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マーベラスエンターテイメント、DS「蟲師 ~天降る里~」
ゲームの流れなどを丁寧に解説

2008年1月31日 発売予定

価格:5,040円

CEROレーティング:A (全年齢対象)

 株式会社マーベラスエンターテイメントは、2008年1月31日発売予定のニンテンドーDS用ライフシミュレーション「蟲師 ~天降る里~ (あめふるさと)」の最新情報を公開した。

 DS「蟲師 ~天降る里~」は、講談社「月刊アフタヌーン」に連載中の人気コミック「蟲師」をゲーム化したもの。プレーヤーは新米蟲師となって、蟲を採取して調書をつけたりしながら、時には釣りをしたり、ただ自然を眺めたりと、美しい自然の中で自由に生活を楽しめるライフシミュレーションゲームとなっている。

 ストーリーはゲームだけの完全オリジナルで、アニメ版「蟲師」1話など多くの脚本を担当した桑畑絹子氏の書き下ろし。今から10年前、とある里を大きな天災が襲い、村人が皆死んでしまうという出来事があった。天災といっても地震や水害などではなく、ある日突然、里の人間や家畜、山の生き物まで一斉に死に絶えてしまった。原因は未だ不明のままで、なぜかその時主人公だけが、ただひとり助かる。

 天災後、廃墟になっていた里に他の土地から人々が移り住み、新たな集落が形成された。主人公も、天災直後里を訪れた蟲師に助けられ、独りで生きていけるまで育てられ、新たな村人らと多少の距離を置きながらも、今もこの土地で生活を続けている。だが、平穏な営みを取り戻した集落に少しずつ“異変”が起き始めていた。

 プレーヤーは主人公の新米蟲師(少年もしくは少女)となり、自分の住む集落に棲息している蟲を採取し、蟲の記録をつけることで経験値を高めていく。少しずつ経験を重ねていくことで、本作オリジナルのメインストーリーが進行していく。

【主人公(プレーヤー)】
集落の全部を巻き込んだ天災により、幼いときに両親と死に別れる。主人公は天災時、とある蟲師に助けられ、育てられた。現在は山の中にある庵にひっそりとひとりで暮らしている。ゲーム開始時、男(左)と女(右)で選択が可能

【ギンコ(CV:中野裕斗)】
原作の主人公。蟲師。幼少時、母に連れられ行商の旅をしていたが、災害にあい、母を失って行き倒れた所を女蟲師ぬいに救われた縁から蟲師となる。蟲を呼び寄せてしまう体質をもっているため、一カ所に留まることはできず、蟲の研究をしながら常に旅をしている。白髪、緑眼、左目は義眼が入っている。性格は常に冷静で、感情的になることは少ない。また、蟲を屠る事を前提とする蟲師の多い中、蟲と共存したいという考えを持つ。ゲーム中ではプレーヤーの手助けをしてくれる

【とある蟲師(ヤクノ)】
主人公の育ての親であり、蟲師としての先輩。10年前、原因不明の天災時に独り生き延びた、幼い頃の主人公を偶然見つけ、独りで生きていけるようになるまで育ててくれた蟲師。現在は、蟲師として各地を回っているが、時々主人公の元へ様子を見に訪れる

【狩房淡幽(CV:小林愛)】
蟲師の話を聞き「狩房文庫」に蟲を眠らせるため巻物に書き写す務めをしている、狩房家第四代筆記者。ギンコとは交友が篤く、時折相談事をすることもある。ゲームではある一定の条件を満たすと登場する

【薬袋たま】
狩房家付きの蟲師で狩房文庫の管理人。狩房家に伝わる蟲の退治法と管理を一手に引き受けている。ゲームではある一定の条件を満たすと登場する

【集落に住まう人々】
村長 村人 子供たち



■ ゲームの流れ ~蟲を採取してストーリーを進めていく~

 プレーヤーは、主人公キャラクタを操作して、ゲームのメインである「蟲」の採取をしながら生活していく。集落の周りを散策したり、蟲の採取、記録、治療、薬の材料探し、食材集めなど、基本的には何をしてもいい。特に目的もなくボーッとしていても問題なし。自分のペースで、好きなようにゲームを進めていける。

