サービス利用料：315円 (月額課金制)

　株式会社ユーマインドは、ロバート・キヨサキ氏が考案したボードゲーム「キャッシュフロー101」の携帯アプリ化権を米CASHFLOW Technologies, Incと締結した。これにより株式会社マイクロマガジン社の協力の下、7月2日から「金持ち父さんのCFG」において携帯ゲーム版「キャッシュフロー101」のサービスを開始した。サービス利用料は月額課金制で315円。

　「キャッシュフロー101」はボードゲームで、プレイしながらお金の仕組みについて学ぶことができる、教育ゲーム。考案者のロバート・キヨサキ氏はベストセラーとなった「金持ち父さんと貧乏父さん」の著者として知られており、「キャッシュフロー101」にもお金に対する様々な考え方が学べるよう、織り込まれている。

　ゲームは、サイコロを振ってコマを進めていくボードゲーム方式で、止まったコマによってビジネス、株、不動産への投資など、お金に関するイベントが発生する。これらのイベントに対し、プレーヤーはゲームシート (財務諸表) を使い、個人資産の変化を把握。ゲームには損益計算書や貸借対照表なども登場し、使用することで収入と支出について自然に学べる。

　当初は勤労所得に頼る生活でドーナツ上のマスを回り続けるが、総支出を上回るキャッシュフロー (不労所得) を得ることができると、金持ち父さんの生活となるファーストトラックへと移動することができる。ゲームの最終的な目標は自分の夢を買うか、5万ドルのキャッシュフローを獲得すること。

　用意されているイベントには、「マンションオーナーになる」や「新規公開株の購入」、「義理の兄弟にお金を貸す」といった現実でも起こりうるイベントが発生。対処法が問われることとなる。

　この「キャッシュフロー101」は実際のボードゲームとしてもマイクロマガジン社から発売されており、同携帯サイトでは携帯ゲームとボードゲームの両方の攻略法や、最新情報、関連商法情報の公開なども行なわれる。今後の展開としては、複数キャリアでの配信も予定しているという。

【アクセス方法】
・iMenu → ゲーム → クイズ/学習 (http://cfg-i.youmind.jp/)

【スクリーンショット】
勤労所得を得る生活の間は「ラットレース」としてドーナツ上のマスをクルクル回る	不労所得を得てラットレースを抜け出し「ファーストトラック(金持ち父さんの生活)」へ
お金に関する知識を総動員しラットレースからファーストトラックへ	ゲームシート (財務諸表) を見ながら資産/負債/収入/支出を知ることがゲームの目的であり、勝利への近道となる

□ユーマインドのホームページ
http://youmind.jp/

(2007年7月2日)

[Reported by 船津稔]