価格：5,040円

　株式会社バンダイナムコゲームスは、ニンテンドーDS用フルタッチアクションRPG「デルトラクエスト 7つの宝石」を9月20日に発売する。価格は5,040円。

　「デルトラ・クエスト」とは、2001年10月にオーストラリアで発売されるやいなや、少年少女達を魅了し大ヒットとなったエミリー・ロッダ著書のファンタジー小説。本国オーストラリアでは最新シリーズ（3rdシリーズ）の第1巻は売上100万部を記録しているほか、アメリカ、中国など世界31カ国で翻訳出版されている。日本では2003年秋から岩崎書店より出版され、発行部数は400万部を突破。漫画（月刊コミックボンボンにて好評連載中）、TVアニメ（テレビ愛知発 テレビ東京系列ネットにて放送中（毎週土曜 朝8:00～8:30））といった各メディアでも好評を博している人気作品が、フルタッチアクションRPGとしてニンテンドーDSに登場する。

　ゲームの操作は、全てタッチペン1本で行なうことができる。タッチスクリーン上でタッチペンをスライド移動させるとキャラクタが移動し、バトルシーンではマップ上で遭遇した敵をタッチペンで叩くといった簡単操作でゲームを楽しむことができる。タッチをタイミングよく繋げると3～5回の連続攻撃となる「コンボ攻撃」のほか、タッチペンを任意の方向に勢いをつけてから弾くと「ダッシュ攻撃」を行なうなど、戦闘アクションのバリエーションは豊富に用意されているという。

　プレーヤーが操作するキャラクタはリーフ、ジャスミン、バルダの3人から1人を選択。3人のキャラクタには、それぞれの能力や長所があるので、場面や状況に応じてキャラクタを切り替える必要がある。キャラクタの切り替えは任意で行なうことが可能となっている。3人の能力は以下の通り。

・リーフ：体力・体重・攻撃力が平均的。コンボ攻撃は4段まで可能。
・ジャスミン：動きが早いが、敵の攻撃に吹っ飛ばされやすい。連れている動物を使用して攻撃することもできる。5段のコンボ攻撃が可能。
・バルダ：体力・体重・攻撃力ともにダントツだが、コンボや必殺技が出にくい。コンボ攻撃は3段まで可能。

　開発プロジェクトには、企画に芝村裕史氏（代表作品：PS「高機動幻想ガンパレード・マーチ」、PS2「新世紀エヴァンゲリオン」等）、シナリオは野島一成氏（PS2「ファイナルファンタジーVII」、PS2「ファイナルファンタジーVIII」）、ゲーム開発は有限会社アウディオ（代表作品：NDS「Contact」）が担当し、冒険、バトル、謎解き、収集要素など、RPGの王道とも呼べる要素をふんだんに取り入れ、純粋なRPGファンにも満足のいく内容となっている。

【ストーリー】
王家に伝わる七つの宝石がはめ込まれたベルトによってデルトラ王国は守られ、平和に統治されていた。しかし、そのベルトが影の大王によってバラバラにされ宝石は奪われてしまった。国を守る力が無くなったデルトラ王国は影の大王に支配されてしまったのである。この危機を救う為、1枚の地図を頼りに鍛冶屋の少年リーフは、デルトラ城の衛兵であったバルダ、沈黙の森で出会ったジャスミンを仲間に、宝石が隠されている七つの魔境を目指して旅に出る。 　旅の先々では、影の大王の罠が張り巡らされており、魔境を守るモンスターも行く手を邪魔する。だが、その苦境を乗り越える度に、仲間の結束、友情は固くなり、リーフ自身も成長していくのであった。迫り来る敵、深まる謎、息もつかせぬストーリー。そしてラストに待ち構える大どんでん返しとは……? ベルトに最後の宝石が戻った時、リーフはデルトラ王国を無事、影の大王の手から取り返せるのか。

