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価格:未定
「トラスティベル ~ショパンの夢~」は、超美麗グラフィックスと新感覚戦闘システムを搭載し、同社初の次世代機用RPG作品としても注目を浴びたタイトルが、プレイステーション 3に登場する。制作陣やナレーター、サウンド面おいては豪華キャストを揃え、実在した世界的音楽家“ショパン”の夢の世界を舞台に繰り広げられる、人間の“命”そのものに焦点をあてた重厚なストーリーとなっている。また、プレイステーション 3版ならではの追加要素として、使用可能なキャラクタの追加、新規イベントシーンなどが用意されているという。 開発は「スターオーシャン3」や「ヴァルキリープロファイル2」でサウンドを担当し、「バテン・カイトス」シリーズでは株式会社モノリスソフトと共同開発を行なった株式会社トライクレッシェンド。演出の鍵となるショパン楽曲のピアノ演奏は、世界的ピアニスト、スタニスラフ・ブーニン氏が演奏。サウンドは「テイルズ オブ」シリーズでもおなじみの桜庭統氏。ナレーションは映画やCMのナレーションでおなじみの森本レオ氏が担当している。 本作のバトルシーンは、ターン制とリアルタイムを融合した「タイムシェアード リアルタイムバトルシステム」を採用。最大3人のキャラクタが戦闘に参加できるチームバトルとなっている。ターンが回ってきた(アクティブ状態)キャラクタをプレーヤーが操作し、決められた時間内となるがバトルフィールドを自由に行動することができる。このように自由に動けて、尚且つ戦略的に行なわれる戦闘は、爽快感溢れるシーンを演出してくれるといえるだろう。
そして、本作のキーとなっている“光”と“闇”は戦闘シーンにおいても重要な要素のひとつとなっている。必殺技には光と闇、2種類の技があり、技発動時のキャラクタの立ち位置が日向か日影かにより発動する技が異なるという。必殺技は1ボタンで簡単に出すことができるので、アクションが苦手という人でも簡単操作で本作を楽しむことができる。 【キャラクタ紹介】 ■ アレグレット(Allegretto)
武器:剣 Voice:下野 紘(しもの ひろ) 貧しい子供たちに食べ物を配るため、港町リタルダントでパン泥棒をしている少年。悪いことだとはわかっていながらも、子供たちを見捨てるわけにはいかないという、正義感を内に秘める。言葉使いが乱暴で、時に弟分のビートに手をあげることもあるが、実は情に篤く、ビートを本当の弟のように思っている。貧富の差が激しい世の中に矛盾を感じ、旅に出る。
残酷な運命に翻弄されながらもひたむきに生きるポルカに惹かれ、彼女を救う決意をする。
武器:傘 Voice:平野 綾(ひらの あや) 港町リタルダントが一望できる丘の上、テヌート村に母親と二人で住んでいる少女。花封薬というテヌート名産の花々から抽出される薬を売って生計を立てているが、最近では鉱封薬という政府公認の安い薬が出回っているため全く売れない。不治の病に侵されている者だけが、その副作用として魔法を使えるこの世界で、魔法が使える彼女の死期は近い。そんな過酷な運命に加え、触れると病気がうつるという噂から人々に避けられ、人を信用できなくなる。
だが、ショパンに出会い、残り少ない命を人々のために使いたいと思うようになる。 ■ クレッシェンド(Crescendo)
武器:メイス Voice:小西克幸(こにし かつゆき) 「うわべだけではなく、本当の和平を実現しなければならない。」 バロック城の王子。つまり次期王様。バロック国民を第一に考えている。
セレナーデの意見に従うことにより、敵国の利益になることは十分わかっていながら、その正等な意見と、国民の安全との間で板ばさみとなる。とても正義感が強く、最後は自分の身を捨てる覚悟で敵国へ出発する。
■ セレナーデ(Serenade)
武器:ロッド Voice:折笠 富美子(おりかさ ふみこ)) 「後ろ向きに一歩下がることは、前に一歩踏み出すより勇気が必要です。」 クレッシェンドのフィアンセ。
品のある身のこなし。自分の意見をしっかりと持ち、正しいと思うことを、落ち着きのある声で言う。しかし、相手に強要する感じではなく、不快な印象を与えない。
【キャスト紹介】 ■ スタニスラフ・ブーニン(Stanislav Bunin) ソヴィエト・ピアノ学校の著名な設立者ゲンリッヒ・ネイガウスを祖父とし、'66年モスクワに生まれる。ロン=ティボー国際コンクールに17歳で優勝。モスクワ音楽院に進み、'85年第11回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝、あわせてコンチェルト賞とポロネーズ賞を獲得した。《バッハ・リサイタル》、《モーツァルト:室内協奏曲》は、'90年の日本ゴールドディスク賞を獲得。'99年冬、ヨーロッパにおける演奏活動が高く評価され、“Viotti d'Oro賞”(イタリア)を受賞。ピアニストとしてはミケランジェリ以来の受賞となる。
ショパン没後150年にあたる'99年より、イタリアを中心とするヨーロッパ各地及び日本で全8回におよぶ〈ショパン・チクルス〉を開始。2001年11月には締めくくりとしてワルシャワ・フィルと協演、ショパンコンクールの「再現」を果たす。2005年、ショパンコンクール優勝より20年を迎え全国各地にてオール・ショパン・ピアノリサイタルを開催。各公演満員の盛況を博した。今後、ますます磨きのかかった演奏が期待される。
'43年、 愛知県出身。'68年「ミッドナイト東海」のDJとして若者の支持を得る。以降役者、ナレーターとして幅広いキャラクターで活躍。主な出演作に、映画「LOVEDEATH」(公開予定)、「サイレン」(2006年)、「ホールドアップダウン」(2005年)、「イン・ザ・プール」(2005年)、「キッズ・リターン」('96年)など。ドラマでは、「ロングバケーション」、「ショムニ」(CX)、「女系家族」(TBS)、「スカイハイ2」(ANB)など多数出演。また「機関車トーマス」のナレーションも務めている。現在は、7月から放送の連続ドラマ「PS 羅生門」(ANB)の撮影中。森本レオ朗読・監修による、絵本ビデオ「れおんじ村のメルヘン畑」シリーズvol.1~4巻も好評発売中(Columbia Music Entertainment )。 ■ フレデリック・フランソワ・ショパン (Fryderyk Franciszek Chopin) ポーランドの音楽家。1810年にポーランドの首都ワルシャワ郊外のジェラゾヴァ・ヴォラに生まれ、1849年パリに没した。優れた作曲家として、またすばらしきピアニストとして有名である。
作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、またそれまでの作曲家に見られない繊細かつきらびやかな音の使用でピアノの詩人とも呼ばれ、初期ロマン派を代表する作曲家である。今日でもノクターンやワルツなどが世界で知られている。代表曲には「24の前奏曲集」、「幻想曲」、「別れの曲」、「バラード第4番」、「子犬のワルツ」、「英雄ポロネーズ」、「舟歌」などがある。
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2007年11月2日) [Reported by 志賀康紀]
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