームプレイでたまっていく戦闘ポイントを使用することで、武器ショップから好みの武器を選んで購入できる。

 各兵科をさらに特徴付ける物として、右クリックで各武器の性能が変化する「アドオン」、初期装備であり各兵科の象徴である「特殊装備」、チームごとに数が限られた強力な武器「分隊火器」がある。これらを適切に使いこなすことで、各兵科は様々な力を発揮できる。まずは、ゲームバランスの要である各兵科の特徴を順を追って紹介していこう。

【スクリーンショット】
現在はオープンβテスト中なので武器、防具の数はまだ少ない。今後の追加要素は期待する価値あり




・ASSAULT

ASSAULTは初心者にも扱いやすく、敵陣に乗り込む際もオススメの兵科
 メイン武器のサブマシンガンは基本的に連射性能が高く、集弾率(狙った場所に命中する確率)は低いが接近戦での瞬間ダメージの高さが魅力である。武器によっては連射性能がずば抜けて高いが威力は低い、威力は高いが集弾率は低い、等という違いが設けられている。

 メイン武器のアドオンには「レーザーサイト」、「サイレンサー」、「スライドストック」の3種類がある。接近戦における補助機能といった感じで、スパイプレイが好きなプレーヤーはサイレンサーを使えば敵陣への潜入が楽になる。正面から撃ち合いたい人は、「スライドストック」を使えば反動が減って安定した射撃が可能になる。

 特殊装備「戦闘盾」は、構えることによって正面からの攻撃をガードできる。しかし一定のダメージを受ける事で破壊されてしまうし、正面以外の攻撃には無防備。さらに、盾を構えている最中は攻撃できない。一見無価値に思えるが、実は重要な役割をもっているので、これについては後述させていただく。

 分隊火器「ショットガン」は、近距離の敵に大ダメージを与えられる銃。右クリックでセミオートに切り替えることにより、集弾率は下がるが連射性能が極端にあがる。ボンッボンッボンッと連続で撃つと爽快だ。

【スクリーンショット】
「ASSAULT」は敵と鉢合わせになった瞬間こそ威力を発揮できる。どんどん前に出ていこう




・RIFLE

RIFLEは命中率の高さが特徴。遠距離から敵を狙撃し、味方をフォローしよう
 メイン武器のアサルトライフルの性能は、基本的に兵科内トップクラスの高い集弾率を持つ代わりに、連射性能が低くなっている。遠距離に特化している兵科と言えるが、正確な照準合わせによりヘッドショットを狙える腕さえあれば、距離に関係なくオールラウンドな活躍が期待できる。

 メイン武器のアドオン「ドットサイト」、分隊火器「スナイパーライフル」は、共にズーム機能を持っており、狙撃に適した武器となっている。しかし、ズーム中は視界が狭まり近距離が見えにくい中、ターゲットの動きを予測して狙撃することになるため、少々テクニックを要する武器といえる。また本作では伏せて狙撃をするという行動がないため、一定の場所で構えたまま狙撃するのは難しい。壁際や窓から狙撃し、すぐに隠れるといった動きも必要になるだろう。

 連射が得意ではないので、接近戦に持ち込まれると不利になる。接近戦に持ち込まれない対策としては、特殊装備「設置系センサー」がある。これを投げて地面や壁にくっつけると、その周囲の敵をマップ上に映し出してくれる。見えない場所に待ち構える敵へ向け、手榴弾を投げ込んで倒すことも可能だ。

 位置づけとしては上級者向けの兵科で、初心者には扱いづらいが、ヘッドショットで敵を倒す爽快感は随一。味方の窮地を救って感謝される事も多く、プレーヤーの腕が問われる。

【スクリーンショット】
ズームを使用して敵を待ち構えている様子。センサーを設置すると、右上のマップに敵の位置が赤い点で表示される




・SUPPORT

SUPPORTは味方を回復できるだけでなく、強烈な火力もあわせ持っている
 メイン武器はサブマシンガンではあるが、ASSAULTとは違う種類の武器が用意されている。基本性能としては、体感的にASSAULTと比べて多少連射などの性能が劣り、RIFLEよりも集弾率が悪いと感じられた。

