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バンプレスト、PS2「スーパーロボット大戦 Scramble Commander the 2nd」
CMキャラクタに水木一郎さんを起用。撮影風景を公開

11月1日 発売予定

価格:7,329円

CEROレーティング:A (全年齢対象)

パッケージ
 株式会社バンプレストは、11月1日発売予定のプレイステーション 2用リアルタイムシミュレーション「スーパーロボット大戦 Scramble Commander the 2nd」のCM撮影現場を公開した。

 同社は今作のCMキャラクタに、これまで数多くのロボットアニメの主題歌を歌い、“アニソンの帝王”と呼ばれている水木一郎さんを起用。今回のCM撮影では、第1弾「水木一郎 初めてのプレイ篇」と題して、「スーパーロボット大戦」シリーズのファンでもある水木さんが、実際にゲームをプレイしながらその面白さを熱く伝えるという内容になっている。このテレビCMは9月29日より放送開始予定。

 CM撮影現場では、水木さんにゲームの感想などを語っていただいたが、まずはゲームの基本情報から。

 PS2「スーパーロボット大戦 Scramble Commander the 2nd」は、「スパロボ」シリーズの“人気スーパーロボットの夢の共演”はそのままに、プレーヤーが指揮官となってリアルタイムに各ユニットに指令を与えるリアルタイム戦術シミュレーションゲーム「Scramble Commander」シリーズの最新作。機体サイズを設定通りに再現しているのも特徴で、よりリアルな戦いが楽しめる。発売日は11月1日で、価格は7,329円。CEROレーティングはA(全年齢対象)。

【スクリーンショット】


■ 水木一郎さんがゲームについて語る

水木一郎さん
――今回のCMに出演することになった今の気持ちは?

水木さん: 俺は歌も歌ってるけど、実際にゲームもしているので起用してもらえたのかなと。最初は遊びだったんですけど、それが仕事になって、とても光栄です。全国の皆様がCMを見て、「ほんとにプレイしている人がやってるんだ」と思っていただけたら、すごく嬉しいです。

――本作は今日初めてプレイされたそうですがどうですか?

水木さん: 今回発売されるのは「Scramble Commander the 2nd」なのですが、前作「1」の方も発売された当時にやってました。「スーパーロボット大戦」シリーズは「第3次」というファミコン時代からずっとやってきたんですが、やりなれてる人にとってはあまりにも臨場感があり、例えばコン・バトラーVが57mだとすると、マジンガーZは実際18mですから、その差がすごいリアルに出てくるので楽しいです。また、それぞれのパイロットが本物の声優さんが今も現役でしゃべってもらっているのでさらに臨場感が感じられます。

 「ORIGINAL GENERATION」のような3頭身のかわいいキャラクタもそれはそれでとてもいいんですが、今回の場合は等身大で見られるというのは、自分の家のテレビにロボットがそのまま来てくれたという感じですごい綺麗です。

 ここでいうのはなんですけれども、なぜ日本のアニメとか特撮が海外でうけているかというと、ロボットがすごく、アニメを知らない海外の人たちもその色とか形とか、オブジェ的にすごくいいということです。実際に (フランスのDJの) ディミトリ・フロム・パリがアニメは見ていないけどマジンガーZ自体がすごくカッコイイということで家に飾ったときに、じゃあこの歌も聴いてみようということになって、実際にコラボまで実現して、仕事にしちゃいました(笑)。それだけ日本のアニメというのはすごく優れていると思います。

 最初、アニメーションの歌を歌い始めた当時は、「なんであなた、子供のマンガの歌を歌っているのよ」なんてよく言われましたけれども、最近はやってきたことが評価されたし、世界的にも認められて、ほんとに日本人に生まれてきてよかったなと思います。

 そのロボットが全部1つのゲームになるなんてことは昔ならありえなかったんですが、今はそれができるのは、バンプレストのプロデューサーの寺田君の努力があったからじゃないかなと。

 今作はほんとに臨場感があってとても綺麗です。PS3で「1」をやってみましたが、それもすごい綺麗な画面になっていました。目でも楽しめるし、遊んでても楽しめるし、いろんな遊び方があるので、オススメです。

「スパロボ」シリーズはもちろん、日本のロボットアニメについても熱く語ってくれた
――今作で参戦しているロボットの中で思い入れのあるロボットは?

