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今回のマスコミ大会は、合計28名がエントリー。7人ずつA~Dの4つのブロックに分かれてのトーナメント戦で各ブロックの優勝者を決め、その後AとCブロックの優勝者、およびB、Dブロック優勝者同士が対戦し、これに勝った2名のプレーヤーが11月に開催予定の全国大会へ進出するという試合形式で行なわれた。 ルールは全国大会予選に順じたもので、「対戦」の「みんなでモード」の基本ルールにある「予選」ルールに従う。1試合最長15分の5イニングス制で、5回終了時に同点の場合は6回以降がワンアウト満塁の状態から始まる「特別延長」ルールが適用される。制限時間終了後も同点の場合はヒットを多く打ったほうのプレーヤーが勝者となり、試合中は投球カーソルおよび打球の落下点表示は常にOFFの状態となっている。 ■ 大会レポート――またも組み合わせの不幸か……1回戦で惨敗
トーナメント抽選の結果、筆者はBブロックの第2試合が初戦となり、相手は「電撃PlayStation」代表のBOBO氏に決定。奇しくも筆者と同じく中日を使用し、さらには先発ピッチャーを2人とも山本昌を選択した。もっとも、BOBO氏が選んだ山本昌はコンディションが絶好調だったのに対し、筆者の場合は当初先発させる予定だった川上に不調マークがついていたため、やむを得ず予定を変更して(コンディションが普通の状態の)山本昌を出したという対照的な事情があってのことではあるのだが……。 さて、試合は筆者の先攻で始まり、山本昌の鋭く曲がる変化球を捕まえきれずに三者凡退であっさりとチェンジ。すると1回裏のワンアウト後に俊足の荒木にヒットを打たれ、すかさず2塁へ盗塁を決められるという嫌な展開に。盗塁を阻止する自信があったにもかかわらず走られてしまったダメージを回復できぬまま投げ急ぎ、後続の森野やT.ウッズ、福留に連打を浴びて早々に2点を献上することとなった。 その後はどうにか立ち直り、2回以降は相手打線をゼロに抑えることに成功した。ところが打線のほうはまったく振るわず、なかなかバットの芯でボールを捕らえることができない。2回表はツーアウト後に中村紀でライト前に初ヒットを放ったものの、続く李柄圭が凡退して後が続かない。3回には山本昌の代打、澤井がセンターへのクリーンヒットで出塁したが、次打者の井端のときに絶好球を打ち損ねて最悪のピッチャーゴロ。ダブルプレーに終わり、みすみすチャンスを逃してしまった。 最後は山本昌~デニーの継投の前にノーヒットに封じられ、終わってみれば昨年とまったく同じパターン、同じスコアの0対2の完封負けであっさりと負けてしまった。 今年は大会と同じルール設定にした状態での練習を何度かこなしてから試合に臨んだが、前回同様に一夜漬けの練習だけで試合に臨むという準備の段階でやはり無茶があった。いくら歴代「パワプロ」シリーズのほとんどを遊んだ経験を持っているとはいえ、さすがに自分よりも練習時間のはるかに長い同業者には一切ゴマカシが通用しなかった。
以後、BOBO氏は順調に勝ち進んで見事にBブロックで優勝。惜しくも代表決定戦では敗れてしまったが、この結果筆者は2年連続で負けた相手がブロック優勝するという巡り合わせになったため、初戦で当たれば格好のスパーリング相手になるキャラクタとして以後認知されるかもしれない(苦笑)。なお、代表決定戦では巨人を使用した「週刊ファミ通」代表のジャスト氏と中日でプレーした「ニンテンドードリーム」代表のにんどり氏が勝ち、全国大会への切符を手にすることとなった。
また、この後にエキシビジョンマッチとしてジャスト、にんどり両氏が大勢のギャラリーを囲んだ中で対戦し、延長戦の末にジャスト氏が昨年に続いて見事連覇を達成。なお、同氏には優勝賞品としてパワプロ君をかたどったクリスタルトロフィーと、「パワプロ」次回作の「サクセスモード」内になんと本人が登場するというビッグな特典がプレゼントされた。
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□コナミデジタルエンタテインメントのホームページ (2007年7月26日) [Reported by 鴫原盛之 photo by 佐伯憲司]
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