 しかしメイン武器のアドオン「グレネードランチャー」は、放物線を描いて着弾点で破裂し、範囲攻撃により大ダメージを与える。障害物に隠れた敵を上から狙い、一度に数名の敵を倒せた時は実に気持ちいい。

 分隊火器の「マシンガン」は非常に速い連射速度を持ち、大量の弾をばら撒ける強力な武器だ。右クリックすると地面に固定でき、移動はできなくなるが反動が大幅に軽減され、命中率が上がる。強烈な火力で敵兵を倒しまくれば、気分はまさにジョン・ランボーである。

 特殊装備の「医療キット」は、近くにいる味方を回復できる。自分には使用できず、自分が負傷した場合は、味方SUPPORTに回復してもらうことになる。ただこの「医療キット」は少々使いづらい。「医療キット」に装備を変更すると味方の体力が見えるようになり、ダメージを受けている味方がわかるのだが、その他の武器を装備していると見えない。そのため、時々「医療キット」に切り替えをして使用することになるのである。また、ヘッドショットや連射で一気に倒される事が多いため、回復する機会も少ない。味方がラジオチャット(音声付き定型メッセージ)で回復を頼んでくれればいいのかもしれないが、SUPPORTの場合は常に味方の体力が確認できるようにしてほしいところだ。

 読者の中には「回復役だから攻撃力低いんでしょう?」と思っている方がいるかもしれないが、そんなことはない。筆者はSUPPORTの火力、使い勝手のよさをとても気に入っている。「医療キット」がなくても、チームに貢献できていると感じられる、筆者オススメの兵科である。

【スクリーンショット】
マシンガン、グレネードランチャー、医療キットで多彩な動きができる。グレネードランチャーは障害物越しに攻撃できるため、非常に使い勝手がいい




 各兵科はラウンド開始前と復活の待ち時間に変更できるので、状況に応じた兵科で出撃可能だ。復活はチームごとに一定間隔となっているのだが、以前は倒された瞬間と復活のタイミングが重なった場合、倒されて即復活したため、兵科を選択できなかった。これが4月21日のアップデートにより復活時間の調整が行なわれ、いきなり復活する事はなくなり、最低でも3秒間は兵科を選択する時間が確保された。嬉しい変更点である。

 3種類の兵科をプレイしてみたところ、どの兵科が強いという事は存在しないように感じられた。戦況に合わせたプレイスタイルで強くも弱くもなりうる、といった具合だ。



■ ゲームモードは3種類。特徴を理解して熱く戦おう

 ゲーム設定はホストプレーヤーのみ変更可能で、マップの選択、ラウンド数(1~9)、制限時間(無制限、5分、10分、15分)、途中参加の有無、チームキルの有無、チームバランスの有無となっている。ゲーム開始前にチームキルの確認をせず、プレイ中に味方を倒してしまわないよう、チームキルの設定だけは忘れずに確認するのがマナーである。

 ゲームモードはマップに付随しているため、マップの選択によりゲームモードも決まる。用意されているゲームモードは、「デスマッチ」、「殲滅戦」、「占領戦」の3種類となっている。

 各マップには前線基地(OutPost:OP)が、両軍に1カ所ずつ設置されている。ここを占領する(数秒間、近くにとどまる)ことにより、分隊火器を受け取れるようになる、重要な拠点である。また、敵陣のOPは占領と同じやり方で破壊でき、一定時間使用不能にできる。相手は分隊火器を取得できなくなるため、大きな痛手を与えられる。

 それでは、各モードのルールと特徴を説明していこう。

・「デスマッチ」モード

 FPSの基本ともいえる、敵チームを倒すだけのシンプルなモードである。ホストにより定められた規定数を倒した軍の勝ちになる。制限時間内に規定数に達していなければ、その時点で倒した数の多い軍の勝利となる。このモードでは、遠距離からも命中率の高いRIFLEが人気のようで、1人で規定数の半分以上を倒す上級プレーヤーも見かけられた。

