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会場:NHN Japan本社
「麻雀3」は、1月からサービスが開始された麻雀ゲーム。シンプルなネットワーク対戦型麻雀で、1日の利用人数は延べ約8万人、夜間の同時接続数は14,000人に達するそうで、数の上では並のMMORPGをしのぐ人気コンテンツとなっている。
今回のイベントは、ユーザーの代表となるプレーヤーが集まり、本物の金でできた黄金のリーチ棒をかけて争うというもの。参加者の募集は事前に公式サイトで行なわれ、約5,000名の応募があったという。その中から、ゲーム内のスコアなどを考慮して選ばれた8名が参加。予選では特にチャットの制限などもなかったようだが、対局スピードが「超高速」設定だったため、全員が画面に集中してプレイするという、緊迫感のある対戦となった。
決勝戦の序盤は、成瀬プロが素早いリーチで攻め立て、ややリードを奪った。しかし「G2」さんと武藤氏も負けじと上がり、成瀬プロを逆転した。しかし南場に入ると、それまでの激しい争いが急に沈静化し、流局が続く粘りの麻雀に。成瀬プロは流れを変えるためか鳴きを多くしていったが、最後は「G2」さんが大きく上がって「虎」さんがハコに。見事に「G2」さんが優勝を決めた。 武藤氏は対局前、「威嚇していきます。眼力で勝ちますよ」と早くも対戦相手にプレッシャーを与えた。しかし対局では「G2」さんの捨て牌を指差して「萬子集めてるの?」と聞いたり、自分のツモを見て「メンタンピンだから端っこいらないんだよ」、「竹ばっかり来ちゃうな」ともらすなど、終始リラックスして楽しんでいる様子だった。 対する成瀬プロも、武藤氏のコメントを受けて「負けないように威嚇します」と話してたが、対局では静かに淡々と打っていった。武藤氏のコメントに笑いを返してはいたが、そのほかは表情もテンポもほとんど崩すことなく、さすがはプロというべきポーカーフェイスで対局に臨んでいた。 また参加者の控え室では、麻雀連合μ代表の井出洋介プロと、同じく麻雀連合μの草葉とも子プロが対局の様子を見ながら解説。実はユーザーの予選も観戦モードで見ながら解説をしており、「おっと、それは欲張りすぎだねえ」、「これはすごい。引いたら格好いいよ」、「ここはそっちを切るよりも――」と的確かつ楽しいコメントを聞かせてくれた。解説は後日、「ハンゲーム」で配信されるかもしれないそうなので、ぜひ期待していただきたい。
対局後、試合を見た井出プロに感想を伺ってみると、「多くの報道の人に見られながら打つのは、かなりプレッシャーがあったはずですが、ユーザーさんが頑張って勝ってくれてよかったですね。武藤さんも楽しく打たれたでしょうし、成瀬プロはさすがプロになっただけはあるという強運を感じるツモをたびたび見せてくれました」となかなかの高評価だった。また次回があれば井出プロも参加してみては? とたずねると、「こういうイベントではいつも解説をお願いされるのですが、実際に見ながら的確に解説するのは結構難しいんですよ。代わりの人が育ってくれれば、私もぜひ打ってみたいですね」と前向きなコメントも聞けた。
□NHN Japanのホームページ http://www.nhncorp.jp/ □「ハンゲーム」のページ http://www.hangame.co.jp/ □「麻雀3」のページ http://www.hangame.co.jp/gamenc/majak3/index.asp □関連情報 【1月10日】NHN、「ハンゲーム」の「麻雀」をリニューアル 経験値制を導入した「麻雀3」 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070110/nhn.htm (2007年4月23日) [Reported by 石田賀津男]
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