水木さん: 今作では戦いに行くときに8体出撃できるんですよ。当然俺が歌っているロボットを選ぶので、マジンガーZ、コン・バトラーV、グレートマジンガー、あと最近の「スパロボ」で歌っているゲッターロボを連れて行くと完璧かな。マジンガーZとグレートマジンガーを組み合わせると、それだけで合体攻撃ができるんじゃないかなと、それも楽しみにしています。

 前作では、例えばゲージが減っちゃった場合に、次のステージは休ませるために、違うロボで行ったりしていました。違うロボットっていうのは、僕の場合はガンダムとか、自分の歌っていないロボットを行かせたりして(笑)。その間に自分の歌ったロボットのエネルギーを戻すという作戦でプレイしていました。

 ただ、今作では次のステージにダメージを引き継がないので、お気に入りのロボットだけでずっと戦うかもね。

質問に答えながらマジンガーZの冒頭部分を歌い、おなじみとなった「ゼーット!」のポーズを決めるなどサービス精神も旺盛な水木さん
――ロボットアニメ主題歌で一番印象深い曲はどれですか?

水木さん: 主題歌は当然、マジンガーZがロボットの中では一番ですよ。次はコン・バトラーV。やっぱり自分の歌っている歌になってしまいます(笑)。

――ロボットアニメの歌を歌い続ける中で、ファンに伝えたいメッセージは?

水木さん: やっぱり鋼鉄ということもあるし、男の子がすごく憧れる。日本のマンガ家さんがすげぇなって思うのは、未来になるとロボットがこうなるよとか、ロケットが飛ぶよとか、それをまだロケットが飛ばない時にマンガにしたりとか、それから今はロボットがほんとにできるんじゃないかという時代になってきているので、もしかするとほんとに近い将来、ロボットが出てくるんじゃないかと。平和利用としてぜひロボットを使ってもらいたいです。ただカッコイイっていうだけじゃなく、昔憧れたロボットがそのまま現実にアニメになって動いているっていうところで、マンガ家さんは偉いなって思います。

――水木さん自身が「スパロボ」の1ファンとして期待することは?

水木さん: 昔は例えばマジンガーZはフジテレビで放送されていたんですが、それを他のテレビ局で歌うのは難しかったのですが、最近はほとんどそれがなくて、どこの局でもどこのチャンネルの歌でも歌えるようになったし、このゲーム自体もバンプレストの寺田君が最初にやったっていうのがすごいことです。子供心の少年の気持ちで作り上げたことが良かったんじゃないかと思うので、自分自身もゲームをやっているときには少年の心に戻っているのを感じます。昔は夢だったものが今はこのディスク1枚に収まっていて、今の人たちは結構幸せなんじゃないかと思います。

――最後に発売を待ち望んでいるファンにアニキから熱いメッセージをお願いします

水木さん: 「スパロボ」ファンの皆さんがその魂が乗り移って、みんなの好きなロボットが実際にテレビの中で動いてくれますから、自分が操縦士になったような気持ちになれるし、自分が今の地球を守っている、今のこの場所、家族を守っているというヒーローになったような気持ちも味わえます。ゲームっていうのはいろんなことを教えてくれますし、ゲームで学んだことは僕もたくさんあります。

 余談ですけれども、ゲームは指を使いますから、すごくいいです。僕と同年代や上の方たちにもぜひやっていただきたい。お子さんやお孫さんとやったらもっといいし、そういう意味でもゲームをオススメしたいです。

CMのタイトル通り、ほんとに初めてプレイした水木さん。前作もプレイしていたそうで、前作と比較して今作はメニューとか操作性とかがかなり良くなっているという。とても来年で還暦を迎えるとは思えないほど生き生きとしていた


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(C)2003 Project GODANNAR (C)2001 BONES・出渕 裕/Rahxephon project (C)BANPRESTO 2007

□バンプレストのホームページ
http://www.banpresto.co.jp/
□「スーパーロボット大戦」シリーズのページ
http://www.suparobo.jp/

(2007年9月13日)

[Reported by 滝沢修]



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