・「殲滅戦」モード(ミッション戦)

 規定時間内に敵全員を倒すか、マップ内に1つだけ存在する戦術拠点(TacticalPoint:TP)を占領後、一定時間防衛することにより勝利が確定する。他のモードとは異なり、一度倒されると復活できない。ゲーム中の表示はミッション戦となっており、現在は対応するマップが1つだけとなっている。

・「占領戦」モード

 TPを一定時間占領することでのみ勝利が確定する。キル数(敵を倒した数)は関係なく、倒された場合にも一定時間で何度でも復活できる。敵を倒すだけでは勝てないため、常に占領を意識した戦闘となる。

 他のモードとは違い、OPを占領すると新たな復活ポイントとなる。OPが破壊されると復活ポイントとしての能力を失い、再度占領するまで後方からのスタートとなり前線への到着が遅れてしまう。裏道を通り敵陣に潜入し、敵の復活タイミングを見計らってOPを破壊するというプレイも可能。

【スクリーンショット】
「殲滅戦」と「占領戦」では、TPを占領する事がゲームの目標となる。チーム一丸となって戦おう
OPを確保すれば強力な分隊火器を取得できる。敵に破壊されないよう防衛も必要だ




■ 1つの拠点を巡り火花散る「占領戦」で感じる集団戦の面白さ

占領戦の1マップ「第1アップタウン、バルタ広場」。TPに戦力を集中しやすく。かつ一気に敵陣奥を突けるルートもある。縦長なので援護射撃も重要になってくる、秀逸なマップである
 「S.O.W」では、占領戦のマップが4種類と最も多く、ついでデスマッチ2つ、殲滅戦が1つとなっている。この数からもわかるとおり、本作では占領戦がメインのゲームモードとなっている。ロビーで確認できるルームでも、占領戦を選んでいるものが最も多く、プレーヤーからも人気を集めている。これはただマップの種類が多いからではなく、本作ならではの面白さが占領戦に凝縮されているからだ。

 占領戦では、TPの占領を目的とした戦闘を繰り広げることになるのであるが、そこで重要になってくるのが“兵科システム”である。各兵科の特徴を生かした役割分担を各自把握した上で、連携の取れたチームプレイを遂行することが勝利の秘訣となっている。

 例えば、TPを占領する際にはASSAULTが役に立つ。占領のためにTPの近くで数秒間留まろうとすると、敵もそれを防ごうと集中砲火を浴びせてくる。ここで特殊武器「戦闘盾」の出番だ。盾を構えた状態でじりじりと近づいていき、占領するまでの間は味方の援護を受けつつ、敵の猛攻をひたすら耐える。1人では耐え切れなくても、味方のASSAULTが1枚、2枚と戦闘盾を担いで駆けつけ、占領しているプレーヤーを守ることで防御は強固となる。

 その間も、RIFLEは遠距離から援護射撃をして敵の足止めをし、SUPPORTもグレネードランチャーなどを駆使して援護しつつ、体力の減った味方を回復する。味方が団結して役割を果たす事により、敵の攻撃をしのいで占領に成功するのだ。綺麗に連携が決まった瞬間は、思わず叫びたくなるほど嬉しい。

 しかしそれは敵も同じだ。TPを占領されてた敵軍は、すぐさま反撃のために全軍突撃を慣行。敵軍は倒されても復活するやいなや、また襲い掛かってくる。必死に迎撃するも、敵軍の集中砲火に圧倒されてしまい、ついにはTPを奪われてしまった。そして今度は我々の反撃。敵軍の前線を下げるために全軍突撃し、再びTPを取り返した。しかしまた敵の攻撃が……といった具合に熱い戦いを繰り広げた結果、制限時間が来て引き分け。ラウンド数5のゲームで、2勝2敗1引き分けで決着がつかなかったが、めまぐるしい展開の白熱したゲームを繰り広げられ、チームプレイの楽しさとおもしろさを実感できた。

