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価格:10,290円
CEROレーティング:A(全年齢対象)
PS2/Wii用「三國志11 with パワーアップキット」は、同社の歴史シミュレーション「三國志11」に、追加要素を加えたパッケージで、現在はWindows版が既に発売されている。PS2では、拡張要素を含まない「三國志11」が2006年9月に発売されているが、拡張用の「パワーアップキット」単体の製品は用意されない。 PS2/Wii版では、シナリオ16本とステージシナリオ8本、決戦制覇20本を新たに収録。また特定の条件を満たすと発生する「達成イベント」や、水滸伝の武将が50人登場するといった新要素も収録する。さらにWii版では、Wiiリモコンを使った「必殺アクションモード」を搭載する。 今回は「三國志11 with パワーアップキット」で追加される新要素のうち、内政と武将の育成について紹介する。まず内政では、3Dマップ上に設置した「市場」や「農場」などで、隣接した同じ種類の内政施設を吸収合併できるようになった。開発直後のLv1の施設を1つ吸収するとLv2の施設が1つでき、2つ吸収するとLv3の施設が1つできる。吸収合併は最大でLv3まで。
これによって単一の施設を強化できるだけでなく、吸収された跡地が空き地になるため、さらに新たな施設を建てられる。数多くのLv3の施設を作れれば、ゲームを有利に進められる。ただし、施設を配置する手順を誤ると、うまく吸収合併できない施設もできてしまうため、計画的に配置を進める必要がある。
次に武将の育成では、新たな能力や特技を身に付けさせる「能力研究」が可能になる。まず「能力表」で示される能力の中から研究するものを選び、研究が済んだら武将に覚えさせて強化する。能力の中には、複数の能力の研究を済ませてからでないと研究できないものや、「能力表」で確認できない「隠し能力」も用意されている。
ちなみに本作には、武将の能力値を編集できるエディット機能も搭載されている。ただ、「よりゲーム的に、お気に入りの武将を育てたい」というプレーヤーには、「能力研究」で着実に武将を強化することも、楽しみの1つとなるだろう。
(C)2006-2007 KOEI Co., Ltd. All rights reserved. ※ スクリーンショットはすべてプレイステーション 2用のものです。
□コーエーのホームページ (2007年2月23日) [Reported by 石田賀津男]
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