【登場キャラクタ】
【リーフ】
デルトラ王国の都デルの鍛冶屋に生まれ、小さい頃から影の大王の圧制のもと暮らしてきた。冒険好きでいつも外を走り回っている。大王の手下である影の憲兵団に逆らわず従順な両親を頼りないと思っていたが、父ジャードが考えていた宝石を取り戻す作戦を知り、デルトラ王国の為に立ち上がる
【ジャスミン】
幼い頃に憲兵団に両親を連れ去られ、「沈黙の森」で独りで生きてきた少女。いつも小動物のフィリとカラスのクリーを連れている。生き抜く為には手段を選ばない野性本能は人間社会のルールを破る事が多く、リーフ、バルダと意見が合わないこともしばしば。木と会話できたり、動物の気持ちが理解できたりといった特技をもっている
【バルダ】
エンドン王の世話係だったミンを母に持ち、自身もデル城の衛兵としての訓練を受けていた。リーフと共に旅立つため、リーフが成長するまで街に身を潜めていた。無口でぶっきらぼうだが、剣技・人格とも、リーフの師匠格である

【サブキャラクタ】
リーフの母	リーフの父

【デルトラ序盤ストーリー内容】

【序章】 　王家に伝わる七つの宝石がはめ込まれたベルトによってデルトラ王国は守られ、平和に統治されていた。 　しかし、そのベルトが影の大王によってバラバラにされ、宝石は奪われてしまった。 国を守る力が無くなったデルトラ王国は、影の大王に支配されることとなってしまったのであった……。 【第一章】 　デルトラ王国が影の大王に支配されてから16年後。影の大王によって奪われた、デルトラ王家に伝わるベルトの7つの宝石を取り戻すために、鍛冶屋の息子リーフと、元衛兵のバルダは旅に出る。2人はまず一つ目の魔境「沈黙の森」に入り込み、道中、ウェンバーという巨大な怪物に襲われそうになるが、間一髪、ジャスミンという名の少女に助けられる。 　ジャスミンは、沈黙の森の奥に行くのは危険だとリーフとバルダを説得するが、2人の決意が揺るがないものであると分かると、自ら森の奥への案内役を買って出る。そして、ジャスミンの案内のもとに沈黙の森の最深部にたどり着いた3人は、トパーズを剣にはめた魔境の怪物、騎士ゴールと対決することとなる。 　果たして3人は、無事1つ目の宝石トパーズを取り戻すことができるのか……?

【スクリーンショット】
第一章のオープニングは、リーフが家に帰るところから始まる。デルの街には憲兵が見回りをしているので、憲兵に見つからないように移動しなくてはならない。憲兵に見つかってしまうとスタート地点からやり直しとなってしまう
最初の冒険の舞台は「沈黙の森」。ここでは戦闘を繰り返してバトル時の操作を覚えていくといいだろう。3人目の仲間ジャスミンと出会うのもこの森だ
森にはウェンバーと呼ばれる巨大な生物の姿が。バルダのアドバイスが心強い		ジャスミンの家に案内された2人。ここではジャスミンの意外な一面が見れるかも!?
「るれからひはちみばけふ」と書かれているナゾが登場。文章を右から読むことでナゾは解き明かされる。ニンテンドーDSの機能を使ったナゾが多数収録されている
やっとの思いで見つけた1つ目の宝石トパーズだが、簡単には手に入らないようだ。トパーズを守る敵と戦い勝利しなければならない。戦闘終了後には第一章のエンディングと続いていく
マップ上の敵に近寄ると戦闘シーンになるようだ	通常攻撃はキャラクタを敵に隣接させ、タッチペンで叩く	素早くタッチペンろスライドさせることでダッシュ攻撃となる	ダッシュ攻撃で敵に与えるダメージは通常攻撃の半分程度

【第一章に登場するモンスター】
ゴール	潰されるゴール	ウェン

ウェンバー	憲兵団	ワーム

(C)2006デルトラクエスト製作委員会・テレビ愛知
(C)2007 NBGI
※画面は開発中のものです。

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスの家庭用製品公式サイト
http://www.bngi-channel.jp/

(2007年6月15日)

[Reported by 志賀康紀]