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ディー・エヌ・エー、よゐこプロデュース新作ゲーム・新CM発表会
渋谷でよゐこがまさかのOB?

5月10日 開催

会場:SHIBUYA109スクエア

 株式会社ディー・エヌ・エーはケータイゲーム&ソーシャルネットワークサービス(SNS)サイトの「モバゲータウン」のプロモーション「よゐこプロデュース新作ゲーム・新CM発表会」を渋谷の野外会場SHIBUYA109スクエアにて開催した。

 同社は「モバゲータウン」の新TV-CMに人気お笑い芸人コンビ「よゐこ」の有野晋哉氏と濱口優氏を起用。この日は「よゐこ」のお2人が新CMと、自ら開発をプロデュースしたという携帯ゲームのプレゼンテーションを行なった。

渋谷の街を歩く人々に「モバゲータウン」をアピールする畑村氏
 イベントの冒頭は、ディー・エヌ・エーのモバイルポータル部部長・畑村氏が登場し「モバゲータウン」の特徴を説明。「モバゲータウンとは無料の携帯ゲームとコミュニティ型のWebサイトSNSが融合したサービス。サイト開始から1年1カ月で会員数は400万人を突破し、1日のページビューは3億を超える携帯コンテンツに発展しました。ユーザー投稿型のケータイ小説・楽曲もスタート。オリジナルのポエムなどを中心に盛り上がっています」とコメントした。

 そして、いよいよ「よゐこ」の出番。まず、ステージには有野晋哉氏が単独で登場。有野氏は研究所を舞台とした新CMにちなみ白衣姿で登場。有野氏は「モバゲータウン」内の携帯ゲーム「よゐこの街ゴルフ」(5月10日より配信開始)、「よゐこの射的パズル」(5月14日より配信開始) のプロデューサーとして企画・開発に参加。よゐこが考案したルール、キャラクタ、台詞などがゲーム内に登場する。

【よゐこの街ゴルフ】
ホールインワンを狙うワンショットのゴルフゲーム。プレーヤーキャラはトランクス姿の浜口氏。特定の条件を満たすことで有野氏もプレーヤーキャラとして登場する
【よゐこの射的パズル】
よゐこの2人が交互に的を撃ち、キャラクタの顔を2つ以上並べることで消すという落ち物パズル。連鎖を狙い高得点を狙っていく

 会場のモニターでは「モバゲータウン」のCMが放映された。CMの内容は「モバゲー開発研究所」で有野氏と浜口氏がベッドに寝かされて、何かの装置を取り付けられている。有野氏は「俺のゲームへの頭脳と……」、浜口氏は「俺のギャグへの頭脳を……」とつぶやくと、電流が流れるとともに2人の脳から才能が抽出され「みんなのケータイゲームに!」と2人が叫ぶというもの」。有野氏はCMについての感想を聞かれると「研究所員の役に外人さんが出てるんですけど、全員日本語ぺらぺらなんですよね(笑)。その人たちがグチをこぼしていたのが面白かった」とコメントした。

新CMはモバゲータウンのホームページでも公開されている

遅れて登場した浜口氏。開発会議の映像ではさかんに「裸を盛り込めませんかね」と発言していた
 司会者が「今回のゲームは有野さん主導でプロデュースされたのですよね?」と聞くと、「ちょっとまったー!」の絶叫とともに浜口氏が登場。浜口氏は「おまえ、最近“ゲームセンターCX”が人気高いからって、俺を切るんちゃうやろな(笑)。あくまで“よゐこ”2人での共同プロデュースだからな!」と強調した。

 ここで有野氏は「浜口君、リアルゴルフゲームやってみようや」と発言。リアルゴルフゲームとは、巨大なケータイ画面風の箱の中で、ゴルフパットで空き缶を叩きゴミ箱にホールインワンさせるというもの。ゲームの中ではトランクス一枚という浜口氏は、肌色全身タイツの上にトランクスという姿でリアルゴルフゲームに参加。「何でこんな格好なんや(笑)。ほんまは裸でやりたかったけど、渋谷の条例とかやばいから」と不満を言いつつもショットを放つ浜口氏。だが、空き缶はゴミ箱に入らず、何度も打ち直しをしてしまう。絵的な地味さも手伝って、イベントステージは微妙な空気に包まれてしまう。

「浜口くーん! 歴史に残るスベリぐあいやったで!」と有野氏

 しかし、そこはさすがに芸歴の長い2人。場の空気を察知した浜口氏は「有野さん、17年の芸歴をもってしても、この場を盛り上げることは無理です!」とあっさり放棄。すべったシーン自体をいじることで、ある意味和やかなムードを作り上げていた。また、有野氏のラストショットでも空き缶は入らなかったものの、ゴミ箱から蝶が登場して笑いが起きる。2人の笑いに対する執念が起こした奇跡としか言いようがない場面であった。

報道陣からタレントO氏との交際について聞かれる浜口氏を守るためか、必至で話題をそらしていた有野氏のコンビ愛に涙
 また、6月以降もよゐこプロデュースの「大人のゲーム(仮)」が登場。有野氏は「携帯ゲームにはCERO区分とかありませんからね、キャバクラをテーマにしたゲームを考えています。キャバクラとゲーム&ウォッチが混ざったような面白いやつになると思います」と新作について説明した。最後のインタビューで最近ハマッているゲームについて聞かれると、有野氏は「Xbox 360ですかね」、浜口氏は「Wiiのテニスを1人でやっています」と答えたが、直後に2人とも「最近は『モバゲータウン』のゲームばっかりやっています!」と思い出したように語っていたのが印象的だった。

 よゐこは2人ともゲームに造詣が深く、その2人が開発にタッチしたゲームは今回で3度目だという。単なるお飾りタレントではなく、ゲームファンとして開発から参加したという携帯ゲーム。よゐこファン以外のユーザーも一見の価値はあるといえるだろう。

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□ディー・エヌ・エーのホームページ
http://www.dena.ne.jp/
□「モバゲータウン」のホームページ
http://www.mbga.jp/
□関連情報
【4月19日】バンダイナムコゲームス、「ゲームセンターCX」ゲーム化決定
制作過程を番組中で随時公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070419/gcx.htm

(2007年5月10日)

[Reported by 福田柵太郎]



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