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「ルナティア」は、韓国mGameが韓国で7月からサービスを展開している3DMMORPG「HoLic」を、日本向けにローカライズしたタイトル。UCQ(ユーザー・クリエイト・クエスト)とUCD(ユーザー・クリエイト・ダンジョン)というシステムを搭載しており、ユーザーがオリジナルのダンジョンやクエストを作成して公開できるという、MMORPGとしては先進的な仕組みが盛り込まれている。現在発表されているスケジュールでは、9月中旬に第1次クローズドβテスト、9月末に第2次βテストが予定されている。 20日に都内で実施された調印式には、ジャレコ代表取締役社長の本杉進也氏と、エムゲームジャパン代表取締役社長の崔正濬氏が参加。互いに調印書にサインし、堅く握手を交わした。 調印式の後の挨拶で崔氏は、「『ルナティア』の提携は、娘を嫁にやるような気持ち。幸せな人生を送ることを願っている」と語った。また自社のサービスについても触れ、「今までのポータルサイトを改変し、新たなコミュニティサービスを組み入れる」と明かした。
続いて本杉氏も挨拶に立ち、「UCQやUCDを持つ『ルナティア』は、これからのMMORPGの進化を示すもので、ジャレコが目指した作品そのもの。ジャレコが考える新オンラインRPGを楽しんで欲しい」と「ルナティア」への期待感を表した。
質疑応答では、エムゲームジャパンが「ルナティア」にどう関わっていくのかという質問に対して、張氏が回答。「開発などテクニカルな部分は韓国mGameが行なうが、運営はジャレコとエムゲームジャパンが共同で行なう。対外的にはジャレコのタイトルとなるが、内部的にはプロモーションや運営を合同で進める」とした。 これについては崔氏からも補足があり、「mGameが海外にゲームをパブリッシングするとき、サーバークライアント管理者とサポートを両方提供する。このときリソースは韓国からだが、サポートは日本(エムゲームジャパン)が行なう」とした。またエムゲームジャパンで、「ルナティア」のチャンネリングを行なう考えがあることも明らかにした。
日本へのローカライズについては、「韓国のものをそのまま出すつもりはなく、日本にあわせたアレンジを行なう。しかし『ルナティア』は安定して動作することが大切。UCQとUCDによってユーザーが作るゲームであり、半年もすれば韓国とは違うコンテンツになる」とした。
(C)2007 MGAME JAPAN Corp. (C)2007 MGAME Corp. Published By JALECO LTD.
□ジャレコのホームページ (2007年7月20日) [Reported by 石田賀津男]
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