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バンダイナムコグループ、ゲーム事業を再編
バンプレストのゲーム事業をバンダイナムコゲームスに移管

11月8日 発表

 株式会社バンダイナムコホールディングスは、株式会社バンプレストのゲーム事業部門を2008年4月1日付で株式会社バンダイナムコゲームスに移管すると発表した。

 バンプレストの家庭用ゲームソフト、業務用ゲーム機の企画開発を行なうゲーム事業部門はバンダイナムコゲームスのゲーム事業と統合される事となる。同社によれば、「変化の速いゲーム市場において、開発や流通におけるノウハウやリソースを有効活用し、スピーディな経営判断のもと戦略を推進することで、グループ総合力の発揮をはかります」としている。バンプレストは今後、業務用ゲーム機向けのプライズ景品を初めとする景品事業を中心に事業を行なっていくこととなる。

 また、バンダイナムコとしての事業再編はこのほかでは、アミューズメント施設運営事業を行なっている株式会社プレジャーキャストと株式会社花やしきの2社が、株式会社ナムコの子会社となる。


 バンダイナムコホールディングスは8日、2008年3月期中間決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比103.3%の2,135億2,200万円、経常利益は前年同期比93.6%の173億7,900万円、当期純利益が72.4%の79億7,700万円となっている。

 ゲームコンテンツに関して見てみると、事業セグメント別売上げでは前年同期比108.5%の618億3,500万円、事業セグメント別営業利益では262.1%の48億5,600万円と好調な数字となっている。

 ゲームコンテンツ事業の好調の理由は、日本でPS2用「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION」、PS2/Wii向けにマルチ展開された「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」が人気を集めたほか、米国では「NARUTO」関連ソフトが、欧州では「ドラゴンボールZ」関連ソフトのほか、PS3用「RIDGE RACER 7」などがそれぞれ業績に貢献したという。

 2007年度の家庭用ソフトの上期実績としては、販売タイトル数が15タイトルで数量は204万7,000本となっている。「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION」は45万4,000本で、「ドラゴンボールZ Sparking! METEOR」は両プラットフォームで33万5,000本を記録している。ちなみに2007年度下期に同社が発売を予定している家庭用のタイトル数は48タイトルで、見込みとしては817万8,000本の販売を見込んでいる。

□バンダイナムコグループのホームページ
http://www.bandainamco.co.jp/
□ニュースリリース (PDF形式)
https://www.release.tdnet.info/inbs/2b080ab0_20071108.pdf

(2007年11月8日)

[Reported by 船津稔]



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