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「東京ゲームショウ2007」、“つながって、ひろがって、世界へ。”をテーマに
メインビジュアル決定。出展社も一部公開

9月20日~23日 開催

会場:幕張メッセ 1~8ホール

入場料:前売り 1,000円 (一般)、小学生以下無料
    当日 1,200円 (一般)


今回発表された「メインビジュアル」。世界中の人が集まり、楽しさで繋がっていることをシルエットで現わしている
 社団法人コンピュータエンターテインメント協会 (CESA) は、9月20日から23日まで幕張メッセ1~8ホールを使用して開催が予定されている「東京ゲームショウ2007」の開催概要、メインビジュアルを発表した。入場券は、一般 (中学生以上) の前売りが1,000円、当日が1,200円。小学生以下は無料となっている。前売り券の発売は7月18日から。

 7月5日時点で出展を予定している企業は162社で、昨年に比べ14社増えている。一方で出展規模は昨年の1,701小間から1,671小間に減少している。一部の出展メーカー名も発表されたが、ソニー・コンピュータエンタテインメント、マイクロソフトといったプラットフォームフォルダをはじめ、カプコン、コーエー、コナミ、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコゲームスなど大手が例年通り名を連ねている。

 さらに、ジャレコやタイトーが今年の出展を決定していることと、レベルファイブが出展を決定している。どういった出展を行なうのか注目したいところ。また、昨年に引き続き、今年の特別協賛もNTTドコモとなっている。大手3キャリアが揃って出展を決定しており、携帯電話のゲーム分野は昨年以上に数多くのタイトルに注目が集まりそうだ。

 今年の特徴のひとつにビジネスデイが2日間に拡大されていることが挙げられるが、これにともない、これまでミドルウェアなどを扱っていたコーナー「開発ツール&ミドルウェア」コーナーから「ビジネスソリューションコーナー」と名称を変え、規模も大きくなっている。具体的には昨年の12社から24社に倍増。よりビジネス色の濃いイベントとなりそうだ。

 今回のテーマは「つながって、ひろがって、世界へ。」。メインビジュアルはこのテーマに沿って、世界中の人が集まり、楽しさで繋がっている様子をシルエットで表現したという。また、ゲームがネットワーク化するという意味からもユーザーが“つながる”ことも現わしているという。

 「東京ゲームショウ」に合わせて行なわれるカンファレンス「TGSフォーラム2007」の概要も発表された。今年も基調講演を始め、スポンサーシップセッション、オンラインゲーム/携帯電話/キャラクタ/ファイナンス&マーケットの4つの専門セッションも開催される。プログラム内容は7月18日に発表され、受講受付もそこからスタートとなる。

 例年5月に米国で開催されている「E3」が今年は7月開催となり、「北米市場をターゲットとした」トレードショウとなっている。このことから例年にもまして「東京ゲームショウ」の重要性が増している。ビジネス的にはそういった意味からも大きく注目を集めるだろう。昨年は次世代ハードが揃ったことから多くの耳目を集めたが、今年はその次世代ハードで動く注目作が出展されると思われる。そういった意味ではゲームファンにとっても注目のショウとなるだろう。

□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ2007」のページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□ニュースリリース
http://blog.nikkeibp.co.jp/expo/tgs/2007/07/20070705.html
□関連情報
【2006年9月23日】東京ゲームショウ2006 記事リンク集
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060923/tgslink.htm

(2007年7月5日)

[Reported by 船津稔]



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