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バンダイナムコゲームス、同社所有の
モノリスソフトの株式の8割を任天堂に譲渡

「バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子」(C) 2003 2006 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED
4月27日 発表



「ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき]」
(C)NBGI
 株式会社バンダイナムコゲームスは、同社が保有する株式会社モノリスソフトの株式2,320株のうち、80%にあたる1,920株を任天堂株式会社に譲渡する契約を締結したと発表した。

 モノリスソフトは'99年10月に、株式会社ナムコ(当時)の子会社として設立され、プレイステーション 2「ゼノサーガ」シリーズ(ニンテンドーDSでも「ゼノサーガI・II」がリリースされた)や、ニンテンドーゲームキューブ「バテン・カイトス」シリーズ、PS2「NAMCO×CAPCOM(ナムコ クロス カプコン)」といったタイトルの開発を手がけてきた。

 バンダイナムコグループでは、2006年4月からの“3カ年中期経営計画”において、国内外のパートナー企業との関係強化により、コンテンツ戦略・ドメイン戦略・チャネル戦略の強化を図る「エンターテインメント・ハブ構想の推進」を掲げている。今回の株式譲渡は、この計画にのっとり、企画開発会社としてのモノリスソフトの今後の成長と、家庭用ゲームソフト事業における任天堂との協業関係を強化することが目的。

 今後もバンダイナムコゲームスとモノリスソフトは企画開発業務を通じ、これまで同様にビジネスパートナーとして密接な関係を継続していくとリリースではうたっている。事実、2006年に発売されたGC「バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子」のリリースは、バンダイナムコゲームスではなく、任天堂からであったことなど、3社の関係は以前から続いていた。

 「ゼノサーガ」シリーズ、「バテン・カイトス」シリーズといったメインタイトルは事実上、一応の決着を見せているが、今後モノリスソフトがどんなタイトルを開発していくのか、ファンならずとも注目していきたいところだ。

□モノリスソフトのホームページ
http://www.monolithsoft.co.jp/
□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□ニュースリリース[PDF]
http://www.bandainamco.co.jp/releases/images/3/37686.pdf

(2007年4月27日)

[Reported by 佐伯憲司]



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