|
会場:幕張メッセ
入場料:当日1,200円、前売1,000円
気になるブース内の様子はというと、巨大なモニターが2つ設置されたミニシアターと、その向かい側の壁沿いにニンテンドーDS用ソフト「レイトン教授と悪魔の箱」、同「イナズマイレブン」を体験できる試遊台が設けられている。開発を手がけているタイトル的には、ほかにも「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」や「白騎士物語」もあるが、今回それらが出展されていないのは、「レイトン教授と悪魔の箱」と「イナズマイレブン」にかける同社強い気持ちの表われなのかもしれない。 出展タイトル数だけを見れば、他社のブースよりも見劣りする感もある。しかし既報の通り、ブース内で上映されるプロモーション映像を観覧した来場者に、ニンテンドーDS用ソフト「LEVEL5 PREMIUM SILVER」(プレゼンテーション時に出題されるクイズに答えると、オリジナル携帯ストラップ「イナズマイレブン 青春のスパイク」ももらえる)が無料でプレゼントされるとあって、ビジネスデイの初日からブースの周りには180分待ちの列ができあがっていた。 そして一般日の初日となった9月22日、9時30分の開場と同時にブースを訪れてみたところ、すでに200人弱くらいの来場者で列が形成。その後、およそ1時間程度の間に「入場規制」がかけられるほどの賑わいとなった。ビジネスデイでの混雑具合を見てきただけに、いずれかのタイミングで入場規制はかかるだろうと思っていたが、まさかこれほど早い段階からとは思いもよらなかった。 これを受けて最終日(9月23日)は、ブースを訪れた人たちにプレゼンテーションの開始時間を明記した整理券を配布する形で対応。いったんブース周辺から人をはけさせることで、混雑緩和を図っていた。約30分で入場者の総入れ替えを行なっていたので、ショウの終了時刻である17時までに計15回のプレゼンテーションが行なわれるわけだが、そのぶんの整理券はお昼頃には配布終了となっていた。 体験版の十分な配布が行なえなかったことに対して日野氏は、「日本ゲーム大賞 フューチャー部門」の授賞式のステージ上で「楽しみにしていた皆様に残念な思いをさせてしまって、本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げていた。
単独でのブースの出展は今回が初めてということで、同社にとっても満足のできない面のあるゲームショウとなったことだろう。今後さらに、ユーザーの注目度が高まる可能性の大きいメーカーだけに、今回の経験を糧として、来年の東京ゲームショウでは数段レベルアップしたブース運営を見せて欲しいと思う。
□レベルファイブのホームページ http://www.level5.co.jp/ □CESAのホームページ http://www.cesa.or.jp/ □「東京ゲームショウ2007」のページ http://tgs.cesa.or.jp/ (2007年9月23日) [Reported by 中野信二]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|