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会場:プラザホテル(韓国ソウル市)
現在、韓国市場ではPSP用の「モンスターハンター」シリーズ最新作「モンスターハンターポータブル2nd G」が、日本とほぼ同時の3月29日より韓国語マニュアル付きの日本語版が販売されており、韓国でもふたたび「モンスターハンター」熱が高まりつつある。PSP版の動きと、今回の「MHF」がシナジーを期待してのものであることは明白で、韓国ではPCプラットフォームが主戦場となるだけに、本サービス開始に向けた動きも気になるところだ。 ■ 韓国では2008年第2四半期からクローズドβテストを実施。ビジネスモデルは「月額課金」を予定
第3四半期からはオープンβテストを予定しており、「シーズン1.0 “ヒプノックの脅威”」が実装される。日本と同様にオープンβテストを始めてから、間もなく正式サービスに移行する予定だ。日本では特に「シーズン0.5」、「シーズン1.0」という呼称は使われていないが、それぞれの日本のクローズドβテストバージョンとオープンβテストバージョンに相当すると考えて良いようだ。続く「シーズン1.5 “ティガレックス、咆哮”」は実装時期こそ明らかにされなかったものの、なるべく早い段階で実装するとのことだ。 現在日本では「シーズン2.0 “エスピナス、覚醒”」まで実装されているが、正式サービス直後に一気に「シーズン2.0」まで実装していく訳ではなく、日本のサービスと同様に段階を踏まえつつバージョンアップしていくとのことだ。また、ビジネスモデルも日本と同様、月額課金が予定されており、料金は現在検討中だという。 また、発表会では、ハードウェアメーカーとタイアップして公認のゲームコントローラを売り出すなど、ゲームコントローラを強く推していくことも明らかになった。PCゲームの基本インターフェイスとしてキーボードとマウスのセットが幅広く浸透している韓国でゲームコントローラがいかに受け入れられるかも気になるところだ。
ゲーム性の面では「MHF」はレベルアップ概念が薄く、アクションジャンルでのプレーヤースキルに依存した多人数でのアイテム探しがゲームの基本になる。一方韓国では「サドンアタック」や「CS Online」などプレーヤースキルが重視されるチーム戦を基本としたFPSタイトルが人気を誇っており、日本発のアクションゲームがこれらのハードなタイトルを好むユーザーの中でどのように評価され遊ばれるのかにも非常に興味がある。今後の発表に注目したい。
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□NHNのホームページ(韓国語) (2008年4月1日) [Reported by Dong Soo “Luie” Han / 三浦尋一]
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