【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

KONAMI、「ポップンミュージック文化祭」を開催
人気アーティスト、ディレクター多数出演

2月24~25日 開催

会場:ラフォーレ原宿6F ラフォーレミュージアム原宿

入場料:無料

 KONAMIは、同社の音楽シミュレーションゲーム「ポップンミュージック」のイベント「ポップンミュージック文化祭」を、ラフォーレ原宿6Fのラフォーレミュージアム原宿で開催した。

 会場となったラフォーレミュージアムはアーケード版、PS2版の「ポップンミュージック」を置。ゲームの他にも占いコーナーやネイルアートコーナーなどが設営され、まるで本当の文化祭のような演出で「ポップンミュージック」の魅力を伝えていた。会場には朝早くから多くのポップンファン(8割が女性)が詰めかけ、会場の外には入場待ちの列が6Fから地下1Fまで伸びていた。あらためて「ポップンミュージック」の人気が感じられた。

ゲームを代表する人気キャラのミミちゃんとニャミちゃんも会場に駆けつけた 来場者には文化祭デザインのトートバックが配られた。右隅にあるのは特製ミラーで、2名以上のグループでお友達特典コーナーに行くとプレゼントされる
会場の装飾は文化祭風。お祭り感がよく表現されていた 行列が長く続き、入場待ちが出るほどの盛況ぶり 会場出口では記念スタンプが2個設置されていた
星川己海先生による、カードとキャラクタを使った占いコーナー ポップンのゲーム画面風の書き割りが設置された記念撮影コーナー 物販コーナーでは、会場限定商品を含めて2,000円以上を購入するとノベルティグッズが当たるくじを引ける
体験工房コーナーは「ネイルアート」と「携帯アート」を用意。ミミ、ニャミの縁取りの入ったシールを貼りラインストーンでドレスアップしていく 来場者のメッセージを張り出すコーナー。キャラクタ人気の高いゲームだけに、イラストを描く人が多かった
アーケード版「pop'n music 14 FEVER!」とロケテスト版の「pop'n music15 ADVENTURE」のプレイアブル筐体は80分待ちという大人気 PS2版「pop'n music 13 カーニバル FEVER!」と「pop'n music 14 FEVER!」の体験版もプレイアブルで展示されている
自宅にいる感覚でゲームを体験できるソファスペースコーナー キャラクタのハマノフが自機の「ハマディウス」は文化祭のために作られたゲーム。ダッカーやザブやビッグコアがポップくんになっている。パワーアップの「SPEED」がポップンのオプションの「HI-SPEED」になっているなど、細部までポップンづくし ミミ、ニャミのアニメーションができるまでのコーナーでは、パラパラ漫画も展示されていた


■ オープニングステージ「pop'n musicって何?」

 特設ステージでは、アーティストや特別ゲストが登場するステージイベントが定期的に開催された。オープニングステージにはPS2版pop'n musicのディレクターのゴチ ョウ氏、アーケード版のディレクターmasaru氏が登場。masaru氏は「ポップンはサウンドも素晴らしいが、キャラクタやグッズなども素晴らしい。映像と音で、ファンに感謝するイベントを作りあげたかった」と文化祭開催の経緯を説明。ポップンミュージックの遊び方や、裏話などを語った。

 最後にゴチョウ氏は「先日、PS2版『pop'n music 14 FEVER!』の制作発表ができました。夏発売に向けてスタッフ一同頑張っています。よろしくお願いします」、masaru氏は「アーケード版『pop'n music15 ADVENTURE』は春リリースです。機械的にも新しくなっているので皆さん遊んでください。イベントもやろる予定ですのでお楽しみに」と各々がディレクションするゲームをアピール。

ゴチョウ氏は「ポップンはカップルが2人で遊ぶことが想定されていて、赤いボタンに2人の手が重なったりする」とLOVEボタンの説明をした 2人が着ているのはポップンミュージック×graniphのコラボレーションT。ジャンケンで1名にプレゼントされた


■ ステージイベント「pop'n music×Cawaii!コラボステージ」

 このステージでは、ファッション誌「Cawaii!」と「ポップンミュージック」の共同企画が発表された。「Cawaii!」の「SaiGO!3」という連載コーナーのキャラクタ、チェリリーとスージーが「pop'n music15 ADVENTURE」に登場することが発表された。

 ステージには「Cawaii!」のモデル福長優さんと井上奈保さんがステージに登場。実はポップンの大ファンという福長さんと井上さんは、新曲の「フリフリハワイワン(ジャンル:ハワイアンPUNK)」の作詞と歌唱を手がけたという。ステージではウクレレのカッティングが心地よい楽曲「フリフリハワイワン」をお2人が熱唱した。

ワンピースとエクステがキュートな福長さん(ピンク)と井上さん(ブルー) 作曲を手がけたTogoシェフからのビデオレターも放映された。ウクレレでイントロを披露 話が1カ月前にまとまり、1週間前にレコーディングが終了したと話す2人。友だちとの会話のような歌詞と、お互いにシンクロした振り付けがカワイイ


■ ステージイベント「pop'n musicアーティストトークショー」

 アーティストトークショーは2回開催された。1回目のイベントはサウンドコンポーザーのTOMOSUKE氏、wac氏、村井星夜氏の3人を中心にしたトークショーとなり、司会者からの様々な質問に答えていた。

「ポップン」のキャラクタ風に描かれた3人のイラストがステージのモニターで放映されていた


 今後の展開ついて聞かれたTOMOSUKE氏は「僕は激しい曲は嫌いなので、ポップくんが一個しか落ちてこないような静かな曲を作りたい」と冗談混じりに願望を語った。wac氏は「今後の夢は都内に家が欲しい。マジメに言うと、「ポップン」というシリーズを終わらせないことが夢。1度離れた人でも、いつかまたやりたくなった時に残っていると嬉しいじゃないですか。思い出を残してあげたいのです。あと、若い後継者が欲しい」と会場から拍手が起こるほどの言葉を残した。

 村井氏は「キャラクタやグッズなどを通じて『ポップンミュージック』を小さい子たちにも知らせたい。常に誰かに『ポップンミュージック』をやってほしいので、“ポップン"という国に所属している住人のようにファンとともに育てていきたい」と「ポップンミュージック」のビジョンについて語った。

駄菓子を持参したよしくん。次は動画でひたすら物真似をやりたいという氏は、明日のライブでも活躍の予定
 2回目のイベントはステージ上に畳とコタツとみかんを設置。1回目の3人に加え、よしくん(DJ Yoshitaka氏)とDes-ROW氏に参加。wac氏が「究極のグダグダ感」と自負するほどまったりとした空気が会場を包んでいた。

サッカー(フットサル?)をした帰りに寄ったというDes-ROW氏。AOUショーのトークイベントに引き続き、「よしがサングラスをくれたけど割れていた」とアーティストいじりもばっちり。「ヒップロックシリーズを100までやる!」と宣言するも、wac氏に「2年に1回くらいしかないっすよ」と突っ込まれた


 これほど作り手とユーザーの距離が近づくフレンドリーなトークショーも珍しいだろう。明日もトークショーは開催される予定なので、「ポップンミュージック」ファンはぜひ会場へ足を運んでほしい。

□KONAMIのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□ポップンミュージック文化祭特設サイト
http://www.konami.jp/bemani/popn/bunkasai_2007/index.html
□関連情報
【2月19日】「AOU2007 アミューズメント・エキスポ」イベントレポート
~KONAMIブースイベント~
BEMANI10周年記念トークショーを開催~
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070219/aou_ev.htm

(2007年2月24日)

[Reported by 福田柵太郎]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.