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SCEJ、ハリウッド的視点で描かれた“日本の恐怖”
PS3「SIREN: New Translation」

7月24日 発売予定

価格:未定

CEROレーティング:D (17歳以上対象)

メインビジュアル
 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEJ) は、プレイステーション 3用ホラーアドベンチャー「SIREN: New Translation」を、7月24日に発売する。価格は未定。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。また、4月25日からはPLAYSTATION Networkにて、体験版の配信が開始される。体験版の必要HDD容量は550MB。

 「SIREN: New Translation」は、2003年11月発売のPS2「SIREN」、そして2006年2月発売のPS2「SIREN2」に続く、“日本的恐怖”を描いたホラーアドベンチャー「SIREN」シリーズの最新作。今作は続編やリメイクではなく、「SIREN」シリーズの世界を欧米人の視点を通して表現した新訳 (New Translation)「SIREN」と位置づけられた作品で、全く新しいストーリーテリング、演出、そして次世代の映像表現を駆使し、大きく変貌を遂げた「SIREN」となっている。また、シリーズを通して重要なシステムとして機能してきた視界ジャックも臨場感を増しているという。

 本作では、海外のテレビドラマでおなじみのザッピング形式を採用し、全12のエピソードが連続ドラマのように紡がれる。米国ケーブルテレビのクルーや同行した文化人類学者、村を訪ねた米国人の少年など、日本人とは異なった背景を持つ人間と、羽生蛇村で暮らす様々な境遇の人々が複雑に絡み合う登場人物達の物語が、プレーヤーを恐怖の世界へと誘い込む。

【恐怖の舞台「羽生蛇村」】
 内陸に位置し、三方を山々に囲まれた羽生蛇村 (はにゅうだむら)。

 '76年に村全土を襲った土砂災害により、泥土に飲まれ消えた村。

 かつてこの村では独特の信仰と土着の伝承が根付き、外界との接触を拒むかのように、ひっそりと村人の営みが行なわれていた。

 2007年、かつて村があった地を取材に訪れた米国のテレビクルー一行は、消えたはずの村人達によって、失われたはずの「人間を贄とする儀式」が遂行されるのを目撃する。

 恐怖と混乱の中、聞いてはならない呼び声のようでもあるサイレンが鳴り響く。

 「0:00 赤い海からサイレンが響き、消えた村が蘇る」

 サイレンに呼び覚まされた生贄達は、やがて人では無い「屍人 (しびと)」となって起き上がる――


【スクリーンショット】
シリーズを象徴するキャラクタ「屍人」。人でなくなった彼らがまるで人間のように共同生活を営む姿は、それだけで本能的な恐怖と嫌悪を呼び起こす。今作では風貌や行動に更なる怪奇的表現が施されている。また、これまで登場しなかった型の屍人も登場する
米国のテレビクルーや同行している文化人類学者など、日本人とは異なる背景を持つ人々が登場。屍人と戦いながら物語を進めていくことで、この村の謎が徐々に解き明かされていく
PS3のマシンパワーを生かして精細に描かれた村の風景は、それだけでも恐怖を呼び起こす。山から迫り来る霧や霞、風に揺れる木々、不安をあおる水面のゆらめきなど、五感に訴えるグラフィックスをPS3のパワーを使い表現している



■ 体験版配信開始

 4月25日より配信開始される体験版では、ゲーム序盤の屍人に支配されつつある鉱山での脱出劇のシナリオがプレイできる。

【体験版のスクリーンショット】
体験版の主人公は、テレビクルーに同行していた民俗学者「サム・モンロー」。基本操作や戦闘のチュートリアルから始まり、屍人との戦いを中心に据えたシナリオが展開する。孤独と恐怖の真っ只中に叩き落された「サム・モンロー」は脱出するため死に物狂いであがく中、意外な人物と出会う……


(C)Sony Computer Entertainment Inc.

□プレイステーションのホームページ
http://www.jp.playstation.com/
□「SIREN: New Translation」のホームページ
http://www.jp.playstation.com/scej/title/siren_nt/
□関連情報
【2006年3月2日】PS2ゲームレビュー「SIREN2」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060302/siren2.htm

(2008年4月25日)

[Reported by 滝沢修]



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