バンダイ、「大怪獣バトルプロジェクト」始動 AC「大怪獣バトル ウルトラモンスターズEX」を12月上旬リリース TV番組「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」もBS11で放映
11月13日 開催
【大怪獣バトル ウルトラモンスターズEX】
12月上旬より稼動開始
【ウルトラギャラクシー大怪獣バトル】
12月1日よりBS11(BSデジタル)で放映
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ドラマ「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」の出演者、監督、プロデューサーが発表会に出席した |
バンダイナムコグループは、データカードダス「大怪獣バトル ウルトラモンスターズ(ウルトラモンスターズ)」を5月から稼動させているが、これをクロスメディア展開するための「大怪獣バトルプロジェクト」の発表会を11月13日、バンダイ本社にて開催した。
まず、株式会社円谷プロダクション製作の30分枠怪獣ドラマ「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル(ウルトラギャラクシー)」に製作協力。同作をBSデジタル放送、「BS11」で12月1日より毎週土曜19時から放映する。
ドラマ「ウルトラギャラクシー」は、データカードダス「ウルトラモンスターズ」と世界観を共有し、相互にストーリーや設定情報を補完しあうという内容になっており、「ウルトラギャラクシー」と、12月上旬に稼動開始予定の「ウルトラモンスターズ」の新バージョン「大怪獣バトル ウルトラモンスターズEX」の両方で怪獣バトルを楽しめる。
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「ウルトラギャラクシー」に登場する謎のヒーロー「レイモン」のフィギュア。「ウルトラモンスターズEX」のストーリーモードにも登場する |
「ウルトラギャラクシー」は、BSでの放映と同時に、バンダイチャンネルをはじめとした16のPC向けISPおよびポータルサイト、TVモニター向け5サイト、携帯電話向け4サイトで映像を配信する。1話は常時無料だが、2話以降は第2話~8話までは1週間の先行配信が行なわれる(こちらは有料で500円/24時間)。BS放映後1週間後より100円/週という価格設定で2話から最終13話までが有料配信される。また、13話放映後、そのまま1話からの再放送が決定している。
また、バンダイナムコグループ各社より、玩具、玩具菓子、カプセル玩具、アパレル、文具などの関連賞品が発売される。ドラマ化とEX化記念として、「セカンドアタックキャンペーン」を実施。フィギュアと限定「チェンジングカード」が当たる「あたりカード」がデータカードダス筐体に入る。
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「大怪獣バトルプロジェクト」の内容。カードゲーム「大怪獣バトル ウルトラモンスターズEX」を中心に、TV映像製作、さらにコミカライズ、各種商品を展開していく |
【「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」STORY】
時は、宇宙時代を迎えた近未来。人類は豊富な資源を求め、スペースミッションのエキスパート集団「ZAP SPACY」を組織し、銀河の彼方へと進出していた。
通信が途絶えた辺境の開拓惑星ポリスへと向かったZAP SPACYの宇宙船「スペースペンドラゴン」は、ポリスへの大気圏突入時に謎の衝撃を受け、不時着してしまう。
そこでクルーたちが見たものは、絶滅したはずの怪獣たちが跋扈(ばっこ)する「怪獣無法地帯」と化した惑星ポリスの姿だった。
怪獣に襲われ、絶体絶命の危機に立たされるZAP SPACYのクルーの前に突如現われた謎の少年、レイ。青年は彼らの目の前で、「バトルナイザー」を発動させた。
現われたのは古代怪獣ゴモラ。大怪獣たちは彼らの眼前で大バトルを繰り広げる。 この惑星になにが起こったのか? そして謎の青年の持つアイテム「バトルナイザー」とは? |
キャストは、レイ役に南 翔太さん、スペースペンドラゴン船長・ヒュウガ役に小西博之さん、同副長・ハルナ役に上良早紀さん、同ルーキークルー・オキ役に八戸 亮さん、同エンジニア・クマノ役に俊藤光利さん。発表会には、キャスト全員と、監督の菊池雄一氏、プロデューサーの渋谷博康氏が出席した。
撮影はすでに終了しており、全13話の放映を待つばかり。小西さんを中心に、撮影時はキャスト全員が行動を共にすることが多かったそうで、チームワークはばっちりとか。
