CEROレーティング：B(12歳以上対象)

　株式会社SNKプレイモアは、プレイステーション 2用2D対戦格闘「風雲SUPER COMBO」を6月21日に発売する。価格は3,990円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

　PS2用「風雲SUPER COMBO」は、アーケード用対戦格闘「風雲黙示録 格闘創世」と「風雲 SUPER TAG BATTLE」の2本を移植して1本のソフトに収録したもの。両タイトルがNEOGEO以外のプラットフォームへ移植されるのは今回が初めて。また「NEOGEOオンラインコレクション」の第8弾として制作されており、KDDI株式会社のネットワークサービス「マルチマッチングBB (MMBB)」によるオンライン対戦に対応している。

　「風雲黙示録 格闘創世」は、'95年に発売された2D対戦格闘で、素手の格闘術と武器の双方を扱うキャラクタが登場するのが特徴。バトルフィールドが手前と奥の2ラインになっており、複数のラインアタックや、異なるラインにいる相手に攻撃を仕掛けられる武器などにより、戦いのバリエーションを広げている。

　「風雲 SUPER TAG BATTLE」は、「風雲黙示録 格闘創世」の続編として'96年に登場。2ラインシステムは廃止されたが、代わりに2対2のタッグシステムが導入された。対戦中にキャラクタを交代させると、控えに回ったキャラクタの体力が徐々に回復する。しかしいずれか一方のキャラクタが倒されると負けとなってしまうため、交代のタイミングも戦略的に重要となる。

　基本的にはいずれも原作の移植となるが、PS2版オリジナル要素も収録。ゲームの基礎から応用まで、実際に操作しながらゲームを学べる「プラクティスモード」、キャラクタの技をゲーム中にいつでも確認できる「スキルリスト」、キャラクタの色を自由に変更できる「カラーエディット機能」、音楽をオリジナル版とアレンジ版から選べる「アレンジBGM機能」などが搭載されている。

【風雲黙示録 格闘創世】

格闘と武器の2種類を使い分けて戦う。同社の対戦格闘でいくつか採用された2ラインバトルも、改良されたものが搭載された

【風雲 SUPER TAG BATTLE】

2ラインバトルが廃止され、2対2のチーム戦へと移行。「KOF」シリーズとは異なり、どちらかが倒された時点で勝負が決まる

【スクリーンショット】
「NEOGEOオンラインコレクション」の作品で、MMBBによるオンライン対戦に対応する	「カラーエディット機能」など、PS2版のオリジナル要素も収録

(C)SNK PLAYMORE

□SNKプレイモアのホームページ
http://game.snkplaymore.co.jp/

(2007年4月9日)

[Reported by 石田賀津男]