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モノリスソフトは'99年10月に、株式会社ナムコ(当時)の子会社として設立され、プレイステーション 2「ゼノサーガ」シリーズ(ニンテンドーDSでも「ゼノサーガI・II」がリリースされた)や、ニンテンドーゲームキューブ「バテン・カイトス」シリーズ、PS2「NAMCO×CAPCOM(ナムコ クロス カプコン)」といったタイトルの開発を手がけてきた。 バンダイナムコグループでは、2006年4月からの“3カ年中期経営計画”において、国内外のパートナー企業との関係強化により、コンテンツ戦略・ドメイン戦略・チャネル戦略の強化を図る「エンターテインメント・ハブ構想の推進」を掲げている。今回の株式譲渡は、この計画にのっとり、企画開発会社としてのモノリスソフトの今後の成長と、家庭用ゲームソフト事業における任天堂との協業関係を強化することが目的。 今後もバンダイナムコゲームスとモノリスソフトは企画開発業務を通じ、これまで同様にビジネスパートナーとして密接な関係を継続していくとリリースではうたっている。事実、2006年に発売されたGC「バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子」のリリースは、バンダイナムコゲームスではなく、任天堂からであったことなど、3社の関係は以前から続いていた。
「ゼノサーガ」シリーズ、「バテン・カイトス」シリーズといったメインタイトルは事実上、一応の決着を見せているが、今後モノリスソフトがどんなタイトルを開発していくのか、ファンならずとも注目していきたいところだ。 (2007年4月27日) [Reported by 佐伯憲司]
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