 蟲を採取して調書をつけヤクノへ報告したり、蟲の治療を行なうと、蟲師としての経験値が溜められる。実力が上がるにつれて、ゲームオリジナルのストーリーが展開。ギンコの協力を得て、さまざまなイベントに挑戦。オリジナルストーリークリア後も、今まで登場しなかった蟲やサブクエストが発生するほか、狩房文庫が閲覧可能になるといったオマケ要素が用意されている。

 蟲は、全部で約100種類が存在。原作やTVアニメのほか、ゲームオリジナルの蟲が多数登場。見つけた場所、時間帯、形などを、タッチペンを使い調書にそれぞれ書き記していく。採取した蟲の名前は、プレーヤーが自由につけることができる。

 採取方法は、蟲の種類によって多種多様。あちこち浮遊する蟲をタッチペンで追いかけたり、動く方向を見極めてタッチペンで網を出しからめとる、地面から生えている蟲は輪郭をタッチペンでなぞる、小さな穴をのぞいて隠れている蟲をタッチペンでつついて動かしてつかまえるなど、DSらしい遊び心のある操作法が採用されている。

 村人や自分が蟲の影響をうけたときは“治療”が必要。蟲によって治療に使われる薬が異なるため、処方箋を見て、適した薬の作成に必要な材料を集めて調合する。処方箋は、先輩の蟲師に「蟲の調書」を送れば、それを見た先輩の蟲師が必要な処方箋を伝えてくれるというわけだ。調合のやりかたは、タッチペンで蟲に応じた処方箋をチェック。薬草をすり鉢に入れ、あとはタッチペンでかき混ぜてやればいい。

【主人公キャラクタを作成】
開始直後はプレーヤーの分身となる主人公キャラクタを作成。性別、名前は自由に決められる

【プレーヤーの行動は基本的に自由!】
行動するごとに「昼」、「夕」、「夜」と時間が経過。ただし、その内容はプレーヤーの自由。蟲を採取するもよし、ただ何もせずあちこち見て回るもよし。自分のペースで遊べるのがいい
【蟲師として経験を積む】
ストーリーを進めたいときは蟲師として活動。採取し調書をとって経験を積めば、そのうちギンコが姿をあらわしストーリーが展開していく

【蟲を採取する】
タッチペンを使って蟲を採取。捕まえた蟲は木箱に4つまで同時に所持できる
【採取の仕方は蟲ごとにさまざま】
蟲に触れ続ける 網を出す 輪郭をなぞる のぞき穴を動かす

【調書の作成】
見つけた場所、時間帯、形などをタッチペンで書き記す。採取と調書を繰り返すことで経験値が高められていく

【ゲームオリジナルの「蟲」たち(一部)】
この蟲に感染したままマイクに話しかけると声がやまびこする この蟲に感染すると食事ができなくなる この蟲に感染するとすぐに眠くなる
この蟲に感染すると十字キーの移動が逆になる この蟲に感染すると夜の時間しか活動できなくなる この蟲に感染すると頻繁に転ぶようになる

【薬草と薬の調合】
「蟲払いの薬」の例。木箱で処方箋を確認すると、3種類の薬草が必要なことがわかる
薬草を見つけ出し、必要な薬草をすり鉢のなかに入れてタッチペンでゴリゴリすっていくと「蟲払いの薬」が完成する
できあがった「蟲払いの薬」を使うと、固まっていた蟲たちが四散し、蟲を払う事に成功!


(c)漆原友紀/講談社・「蟲師」製作委員会
(c)2008 Marvelous Entertainment Inc.

□マーベラスエンターテイメントのホームページ
http://www.mmv.co.jp/game/
□DS「蟲師 ~天降る里~」のページ
http://www.mmv.co.jp/special/game/ds/mushishi/
□関連情報
【11月20日】マーベラスエンターテイメント、DS「蟲師 ~天降る里~」
予約特典は「蟲師」オリジナル巾着袋
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071120/mushi.htm
【10月2日】テレビアニメや実写映画になった人気作がDSでゲーム化!
マーベラスエンターテイメント、DS「蟲師 ~天降る里~」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071002/mushi.htm

(2007年12月27日)

[Reported by 豊臣和孝]



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