主題歌は「Etarnal Traveller」。歌うは平成ウルトラシリーズではおなじみの「Project DMM」。エンディングは「烈火斬」が歌う「JUMP UP」。この2曲がカップリングされたCDシングルはコロムビアミュージックエンタテインメントより12月19日に発売予定。
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古代怪獣ゴモラが主役級の扱いになっている。怪獣と怪獣がぶつかり合う様は往年の怪獣映画をほうふつとさせる |
■ 12月上旬より、「第5弾」カードを導入「ウルトラモンスターズEX」
「大怪獣ウルトラモンスターズ」シリーズは、今までに全4弾(累計250種類以上)のカードをリリースしてきたカードバトルゲーム。「ウルトラQ」から「ウルトラマンメビウス」までの怪獣を網羅している。このプロジェクトの一環として、12月上旬からは「大怪獣バトル ウルトラモンスターズEX」にバージョンアップするが、それにあわせて追加の新カードが登場する。
このゲームは、1プレイにつき1枚の新規カードが支給される。「怪獣カード」と「技カード」(ここまではプレイすれば筐体から排出される)、「応援カード」(ソフビ人形『ウルトラ怪獣シリーズ』に付属)によって構成され、1匹の怪獣につき、大体3種のカードが用意されている。怪獣カードは最大3枚まで。敵と戦うのは1枚目にスキャンした怪獣となり、2枚目以降の怪獣カードは1枚目の怪獣がピンチになると登場する。
ゲームモードは「練習モード」、「ストーリーモード」、「バトルモード」(ここまで1人プレイ用)、「2人でバトル」の4種類。1プレイ100円で、1プレイにつきカードが1枚排出される。
怪獣カードをスキャン(1枚目がリーダー怪獣、2枚目以降は応援怪獣となる)したら、いよいよバトル開始。どちらが攻撃するかに優劣をつけるタイミングゲーム「スピードバトル」、ボタン連打で攻撃サイドと攻撃回数を設定する「パワーバトル」、攻撃/防御内容を決定する「コマンドバトル」の順に進行する。
途中で「技カード」をスキャンできたり、3回攻撃を成功させると「必殺技」が発動したり、特定の組み合わせで「コンボ」が発動するといった要素も取り入れられている。
【「大怪獣バトル ウルトラモンスターズEX」STORY】
それは、「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」の時代から数十年後の物語。かつて、遥か銀河の彼方で繰り広げられた大怪獣同士の果てしないバトル。だが、怪獣無法地帯と化した星々での壮絶なバトルの真相を知るものは限りなく少ない。
時は、宇宙時代、人類は豊富な資源を宇宙に求め、銀河への進出を続けていた。そんな地球に突如として壮絶な危機が迫る。テレビのニュースで報道される絶滅怪獣たちの復活! 時を同じくして、とある少年のもとに届けられた謎のメカ、バトルナイザー。
「すごい、すごいや、あのゴモラが僕の思い通りに動くなんて……」
バトルナイザーは、怪獣たちモンスロード(召還実体化)できる脅威のアイテム。だがバトルナイザーを手にした少年に謎の声が告げる。
バトルナイザーを手にしたものは、「レイブラッドに選ばれし者」であることを。そして「怪獣使いの宿命から逃れられない」ということを。果たして、バトルナイザーとはいったい? その声の主は誰なのか? 地球の少年の運命は? |
【スクリーンショット】 |
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ストーリーモードは2カ月に3話づつが更新される |
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登場怪獣は「メビウス」まで網羅。一番右は必殺技の発動シーン |
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「スピード」、「パワー」、「コマンド」と戦うバトル。タイミングよくスピードゲージを決定し(多いほうが有利)、ボタン連打で相手に押し込めれば攻撃回数が増え、相手の行動を読んで攻撃/防御を決定するという流れだ |
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□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□「大怪獣バトルプロジェクト」公式ページ
http://www.daikaijyu.com/
(2007年11月13日)
[Reported by 佐伯憲司]
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