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価格:5,980円
PS3「Heavenly Sword ~ヘブンリーソード~」は、「ナリコ」と呼ばれる赤い髪の女性が主人公のアクションアドベンチャー。悪の王キングボハンとその軍勢が、神々によって創られた剣「ヘブンリーソード」を奪取すべく、ナリコの祖国に侵略を開始。彼女は祖国を守るため、ヘブンリーソードを手に取る。だが、剣を使い、その力を得るためには、重い代償を支払う必要があった。
本作最大の特徴は、なんといっても変幻自在の攻撃アクションにある。使用するボタンは、□と△。基本となる「剣」は、“双剣”ですばやく敵を攻撃。L1ボタンを押しながら攻撃すれば、広範囲をカバーする「鎖剣」に変化。個の敵に対して重い一発を狙うときは、R1ボタンを押しながらの攻撃で「大剣」による凄まじい斬撃が繰り出される。これら3種類の攻撃方法は、いつでも瞬時に切り替えられる。
攻撃アクション中、対戦格闘ゲームのように特定のコマンドを入力すれば「必殺技」が発動。武器、体術を組み合わせた複雑なモーションは、人の筋肉や関節の動きを忠実に再現。その様子は、まるで武侠映画の登場人物を操作しているかのように感じられるという。必殺技は、あらかじめ用意されたムービーではなく、すべてリアルタイムCGで描画される。必殺技には数十種類があり、コマンドだけではなく、カウンターで発動するもの、ゲージを溜めて繰り出す強烈なスペシャル技なども存在する。
戦闘のシチュエーションは、1対1、1対多数など、常に一定とは限らない。プレーヤーは、敵の数や様子から、最適と思われる攻撃アクションを瞬時に選び、片っ端からなぎ倒していく。剣以外にも、「バズーカ」のような飛び道具で数千の敵をまとめて吹き飛ばすといったステージも存在するという。
アクションシーンでは、ただキャラクタを動かすだけではなく、バリエーションを持たせる意味で「アクション・シーケンス」と呼ばれるパートが用意されている。これは、一般的には眺めるだけのムービーシーンにおいて、途中で「コマンド指示」が出てくるというもの。入力タイミング次第で、格好いい着地が決まったり、失敗してみっともなく転んでしまったりと、それぞれ異なる結果が得られるという。
悪の首領「キング」を演じるのは、劇場作品「ロード・オブ・ザ・リング」ゴラム役などで知られる俳優のアンディ・サーキス氏。同氏は、ゲーム中に登場するすべての役者の演技、演出の監修も担当。それらの演技や演出をCGに反映させるスタッフ陣も、ハリウッド映画でトップクラスの作品をてがけるスタジオを起用しているという。東洋、西洋など、さまざまな文化を繊細な糸で織り上げたかのような独特の世界観は“美しい”の一言だ。
開発スタッフが掲げるキーワードは「Bringing Cinematic production to gaming」。これは、劇場作品「HERO」、「GREEN DESTINY」、「KILLBILL」などのアクション映画のなかに入り込んだような感覚でプレイできる、美しくエレガント、かつダイナミックな次世代アクションゲームを意味しているという。現在、PS3のオンラインサービス「PLAYSTATION Store」では、本作の体験版とプロモーションムービーが公開されている。気になる方は、この機会にせひともダウンロードしていただきたい。
Heavenly Sword (C)2006-2007 Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Ninja Theory Ltd. Heavenly Sword is a trademark of Sony Computer Entertainment Europe. All rights reserved.
□プレイステーションのホームページ (2007年10月23日) [Reported by 豊臣和孝]
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