発売日、価格：未定

　株式会社スクウェア・エニックスは、「KINGDOM HEARTS」シリーズの最新作として、ニンテンドーDS用「キングダム ハーツ 358/2 Days (スリー ファイブ エイト デイズ オーバー ツー)」、PSP用「キングダム ハーツ バース バイ スリープ」、携帯電話用「キングダム ハーツ コーデッド」の3タイトルを発表した。 発売日および価格はいずれも未定。

　「KINGDOM HEARTS」シリーズは、2002年3月に最初のタイトルが発売されたRPGシリーズで、ブエナ ビスタ ゲームとスクウェア・エニックスのコラボレーションタイトルとして制作。ディズニーとスクウェア・エニックスのキャラクタが登場することから注目を集め、現在までに全世界累計で1,100万本以上の出荷を記録している。

■ DS「キングダム ハーツ 358/2 Days」

　各ディズニーワールドを巡るシングルプレイモードに加え、DSの機能を生かし、複数人でミッションをこなすマルチプレイモードを搭載している。

【ストーリー概要】
トワイライトタウン。いつものように駅の時計塔から夕日を見つめるロクサスとアクセル。機関に属する2人の任務は、ハートレスを討伐し「ハート」を回収する事。任務の終わりにはいつもこの駅の時計塔で落ち合い、一緒にアイスを食べながらその日の任務について語り合っていた。 　夕日ってどうして赤いか知ってるか? 光にはいくつか色があって、その中でも赤が一番遠くまで届くからなんだってよ。 　どうしてアクセルが得意気なんだよ。 　心を持たないはずの彼らが好んで繰り返す、他愛のない会話。語られることのなかった、ロクサスのXIII機関時代の物語─。

■ PSP「キングダム ハーツ バース バイ スリープ」

　「KINGDOM HEARTS」の物語の始まりへと繋がるストーリーが描かれる、操作感やシステム、グラフィックスは従来のシリーズを踏襲しつつも、新たな3人の主人公が登場し、3つのシナリオが展開する。

【ストーリー概要】
伝説に現れるキーブレードは、大きな力を秘めている。かつて現れたキーブレードを持つ者が世界を救ったとも、混沌をもたらしたとも伝えられている。 KINGDOM HEARTS＜アンセムレポート8より抜粋＞ 　ソラがキーブレードを手にする以前、世界には複数の「キーブレードマスター」がいた。その中の1人、マスター・ゼアノートは唯一の弟子と共に、忽然と姿を消す。それはこれから始まる大いなる災いの前兆であった。いち早くその事に気付いたあるマスターは、自分の3人の弟子達に、マスター・ゼアノートとその弟子を追う様に命じるのだった……。

■ 携帯電話「キングダム ハーツ コーデッド」

　さまざまなディズニーワールドを巡る箱庭的世界での冒険を、携帯電話で再現。ゲーム機にも遜色のないグラフィックスと、新システムを搭載して配信される。ディズニーのインターネット部門「ディズニー・インタネット・グループ」との初のコラボレーション作品。

【ストーリー概要】
今作は、ジミニー・クリケットが全ての旅を記した「ジミニーメモ」の断片を巡る物語。「キングダム ハーツII」の後、ディズニーキャッスルに戻ったジミニーは、旅の記録の整理中、1つのページに目が止まる。そこに書かれた謎のメッセージ。 　「彼らの痛みを癒しに戻らなければならない」 　しかし、どれだけ思い出そうとしても、そのページが何なのか思い出せない。そこで、王様達はジミニーメモをデータ化し、調査を開始する。ジミニーメモをトレースした世界、デスティニーアイランドで眠る少年が目を覚ます。データ世界のソラの新しい旅はこうして始まる。

「キングダム ハーツ 358/2 Days」
(C)Disney Enterprises, Inc. Developed by SQUARE ENIX/h.a.n.d.
「キングダム ハーツ バース バイ スリープ」
(C)Disney Enterprises, Inc. Developed by SQUARE ENIX
「キングダム ハーツ コーデッド」
(C)Disney Enterprises, Inc. Developed by SQUARE ENIX

□スクウェア・エニックスのホームページ
http://www.square-enix.com/jp/
□ニュースリリース
http://www.square-enix.com/jp/company/j/news/2007/download/20070920_49.pdf (PDF形式)
□関連情報
【1月5日】スクウェア・エニックス、イベントなど追加「KINGDOM HEARTS II FINAL MIX+」
「キングダム ハーツ」 シリーズ累計出荷本数1,000万本達成
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070105/khfm.htm

(2007年9月20日)

[Reported by 滝沢修]