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美形がよりどりみどりの幕末ADV!
D3パブリッシャー、PS2「幕末恋華・花柳剣士伝」

2007年秋 発売予定

価格:未定

 株式会社ディースリー・パブリッシャーは、プレイステーション 2用アドベンチャー「幕末恋華・花柳剣士伝」を2007年秋に発売する。価格は未定。

 PS2「幕末恋華・花柳剣士伝」は、2004年12月に発売されたアドベンチャーゲーム「幕末恋華・新選組」の続編にあたる作品。前作はコミック、小説、ドラマCDなどもリリースされており、イベントには多数のファンが詰め掛ける人気作品となってる。

 舞台背景は幕末。変革期を迎えつつある京の島原に、ひとりの少女が売られてきた。だが、その少女はすんでのところでひとりの男に引き取られ、男ともども道場へ身を寄せることとなる。花柳流道場「花柳館」。島原のはずれに位置する、一風変わった道場。引き取り手となった男は道場の宗家を継ぎ、館長として少女を日々鍛えつづけた。

 やがて時は流れ、佐幕、尊王、攘夷、開国とさまざまな主義主張が入り乱れ、世は混沌としていく。望む、望まざるに関わらず、少女の運命は幕末という名の奔流に巻き込まれていく。

 本作は、全21章構成でストーリーが展開。所々で出現する選択肢の選び方によって、キャラクタとの親密度が変化。どのキャラクタを攻略するかによって、出現する章が変化していく。会話の内容は、ログ機能により後から確認することも可能。会話から派生する発展イベントとテーマイベントの発生には、それぞれ特定の条件を満たす必要がある。

【志月倫(主人公のデフォルト名)】

 口数はあまり多くないが、自身の考えをハッキリ伝え、納得できないことに関しては最後まで食い下がるといった芯の強さを持った少女。剣の腕はそこそこだが、体術系の技に関しては非凡なものがあり、非力さを補って余りある俊敏さを誇る。剣がなくとも大抵の男は組み伏せられる。

 女の子らしさというものに無頓着で、おこう、鹿取らから苦言を呈されたりもするが、本人は気にとめる様子もない。

 師匠の庵が道場の副業として始めた便利屋稼業だけでなく、武芸の修行で身に付けた俊敏さを生かした潜入、内偵といった裏の仕事もこなす。


【庵】

 各地の色町を流れ歩いた後、たどり着いた花柳館にて先代宗家「慈照」から二代目に指名される。香久夜楼に売られてきた主人公を引き取り、武芸の英才教育を施す。その接し方は“父親”というよりも“師匠”としての色合いが強いものだったという。

 武士を嫌い、武士同士の自滅を促すとして、色町の女、咲彦、主人公らが得てきた情報を各勢力に格安で売り渡している。酒、煙草をこよなく愛し、常に煙管(キセル)を持ち歩く。感情をあらわにすることがあまりなく、その微笑みからは温かみというよりは寒気が感じられるほど。

 計算高い人物だが、自分から積極的に現場へ介入することはない。普段はなじみの芸者「絹緒」を相手に自室で酒を飲むことが多い。花柳流当代宗家でありながら、道場の稽古にほとんど姿を見せないため、慈照の娘おこうによく小言を言われている。


【咲彦(さきひこ)】

 花柳流先代宗家の息子で、類まれな才能と身体能力から、若輩ながらも花柳館の師範代を任されている。腕力はもちろん、瞬発力、器用さもあわせもった俊英。二代目となった庵が道場の副業として便利屋を始めてからは、万能さを生かし内偵から大工仕事までこなす八面六臂の活躍を見せる。

 普段は口数が多く大口も叩くが、敵が殺気を向けてくると身体が硬直し一歩も動けなくなるなど、極度の臆病者でもある。天才的な武芸者ではあるのだが、その欠点から辰巳などと異なり護衛などの仕事を任されることはない。

 気概、向上心に欠けるといった面もあり、師範代としての務め、便利屋の仕事にしても、嫌々こなしているのが実情。傑出した才能、身体能力を持ちながら、性格が災いして何ひとつ極めることができないでいる。


【辰巳(たつみ)】

 庵の恩に感じ入り、食客として花柳館に留まる男。大雑把な性格で、何かにつけて不遜な態度をとっては周囲を困らせる。剣の腕は確かで、庵が引き受けてくる警護などの仕事は辰巳がすべてこなす。ただし、辰巳の刀は庵によって封印が施されており、安易に抜刀することは固く禁じられている。よって襲撃者があらわれたときは“殺気”だけで撃退せねばならず、そのことで庵によく不平をもらしている。

 花柳館の師範代を務める咲彦と仲がよく、道場の稽古そっちのけで町に出て遊び呆けては、ふたりして先代宗家の娘おこうに叱られている。酒を好むが、同じ酒好きの庵とは異なり前後不覚になるまでとことん飲むタイプ。このことから、道場内での飲酒を庵に禁じられてしまっている。


【相馬 肇(そうま はじめ】

 花柳館の食客。浪士。心から誰かを信用することはなく、言葉遣いは丁寧そのものだが、話していてもどこか壁のようなものを感じさせる。庵の元で世話になっている都合上、最低限の協調性は見せるが、誰かと深く付き合うといったことは極度に避けているふしがあるが、一方で一度口にしたことは命にかえても守る義理堅さを持ち合わせている。

 知識、判断力、剣術とすべて一角の実力を持っているが、それを鼻にかけることはなく、ただ静かに自身が仕えるべき人物の出現を待ち望んでいる。賽を用いた占いが得意で、誰かの居場所、今後の展望などを占うことで庵に協力している。


