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価格:3,990円
「ST」は、日本SGIとAGIが、次世代インターフェイスとして「感性ユーザーインターフェイス」の実現を目指し、その基本エンジンとして開発した技術。この技術を利用すると、人間の発話音声から、喜び、怒り、哀しみ、平常、笑い、興奮といった感情状態をコンピュータに認識させることができる。 従来は、コールセンターのオペレーターを支援するシステムや、音声による柔軟な対応が可能な自動受付システム、バーチャルキャラクタと会話を楽しむモバイルコンテンツなどに搭載されてきた。最近では、離れた人同士が「喜び」を共有できる通信端末「言花(KOTOHANA)」のコンセプトモデルや、その場の雰囲気に合わせて心地よい空間を演出する「空間ロボット RoomRender」などにも搭載されている。 このDS用ミドルウェア「感性制御技術ST for ニンテンドーDS」を家庭用ゲーム機として初めて組み込んだDS用ソフト「音声感情測定器ココロスキャン」が、株式会社セガから8月に発売される。価格は3,990円。 DS「音声感情測定器ココロスキャン」は、「感性制御技術ST for ニンテンドーDS」を利用し、設定されたさまざまな状況下で発した人の声から検出される「喜び」、「怒り」、「がっかり(落胆)」、「平常心」、「興奮」の5つの要素の度合いからココロの動きを認識するソフト。誰でも手軽にココロの測定を行なったり、ココロの変化を利用してゲームを楽しむことができるエンターテインメントソフトとなっている。
セガ、日本SGI、AGIの3社は、「感性制御技術ST」を採用したゲームソフト第2弾の開発も、2007年内発売を目標に進めているという。
□セガのホームページ (2007年5月10日) [Reported by 滝沢修]
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