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9月20日~23日 開催 会場:幕張メッセ 今年は、アイレムソフトウェアエンジニアリング株式会社とナナオ株式会社 (EIZO) が共同でブースを出展している。1ホールの入り口から入って比較的すぐの位置にブースを構えている。櫓のようなブースに社名と「おもしろさ優先主義!」の標語が書かれている。 アイレムはここ3年連続でブースを出展している。毎回凝ったブース展開をしているが、今年は親会社となるナナオとの共同出展というサプライズ付きだ。そしてアイレムブースと言えば毎年配布される小冊子だろう。3年前はチラシだったが、昨年は小冊子、今年はなんと袋とじ企画まで収録している。読んでもらえればわかるが非常に細かい所まで作り込まれており、「このために工数が喰われている」というのが冗談に聞こえないほど。この小冊子のファンもいるというのもうなずける話だ。 もちろんこれだけではない。今回のブースで最も凄いのはアイレムの開発室を再現している点。EIZOのモニタが1人あたり3台置かれ、非常に充実した開発環境が提供されていることがわかる。開発中のデータが惜しげもなく披露されている点も注目だ。今日まではビジネスデーであるため、基本的には同業他社をはじめ多くの関係者にEIZOのモニタがアピールできたと思われる。それほどまでにうらやましい作業環境なのだ。 一般公開日も同様の展示がされるという。これはある意味貴重な展示で、どういった風にゲームのデータが作られ、それがどのようにゲーム内で表示されているかの一端をかいま見ることができる。3Dデータをグリグリとモニター上で動かすことも出来、普段見ることができないものが見れて楽しめるだろう。ゲームをプレイするのも楽しいが、こういった展示物も貴重だ。ぜひともチェックいただきたい。 このほかにもやはりEIZOの巨大な液晶モニタに、現在制作中のPS3用ソフト「ポンコツ浪漫大活劇 バンピートロット2」の美麗な映像が流されている。PS3の高画質なグラフィックス機能で、あのふんわりとした独特なホッとする空気感まで再現されている。これはPS3だけでなく、もちろんそこまで表現できるディスプレイあってこそ。ぜひともブースで確認していただきたい。 もちろんブースでは同社のゲームをプレイできる。設置されている試遊台はPSP「R-TYPE TACTICS」と「マワスケス」の2タイトル。自由に遊ぶことができる。欲を言えば、もう少し試遊台が多くても良かった気もするが。
ちなみに同社ブースだけでなく、EIZOのディスプレイは他社ブースでも多数使用されている。たとえばテクモブースのPCゲームの試遊台コーナーやコーエーブースでも使用されている。また、コナミブースの「METAL GEAR SOLID 4」の試遊台でも採用されている。これはEIZOのディスプレイがそれだけ認められているひとつの証拠とも言える。ゲームの場合、最終出力機器であるディスプレイは言わずもがな最も重要なデバイスだ。ゲームショウの会場で、「ゲームがどのように見えるのか」チェックしてみると良いのではないだろうか。 □アイレムソフトウェアエンジニアリングのホームページ http://www.irem.co.jp/ □アイレム「東京ゲームショウ2007」特設ページ http://www.irem.co.jp/tgs2007/ □EIZO(ナナオ)のホームページ http://www.eizo.co.jp/ (2007年9月21日) [Reported by 船津稔]
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