【三木 三郎(みき さぶろう)】

 藤堂平助の紹介で新選組に入隊した「伊東甲子太郎」の実弟。兄ともども新選組の隊士となる。努めて明るく振舞ってはいるが、実は何かと気苦労を背負いがちな性格。世間一般の常識にとらわれがちで、常に他人を優先するため自分から率先して行動することは少ない。

 遠慮深い性格から才気煥発といった印象はないが、さまざまな事柄に造詣が深く、ここ一番での弁舌の巧みさでは兄に勝るとも劣らない。剣の腕前は、兄に比べてやや落ちる。

 本心としては、国事に尽くすよりも平穏に生きることを望んでいる。血生臭い事件が絶えない新選組での生活は苦痛しか感じられないこともあるが、それでも任務とあらば全力を尽くす生真面目な人物。引っ込み思案な性格の反動か、酒を飲むと平素からは想像もつかない大胆な男に変貌する。


【大石 鍬次郎(おおいし くわじろう)】

 暗殺など、血なまぐさい任務に関わることが多い新選組隊士。人を斬ることを愉しみとし、人を斬り殺しても捕縛されないどころか給金まで貰えると聞き新選組への入隊を決める。相手を斬り殺すだけでなく、自身が斬られることにすら愉悦を覚える変わり者で、生への執着がなく、自身が斬り殺されかねないほどの強い相手が出現することを心待ちにしている。

 普段は探索の任務を熱心にこなすが、それは探索する相手を「いつか斬ることができるかもしれない」という個人的な欲求からくるもの。そんな性向を察しているからこそ、局長「近藤 勇」や副長「土方歳三」らは大石に汚れ役を命じるが、その裏では大石の存在に危機感を抱き、対応に苦慮しているというのが実情。

 常日頃から不適な笑みを口元に浮かべ、人を小馬鹿にする慇懃無礼な態度をとるため、大石を信頼する人物はおろか友人と呼べる人物さえ1人もいない。


【中村 半次郎(なかむら はんじろう)】

 西郷吉之助を心から慕う薩摩藩士。泰然自若な素振りからは想像もつかないほど、その内側は熱く燃えたぎる熱血漢。曲がったことが大嫌いで、周囲からの信頼も厚い。野太刀自顕流の剣客で「人斬り半次郎」と恐れられているが、実は情にもろい性格で、事にあたっては斬るよりも“説き伏せる”ことをよしとするほど。その場が収まるのなら、相手のどんな嘘にもだまされてやるほどの度量の持ち主。

 暮らし振りはとても慎ましく質素そのもの。質実剛健を地でいく男だが、金細工、光物、香水を愛するといった意外な一面もある。


【陸奥 陽之助(むつ ようのすけ)】

 紀伊藩士「伊達宗広」の子として生まれるが、父の失脚を契機に学問に目覚め江戸に遊学。才谷梅太郎と運命の出会いを果たしてからは、常に行動を共にするようになる。

 優れた知識と才能をもちながら、物怖じすることのない性格が災いして、思ったままを口にして相手に不快感を与えてしまうことが多々ある。才谷など一部の人間をのぞき他人を敬うなどの配慮に欠けるため、誰からも相手にされないことさえある。

 己の能力に絶対の自信を持っており、人に弱みを見せること、欠点を指摘されることを極度に嫌い、心酔する才谷以外の人間の言葉には素直に耳を傾けられないでいる。


【富山 弥兵衛(とみやま やへえ)】

 元は薩摩藩士だが、問題を起こして藩を追われた人物。常日頃から笑みを絶やさず、誰の願いでも聞き入れるためとっつきやすそうに見えるが、真剣なのか冗談か判断がつきかねる返答をするため、どうにもつかみどころがない。唯一わかりやすいのは、あまり頭が回らないということ。頭を使うと混乱をきたすためか、知恵熱を出してしまう。

 物や金に固執しないため、求められれば何でも分け与えてしまうなど、後先考えず行動してしまう。口数少なく、細かいことは気にかけず、どんな事にも動じない剛胆さ(鈍さ? )があり、戦においては側にいるだけで不思議な安心感が得られる。


【鹿取 菊千代(かとり きくちよ)】

 自称“日本一の情報屋”で、一匹狼を気取る。正確な素性を知るものは誰ひとりおらず、出自や身の上を聞かれても、あからさまな嘘ではぐらかしてしまう。本人いわく、針の心得が少々あるというが、華麗な舞を見せるなど、実は多芸な人物でもある。

 平素は、務めて落ち着きのある柔らかな物腰を心がけているようで、初対面の印象は良好。だが、ある程度心を許してくると、ふとした折に言葉遣いがおかしくなったり、強引な行動が見受けられるようになる。「寡黙な切れ者」を自負し心がけているためか、前述のような面を指摘されると途端に機嫌が悪くなる。

 世の情勢に通じており、誰とでも話があわせられるなど、どんな人間とでも親しくなるまでにさほど時間を要しない(ただし、親しくなればなるほど理解しがたい言動を多く目にすることになる)。男女を問わず、気に入った人物には衣装を見立てたり化粧を指南する趣味がある。


【スクリーンショット】


(C)2007 VRIDGE INC. (C)2007 D3 PUBLISHER

□ディースリー・パブリッシャーのホームページ
http://www.d3p.co.jp/
□関連情報
【2006年8月7日】デースリー・パブリッシャー、「Twinkle Date~イイ汗かこうぜっ夏!~」
声優スペシャルイベントは今年も大盛り上がり
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060807/iiase.htm

(2007年4月12日)

[Reported by 豊臣和孝]



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