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エキサイト株式会社は、同社が新たに提供するWindows用ロボットMMORPG「Age of Armor (AoA)」の発表会を2月29日に開催した。
「AoA」は、中国Snailgameが開発した、ロボットを題材としたオリジナルのMMORPG。中国や北米では既にサービスされており、北米展開と同じタイトル名で日本でもサービスが行なわれる。
次に、「AoA」プロデューサーの細川直人氏が、ゲームの紹介を行なった。本作の世界観は、地球の紛争を逃れて火星に移住した人々が建国した「アーサー同盟」と、地球紛争をまとめて団結した「地球連邦政府」との戦いを描くもの。互いに「アーマー」と呼ばれる機動兵器を用いて争う。プレーヤーはこの2つの組織のいずれかに属することになる。
プレーヤーの種族は3つ。中距離攻撃が得意な「ヒューマン」、近接攻撃に特化した「ヒューマノイド」、遠距離攻撃が主体の「ネオヒューマン」。ヒューマノイドとネオヒューマンは、ヒューマンから派生した種族という位置づけで、外見にはさほど差がない。ただし操れるアーマーは、種族によって異なる。
アーマーはカスタマイズが可能で、腕や足、胴体などのパーツをユーザーが自由に組み合わせて作れる。一般的なMMORPGにおける装備品のような感覚で、カスタマイズ画面を開いてパーツを切り替えていく。同じ色で揃えられたシリーズのパーツだけでなく、異なるシリーズのパーツを組み合わせることも可能。組み合わせのパターンは1,000種類以上あるという。また各パーツには基本性能に加えて経験値もあり、より強いアーマーを作るためにパーツを強化していくという要素もある。
本作におけるもう1つ面白い要素として、「トランスフォーム」がある。日本語で言うところの「変形」で、「変形モジュール」というアイテムを入手することで使用できるようになる。会場でのデモプレイでは、1秒とかからずに車の形になる様子がみられた。トランスフォームすればロボットとしての能力も変化し、強力な攻撃が使えたり、移動速度が上がったりするという。
フィールドは地上だけでなく、宇宙空間もある(ただしマップ自体は平面的に扱われているように見えた)。動きもかなり素早く、一見するとアクションゲームかと思うが、実際は行動を選ぶと自動で攻撃を行なうという一般的なMMORPGのスタイルを採用している。戦闘はNPCを相手にしたもののほか、2つの勢力がぶつかり合う対人戦も用意されている。 今後のスケジュールは、3月3日から10日までクローズドβテスターを募集し、その後13日から17日までクローズドβテストを実施する予定。テスター募集人数は合計5,000名。募集は公式サイトのほか、ガマニアやi-revoといったゲームポータルサイトや、BIGLOBE、@niftyといったISPのゲーム関連サイトも窓口となり、それぞれに枠を設けて行なわれる。
なお、クローズドβテストの段階では、対人戦やトランスフォームは実装されず、アーマーも全体の半分以下に絞って公開される。これらの要素は、オープンβテスト以降に順次実装するとしている。
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□エキサイトのホームページ (2008年2月29日) [Reported by 石田賀津男]
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