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7月5日時点で出展を予定している企業は162社で、昨年に比べ14社増えている。一方で出展規模は昨年の1,701小間から1,671小間に減少している。一部の出展メーカー名も発表されたが、ソニー・コンピュータエンタテインメント、マイクロソフトといったプラットフォームフォルダをはじめ、カプコン、コーエー、コナミ、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコゲームスなど大手が例年通り名を連ねている。 さらに、ジャレコやタイトーが今年の出展を決定していることと、レベルファイブが出展を決定している。どういった出展を行なうのか注目したいところ。また、昨年に引き続き、今年の特別協賛もNTTドコモとなっている。大手3キャリアが揃って出展を決定しており、携帯電話のゲーム分野は昨年以上に数多くのタイトルに注目が集まりそうだ。 今年の特徴のひとつにビジネスデイが2日間に拡大されていることが挙げられるが、これにともない、これまでミドルウェアなどを扱っていたコーナー「開発ツール&ミドルウェア」コーナーから「ビジネスソリューションコーナー」と名称を変え、規模も大きくなっている。具体的には昨年の12社から24社に倍増。よりビジネス色の濃いイベントとなりそうだ。 今回のテーマは「つながって、ひろがって、世界へ。」。メインビジュアルはこのテーマに沿って、世界中の人が集まり、楽しさで繋がっている様子をシルエットで表現したという。また、ゲームがネットワーク化するという意味からもユーザーが“つながる”ことも現わしているという。 「東京ゲームショウ」に合わせて行なわれるカンファレンス「TGSフォーラム2007」の概要も発表された。今年も基調講演を始め、スポンサーシップセッション、オンラインゲーム/携帯電話/キャラクタ/ファイナンス&マーケットの4つの専門セッションも開催される。プログラム内容は7月18日に発表され、受講受付もそこからスタートとなる。
例年5月に米国で開催されている「E3」が今年は7月開催となり、「北米市場をターゲットとした」トレードショウとなっている。このことから例年にもまして「東京ゲームショウ」の重要性が増している。ビジネス的にはそういった意味からも大きく注目を集めるだろう。昨年は次世代ハードが揃ったことから多くの耳目を集めたが、今年はその次世代ハードで動く注目作が出展されると思われる。そういった意味ではゲームファンにとっても注目のショウとなるだろう。 (2007年7月5日) [Reported by 船津稔]
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