CEROレーティング：A (全年齢対象)

　株式会社バンダイナムコゲームスは、8月9日に発売を予定しているニンテンドーDS用シミュレーションゲーム「SDガンダム Gジェネレーション CROSS DRIVE」の最新情報を公開した。

　第二報となる今回は、本作の主人公フィオ&ニケアと相対する敵勢力「アイゼンラート」の主要メンバーである4人のキャラクタに加え、新たに参戦が決まった「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」の情報、「IDコマンド」システム、必殺技などの詳細をお伝えする。

　歴代ガンダムキャラクタが総出演することで人気を博している「SDガンダム Gジェネレーション」シリーズの最新作となる本作では、従来のシリーズとは異なり物語の中心的存在としてのオリジナルキャラクタが多数登場する。オリジナルキャラクタの存在は前回でも紹介したが、今回の情報では敵側にも多数のオリジナルキャラクタが登場することが判明した。

【ストーリー】

宇宙世紀0079、12月。 　ア・バオア・クーにおける戦いをもって地球連邦とジオン公国の戦争……“一年戦争”は終わりを告げた。だが……それは単に「戦いが終わった」というだけにすぎなかった。 　スペースノイドとアースノイドの対立。コーディネイターとナチュラルの反目。地球連邦の指導力低下を契機に、それまで人々の間に蓄積していた不満が一気に噴き出したのであった。 　地球連邦の特設部隊“ティターンズ”はスペースノイド弾圧へと走り、地球連邦の統制を離れた一部の勢力は、ブルーコスモスの後押しを得て“ユニウス7の悲劇”を招く。こうした流れの中で地球連邦軍はエゥーゴとティターンズの2つに割れて争い、プラントのコーディネイターたちは軍事組織ザフトを結成してナチュラルとの対決姿勢を強めていた。 　この混乱に世界の守護者たるキング・オブ・ハートは黙して動かず、一方でロームフェラ財団は独自の覇権を目指し、軍備を進めて行く。また、緊張に包まれる世界を地球の外から虎視眈々とうかがう勢力もあった。アクシズ、ジュピトリアン、ムーンレィス……そして……アイゼンラート。 　時に宇宙世紀0087 　世界がかつて無い緊張を迎える中、旧サイド7宙域を航行するエゥーゴの輸送艦“アルトリウス”はその任務の途上、とあるメッセージを受信する。この通信を皮切りに、世界は再び激動の時代を迎える……。

【登場キャラクタ（敵勢力）】
ジョルジオ・ストリンガー。秘密結社“アイゼンラート”の創設者。かつては連邦軍の高級将校であったが、腐敗した地球連邦を見限って軍を去り、地球圏に新たな秩序を構築すべく行動を開始した	アークライト・ストリンガー。“アイゼンラート”の実質的な指揮官にあたる、ジョルジオの長子。傑出した能力の持ち主で、地球圏の混乱を利用して組織の力を急速に拡大していく

フェルディナンド・レスタホーク。“アイゼンラート”の戦闘部隊の隊長。外見が示す通り歴戦の兵士で、一年戦争でも数々の戦場をくぐり抜けてきた。粗暴で好戦的な性格の持ち主	シルカ・チェイニー。“アイゼンラート”の将校。アークライトの忠実な部下で、彼の命を果たすべく前線に赴くことも多い。感情の起伏に乏しく、どこか機械めいた印象を与える美女

　新たに参戦が決まった「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」は、昨年ネット配信で放送され話題を呼んだ作品。Gジェネ初参戦となる作品だけに、SEEDに登場するキャラクタやオリジナルキャラクタ達とどのような絡み方をするのか、気になるところだ。また人物キャラクタだけなく、非戦闘用モビルスーツ「GSX401FW スターゲイザー」がどのようにGジェネの世界で活躍するのかも気になるところ。

【「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」】
ストライクノワール	ブルデュエル	ヴェルデバスター

　本作の戦闘システムには「IDコマンド」と呼ばれる、戦闘力強化や戦闘補助の特殊効果を生みだすシステムが採用されている。IDコマンドから発生する攻撃はどれも強力で、戦闘を有利に展開するためには欠かすことができないといえるだろう。IDコマンドは、各キャラクタ毎に3-4個程度のコマンドが用意されている。また、IDコマンド以外にも戦闘を有利に展開する要素として必殺技も用意されている。必殺技は、フォーメーションの配置によって発生する。特定のものに関しては、ド派手なカットイン演出で表現されるという。

【IDコマンド】
原作の中で使われた名セリフと共にカットインが挿入される。ファンなら思わずニヤリ
【必殺技】
νガンダム フィンファンネル
∀ガンダム 月光蝶
フリーダム ハイマットフルバースト

【登場する機体の一部】
ガンキャノン	ビグ・ザム	ギャプラン
サイコ・ガンダム	ゲーマルク	クーロンガンダム
シェンロンガンダム	アビス	カオス

(C) 創通・サンライズ (C) 創通・サンライズ・毎日放送
※画面は開発中のものです。

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスの家庭用製品公式サイト
http://www.bngi-channel.jp/
□「SDガンダム Gジェネレーション CROSS DRIVE」のページ
http://www.ggene.jp/
□関連情報
【7月13日】バンダイナムコゲームス、Gジェネシリーズ最新作がDSに登場!!
「SDガンダム Gジェネレーション CROSS DRIVE」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070713/cd.htm

(2007年7月19日)

[Reported by 志賀康紀]