 他のFPSで見られる戦力を分散する作戦、個人技による突破等ではなく、1カ所に火力が集中する派手な戦い。それがほかにはない集団戦の面白さも生み出していると感じられた。 マップの作りのよさも光る。中でも「第1アップタウン、バルタ広場」は優秀で、両軍中央を睨みつつも左右から互いのTPへのアプローチが可能。またTPを中心に戦場が南北に長く伸びており、SUPPORTの回復やRIFLEの遠距離からの威嚇も生きてくる。このマップデザインのよさが、集団戦のおもしろさを一層引き立ててくれている。



■ がっしりとしたゲームシステム。今以上に将来を期待させてくれる作品

 占領戦では、先にTPを占領した軍は防衛に移り、占領された軍は奪い返すのであるが、マップが対照型ではないため、いずれかに有利になるマップが存在する。そのため、好きな軍に移動するプレーヤーも存在し、マップ的に不利な軍からはプレーヤーが離れていく現象が少なからず見受けられた。こういったマップの構成を見直すか、ラウンド毎に出現場所を交換できてもいいのではないかと思う。

 また、プレイ中はコミュニケーションをとる手段がチャットとラジオチャットの2種類しかない。手を振ったり指差したりといったジェスチャーが追加されれば、さらにリアルで楽しくプレイできるようになるのではないかと思う。

 移動時に最高速度に達するのが遅かったり、武器の持ち替えに妙に時間がかかったりすることもなく、違和感のない快適な操作を実現している。マップも適度な広さで、復活の待ち時間も短いため、試合のテンポもいい。また、一定間隔で味方が一斉に復活するため、自然とチーム一丸となった戦闘が繰り広げられ、チームプレイの楽しさを倍増させてくれる。ばらばらに復活するシステムであれば、このような連帯感は味わえず、面白さも半減していたかもしれない。

 チーム全員で一気に攻め、互いの役割を果たすことで占領できる爽快感。そしてどっと押し寄せてくる敵軍の迫力。「占領戦」に「バランスのよい兵科システム」というスパイスが足されたことにより生まれた“倍増したチームプレイの面白さ”を、ぜひとも体感していただきたい。

【スクリーンショット】
上質なグラフィックスで各モード毎に用意されたマップは、それぞれ個性的なデザインとなっている。完全な対称型ではないので、選択する軍によっても戦術を変える必要がある


Copyright since 2004 CJ Internet Japan All Rights Reserved.



【動作環境】
  • OS:Windows 2000/XP/Vista
  • CPU:Pentium 4 2GHz以上(2.4GHz以上推奨)
  • メインメモリ:512MB以上(1GB以上推奨)
  • HDD:1.5GB以上の空き容量(2GB以上推奨)
  • ビデオカード:RADEON 9600、GeForce FX 5200、Intel i915以上(RADEON X1300またはGeForce 6200以上推奨)
  • その他:3D描画はOpenGLを使用


□CJインターネットジャパンのホームページ
http://www.cjinternet.jp/
□「ネットマーブル」のページ
http://www.netmarble.jp/
□「SEVEN YEARS OF WAR」のページ
http://game.netmarble.jp/cpsite/sow/index.asp
□関連情報
【3月24日】CJIJ、オンラインFPS「S.O.W(SEVEN YEARS OF WAR)」
ファイナルストレステストを26日から開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080324/sow.htm
【1月23日】CJIJ、WIN「S.O.W(SEVEN YEARS OF WAR)」
クローズドβテストで「占領状況図」などを実装
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080123/sow.htm
【1月16日】CJIJ、WIN「S.O.W(SEVEN YEARS OF WAR)」
クローズドβテストを1月24日より実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080116/sow.htm
【2007年12月17日】CJIJ、WIN「S.O.W(SEVEN YEARS OF WAR)」
第2次フロンティアテストを12月20日より実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071217/sow.htm

(2008年5月2日)

[Reported by 日高文典]



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