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会場:東京・青山 スパイラルホール
参加費:無料
「Halo 3 Japan Championship 決勝大会」は、「Halo 3」の国内最強プレーヤーを決める大会。予選大会は、Xbox 360のオンラインサービス「Xbox LIVE」上にて11月中に実施済み。決勝大会は、個人戦とチーム戦をそれぞれトーナメント形式で戦う。15時から行なわれた決勝戦は、個人戦、チーム戦の順で実施された。
会場には、決勝に進出した友人知人を応援すべく駆けつけた“戦友”、ハイレベルな戦いをその目で確認すべく訪れた一般観戦者のほか、ゲストとして女優の山崎真実さん、お笑いコンビ「さくらんぼブービー」の鍛治輝光さんと木村圭太さん、グラビアアイドルの喜屋武ちあきさん、さらにサプライズゲストとして、お笑いコンビ「インパルス」の堤下敦さんと板倉俊之さんが登場。軽妙なコメントで、会場のテンションをさらに盛り上げてくれた。
使用されたマップは「エピタフ」、「ピット」、「ガーディアン」。初戦のエピタフでは、狭い通路などを意識した多くのプレーヤーがバトルライフルを多用。エイミング(FPSで照準を合わせる行為)の正確性、壁を使ったグレネード投擲テク、距離や状況に応じた武器切り替えの早さに、芸能人ゲストや来場者が思わず「凄い!」と息を呑む。 決勝で使われた他マップに比べるとやや開けた場所が多い「ピット」では、8人対戦ゆえに複数のターゲットが視界に入ることがままある。こんなときも、決勝に残った8人全員は「どちらを優先すべきか」、「二兎を追えるか」などを瞬時に判断。目の前や真横から突如ライバルが出現しても、筆者のような底辺レベルのプレーヤーが「あわわわわ!」と混乱するであろう危機的シチュエーションを、8人はまったく慌てる素振りもなく冷静に対処する。 ここで、司会進行氏がゲストのインパルスに「今、注目しているプレーヤーは誰ですか?」と問い掛けると、堤下さんが「うーん……サブリナさん?」とひとこと。以降なにかにつけて“サブリナさん”を連呼するようになる。相方の板倉さんも、最初は「お前、それ言いたいだけじゃねーか!」と突っ込んでいたが、そこは決勝進出プレーヤーよろしく“お笑いの激戦区”を勝ち抜いてきたおふたりだけに、次第に「これはイジれる」という空気を瞬時に察知。以後、「サブリナ目線!、サブリナスロー、サブリナふっとび(笑)」、「サブリナ開脚! これぞサブリーナ。オシリーナみたいに(笑)」など、プレイ中はもちろんリプレイの再生中も楽しくイジることを忘れない。 個人戦の総合結果は、1位がカズさん、2位がクラクランさん、3位、ファントムさん。入賞者には、クリスタル調の美しいトロフィー、「Halo 3」ヘルメットケースなど豪華グッズがそれぞれ贈呈された。
先攻は青チーム「モロノキミ ジェイピー」、後攻は赤チーム「チョコクロワッサン」。1ラウンド目は初戦ということで「慎重な出足もあるか?」と思われたが、青チームが開始数十秒で開門。そのまま旗を奪取し持ち帰ることに成功し、ゲストや観客を興奮のるつぼに叩き込む。続く2ラウンド目は、青チームが鉄壁の守りを発揮。ここ一番のレーザー攻撃が面白いようにヒットするなど、赤チームの侵攻を許さない。赤チームも必死の粘りを見せ、終了寸前で旗のもとにたどり着くもタイムアップ。 3ラウンド目。役割分担に長けた青チームの猛攻に「ここで終了する可能性もあるのかな」と思ったが、ここでも赤チームは粘り腰を発揮。立て続けに旗の目前まで迫られるが「ここで取られたらすべてが終わる!」とばかり、紙一重の戦いをものにしてタイムアップまで見事旗を守りきることに成功する。
サドンデスに持ち込みたい赤チームと、このまま押し切りたい青チーム。4ラウンド目は、役割分担を徹底した青チームの戦法が効を奏し、防御側の鉄壁っぷりが改めて披露される。2ラウンドで会場の度肝を抜いた高精度のレーザー攻撃が容赦なく浴びせられ、マップ上を閃光が走るたびに、赤チームの戦士がひとり、またひとりと倒されていく。戦いは、厚みのある守備で赤チームの猛攻を跳ね返した青チーム「モロノキミ ジェイピー」が勝利。国内最強戦と呼ぶにふさわしいハードな戦いの連続に、多くの来場者が満足した表情を浮かべていたのが印象的だった。
□Xbox 360のホームページ (2007年12月10日) [Reported by 豊臣和孝]
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