|
【ロード オブ ヴァーミリオン】
料金:1プレイ300円(カード1枚排出)
今回取材する機会を得られたのは、上記4店舗のうちの「池袋ギーゴ」でのロケテストの模様。AC用として初めてとはいえ、FFシリーズやDQシリーズといった数々の名作RPGを生み出しているスクウェア・エニックスのゲームというだけあり、開店時間30分前の9時30分の段階ですでに30~40人のユーザーが開店待ちの列を作っていた。
筐体には、ゲーム画面を映し出すモニターとカードを展開するパネルのほか、パネルの左側にレバー、決定・技ボタン、キャンセル・サクリファイスボタンが、パネルの右側にスタートボタン、決定・技ボタン、キャンセル・サクリファイスボタンが配置されている。
アルカナストーンは、アルカナストーンを中心としたエリアにパーティを侵入させ、アルカナストーンゲージを0にすると制圧完了となる。 パネル上に展開できるのは、使い魔に設定されているコストが合計で90になるまで。その中で、パーティに組み込むことのできる使い魔は最大で3体となっている。 チュートリアルモードでは、キャラクタの操作法やアルカナストーンの制圧の仕方、さらには武具・種族の特徴、プレーヤーキャラクタが使い魔に憑依する「サクリファイス」の使い方、使い魔が使用可能な特殊技の発動方法など、ゲームの遊び方がこと細かく解説される。 ロケテスト自体がもともと一般ユーザー向けの企画であり、開店直後から多くのユーザーが詰め掛けたため、残念ながらプレイすることはできなかった。だが、プレイする人の後ろから見ていただけでもおおよその内容を理解できるほど親切・丁寧なチュートリアルだった。 敵との戦闘は、主にカードを操作して行なう。カードの上部を向けている方向に攻撃範囲が表示され、その中に敵を捉えると自動的に攻撃を始める。攻撃範囲は、通常攻撃が青色、特殊技やオーバーキルが黄色で表示される。 もし使い魔が敵に倒されてしまったら、ストックエリアと呼ばれる場所に避難させることで復活させられる。ストックエリアに置いた時点からカウントが表示され、それが0になると出撃可能となる。 サクリファイスは、画面に「サクリファイスOK」と表示されているときに、サクリファイスしたい使い魔カードをこすってからサクリファイスボタンを押すと発動する。サクリファイスを行なうと、使い魔は巨大化し、攻撃力などがパワーアップする。 特殊技は、時間の経過によって増加する特殊技ゲージ(使い魔のコストによって増加するスピードが異なる)が満タンになると使用可能となる。特殊技を使いたい使い魔のカードをこすってから、特殊技ボタンを押すと発動する。使い魔ごとに発動する技が異なる。
ゲームシステムに関しては、カードを操作して敵と戦い、ゲージが溜まったら特殊技などを発動するというように、従来のトレーディングカードと似たオーソドックスな仕組みが採用されている。このおかげで、後ろから見ているだけでもゲームの遊び方をなんとなく理解できるため、この手のゲームに慣れ親しんできたプレーヤーにとっては、ハードルの低いゲームと言える。 かといって、初心者にとってのハードルが高いのかと言うとそうではない。キャラクタの操作は直感的に行なえるし、ゲームを楽しく遊ぶために必要な知識を学べる「チュートリアルモード」が充実している。解説文をよく読みながらチュートリアルモードをクリアすれば、基本的なゲームシステムは一通り把握できるだろう。 1プレイのプレイ時間は、前半・後半の2部構成(2プレイ)となっているチュートリアルを、解説文をじっくり読みながらプレイしておよそ20分から25分。池袋ギーゴには筐体が4台設置されていたので、1時間でおよそ12人がプレイできる。閉店時間が24時と仮定すると、10時から24時までの14時間で約150人が体験できることになる。
プレイ待ちの予約者は、11時頃の段階でおよそ80名。ロケテストのうちに、1回はプレイしておきたいという人は、お昼前には店舗を訪れたほうがいいかもしれない。
(C)2007 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.
□スクウェア・エニックスのホームページ (2007年12月7日) [Reported by 中野信二]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|