任天堂、Wii本体を「バージョン3.1」にアップデート USBキーボードによる文字入力が可能に
10月11日 実施
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「Wii伝言板」に届くメールを開くと、画面に右下に「更新」というボタンが表示される。これをクリックするとアップデートが始まる |
任天堂株式会社は、Wii本体のバージョンを「3.1」にアップデートした。バージョンのアップデートは、インターネットに接続していれば同社からのメールで行なえるが、メールが届いていなくても「Wii本体設定3」の「Wii本体の更新」で行なうことができる。
バージョン3.1での主な変更点としては、Wii伝言板などでの、文字入力の一部の操作をUSBキーボードで行なえるようになったこと、「インターネットチャンネル」、「みんなで投票チャンネル」の仕様の一部が変更されたことが挙げられる。
文字入力に関して同社は、すべてのUSBキーボードでの動作を保証するものではないとしている。現段階では、ロジクールから発売されている「Classic Keyboard 200」(型番:iK-21WH)の動作確認がとれているという。
■ ユーザーフレンドリーな機能が導入された「インターネットチャンネル」
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「インターネットチャンネル」を更新すると、最初の起動時に写真のようなメッセージが表示される |
「インターネットチャンネル」では、「Opera」のブラウザバージョンが「9.3」になったほか、ソフトウェアキーボードで入力を行なう際に、WiiリモコンのBボタンがキーボードのShiftキーと同じ機能を果たすようになった。このほかの変更点は下記の通り。
- 文字入力の一部操作で、USBキーボードが使えるようになった。
- Wiiリモコンで文字列を選択し、選択した内容を「検索」にコピーできるようになった。
- 「ページ情報」からURL編集ができるようになった。
- お気に入りのページや今見ているページのURLを、WiiフレンドのWii伝言板に送信できるようになった。
- Wii伝言板に送られてきたメッセージのURL部分をポイントしてAボタンを押すと、自動的にインターネットチャンネルが立ち上がり、そのページが開くようになった。
- お気に入りの登録可能数が48個から56個に増えた。
- Flash PlayerとJavaScriptに関する脆弱性への対策が施された。
■ 回答者の分布がより細かくわかるようになった「みんなで投票チャンネル」
「みんなで投票チャンネル」では、アンケート結果の閲覧画面で確認できる「地域ごとの集計結果」の地図の色分けの段階が増加した。これにより回答者が、各地域ごとにどの程度の割合で分布しているのかが、より細かくわかるようになった。
「インターネットチャンネル」および「みんなで投票チャンネル」で追加・変更された仕様を適用するには、各ソフトをいったん受信しなおす必要がある。なお「インターネットチャンネル」、「みんなで投票チャンネル」の更新情報は、「Wiiショッピングチャンネル」のお知らせ欄で確認することができる。
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「インターネットチャンネル」と「みんなで投票チャンネル」の再受信は無料で行なえる |
再受信を行なわないと、アンケート結果などのデータを受信できない |
回答者の分布がより細かく色分けされるようになった |
(C)Nintendo
□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□「Wii」のページ
http://www.nintendo.co.jp/wii/
□“バージョン3.1”の更新情報
http://www.nintendo.co.jp/wii/q_and_a/048.html
□ロジクールのニュースリリース(「Classic Keyboard 200」が「Wii」に対応)
http://www.logicool.co.jp/index.cfm/172/3867&&cl=jp,ja
□関連情報
【8月7日】任天堂、Wii本体を「バージョン3」にアップデート
ショッピングチャンネルの検索機能が充実
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070807/wii.htm
(2007年10月11日)
[Reported by 中野信二]
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