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会場:幕張メッセ
入場料:1,000円(特別割引券使用で700円)
■ 「jubeat (ユビート)」
4×4の16のパネルがインターフェイスの完全新作音楽ゲーム(BEMANIシリーズという記述はある)。16のパネルのどこかに光るマーカーが浮かび上がってくるので、マーカーが一番大きくなったときに叩いて点数を稼いでいくゲーム。マーカーが一番大きくなるときは、音楽のリズムと同期しているので反射と音感が重要となる。マーカーの指示通りにパネルを叩き、楽曲終了時に一定の点数に到達するとステージクリアとなる。
既存の音楽ゲームと決定的に違う点は、「手元のパネルが光る」という点。音楽のリズムと手元のマーカーにのみ注意していればいいので、音楽ゲームが初めてというプレーヤーでも比較的スムーズに没入することができるといえる。
曲は「気分上々↑↑」や、「ちっぽけな勇気」、「Y.M.C.A」など有名な版権曲が収録されていた。KONAMIオリジナル楽曲が入るかどうかは未定。今作はe-AMUSEMENTに対応しており、全国のユーザーとの同時プレーや、ブログサービス「i-revo」との連動でプレーした内容(スコア画面など)がブログに反映されるという内容も盛り込まれている。2008年夏稼働予定。
(C)2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
■ 「アクション刑事(デカ)」
ゲーム中でもやたらと「漢(おとこ)」が強調される骨太な総合アクションゲーム。プレーヤーはまず、ストラップ付きの「体感アクションコントローラ」を握るような形で両手に装着する。体感アクションコントローラには3軸検出センサーが内蔵されており、プレーヤーが腕を前に突き出すとパンチアクションを認識する。振った腕の方向などを感知しているので、下から上へ腕を動かせばアッパーカット、横に腕を動かせばフックといったバリエーション豊かな攻撃が可能となっている。
攻撃は画面の敵に「ヒッティングマーカー」が出ているときにのみ腕を振ればオーケー。ヒットマーカーには何十発もパンチを叩きこまなければならない「RUSH」などがあり、貧弱な筆者は1ラウンド終了後に息が上がってしまった。
ゲーム内容が銃撃戦になると、体感アクションコントローラ内のトリガーを引いて対応。ショーバージョンでは実装されていなかったが、体感アクションコントローラを車のハンドルに見立てたドライブアクションも搭載される予定。主人公のスキンヘッドの刑事の荒々しい言動や、どこか人間離れしたギャングたちとのやり取りも必見である。2008年4月稼働予定。
(C)2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
■ 「のびてけ! ビョンビョン大作戦」
ハンドメカ「メテロイヤー」というマジックハンドのような奇抜なデバイスを使用する本作。コミカルなアニメーションの世界観と相まって、様々なミニゲームをみんなでわいわいと遊べるタイトルだ。
使用するのは「メテロイヤー」のみ、「メトロイヤー」を動かすことで画面上の照準が移動。2本のレバーを引くことで画面上にパンチが当たったようなエフェクトが出るのが面白い。ショーバージョンでは、命中画面に出てくるモンスターを伸びるパンチで倒す、卵をつかんで(レバーを引きっぱなしにして)フライパンまで落とす、追いかけてきたパパのロボを破壊する、といったミニゲームを遊ぶことができた。e-AMUSEMENT対応機種でe-AMUSEMENT PASSをセンサーにかざすだけでパワーアップなどの効果が得られるようになる。2008年夏稼働予定。
(C)2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
■ 「クイズマジックアカデミー5」
今回新たに追加されたのは、文字が書かれた複数のリールを動かして正解となる言葉を作る「スロットクイズ」という出題形式と、25問ワンセットで特定のテーマに特化した問題のみ出題される「検定試験」というゲームモード。「スロットクイズ」は正解となる文字と非常に紛らわしい不正解の文字(例えば「ワ」と「ク」など)をきちんと見分けて解答することが必要で、従来の「キューブクイズ」や「四文字言葉クイズ」などに近い攻略法が必要となっている。 「検定試験」モードでは「90年代」、「フード」、「海外旅行」そしてコナミに関する問題を集めた「コナミ検定」の4種類のテーマが用意されていた。試しに「90年代」を選択したところ、「湾岸戦争が起こった年は?」、「史上初の外国人横綱は?」などと'90年代に起こった社会的な出来事に関する問題が次々と出題された。また、「コナミ検定」では「『悪魔城ドラキュラ』の海外版のタイトルは?」、「『ツインビー』に出てくるパワーアップはどれ?」などというように、歴代のコナミ作品に関するちょっとマニアックな問題も頻出していた。 なお、このモードに関しては従来の「全国オンライントーナメント」モードのようにリアルタイムで相手プレーヤーと競うのではなく、全問題を解答終了後のスコアで順位を競う形式になっていた。なので、成績下位のプレーヤーが途中でゲームオーバーになってしまうことがなく、25問分のクイズを最後まで確実に楽しめるというメリットがあるので、どちらかというと1人で黙々と知識の習得およびスコアアップに励むのに適したゲームモードと言えそうだ。
稼働開始は今月中の予定となっているので、早いところでは来週にも各地のゲームセンターにてお目見えするハズだ。
(C)2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
■ 「HORSERIDERS」
ホースカードには実在する最新馬から往年の名馬まで網羅され、S、A、B……という具合にランクが設定されている。ランクが高いほど早い馬ということになるが、調教次第では本番のレースでランク差を覆せるほどの結果を引き出すこともできる。E-AMUSEMENT対応機種なので、全国のプレーヤーと対戦することが可能。2008年4月稼働予定。
(C)2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
■ 「MILLIONET」
ブースでは実際に「TwinkleDrop」、「PanicPirates」、「METEOR SPARK」、「WONDERMARCH」の異なるシングルメダル機をMILLIONETで連動させ、4機種同時にジャックポットを狙うという、フロア中のプレーヤーが同時に参加できるイベントが開催されていた。
MILLIONETには、店舗内のメダルゲームを遊んだ分だけポイントが貯まっていくという「マイレージスロット」、ICカードのe-AMUSEMENT PASSを使いメダルの獲得量などでペットを育成していく「ウィナーズライフ」といったアプリケーション展開も予定されている。今後KONAMIが商品化するすべてのe-AMUSEMENT対応メダルゲーム機への接続対応を予定。サービスの開始は2008年内を予定している。
(C)2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
□KONAMIのホームページ (2008年2月15日) [Reported by 鴫原盛之/福田柵太郎]
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