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マイクロソフト、「Gears of War」などCERO Zレーティング作品大集合
イベント「Xbox 360 presents 大人のゲームフェスタ」を開催

1月12日 開催

会場:秋葉原UDX 3Dシアター

シアターでちょうどゲーム大会が始まっていたときなので若干空いているが、無いときだともっと人口密集度が増していた。かなり盛況だったといえる
シアターの端には簡易のブースが設置され、ゲームをゆったりと楽しむことができるようなっていた
 マイクロソフト株式会社は、CEROレーティングのZ指定 (18歳以上のみ対象) のXbox 360ソフトを集めたイベント「Xbox 360 presents 大人のゲームフェスタ」を秋葉原UDX 3Dシアターにおいて12日開催した。

 CEROレーティングでZ指定を受けているゲームは、18歳未満に販売できないだけでなく店頭などで試遊体験会などを行なうこともできない。もちろんZ指定を受けているゲームを体験できる機会も少なくなる。そういったことからマイクロソフトはきちんと18歳以上であることを確認した上で、こういったタイトルを楽しむことができる場として今回のイベントを企画した。入場するには身分証などの提出が求められる。

 会場には数多くの来場者が訪れていた。平日にもかかわらず、イベント開始前には会場を待つユーザーが列をなしたほど。また、18時頃以降は会社帰りの来場者も増え人であふれかえった。会場は秋葉原UDX 3Dシアターだが、試遊台はシアター前の狭いフロアに並べられており、そこに来場者が集まったためかなりの混雑となった。Z指定であるため、試しに遊ぶ場もなかなか無く気になっていたユーザーも多いと言うことだろうか。

 さらには簡易ブースが設営されており、ソファに座ってじっくりとゲームを楽しむことができる場も設けられた。ここではサウンド環境も整えられており、本格的に楽しめる。“大人”のゲームフェスタと銘打ち22時という夜遅くまでゲームを楽しめるため、こういったじっくり楽しめる設備は歓迎だ。

 また、各試遊台にはヘッドフォンがセットされており、こちらもゲームに没入できるようなっていた。来場者も心ゆくまでゲームを楽しんでいるようだった。

 出展タイトルは、1月18日発売の「Gears of War (マイクロソフト)」、1月25日発売の「ヴァンパイア レイン (AQインタラクティブ)」、「ゴッドファーザー (エレクトロニック・アーツ)」、2月22日発売の「ライオット アクト (マイクロソフト)」、そして発売中のタイトルとして「お姉チャンバラX vorteX ~忌血を継ぐ者たち~ (ディースリー・パブリッシャー)」、「デッドライジング (カプコン)」。

 もっとも試遊台が多かったのがすでに全世界で大ヒットを記録している「Gears of War」。フロアに3台、シアター内にも4台の試遊台が並べられていた。各タイトルともゲームをプレイする人がとぎれず均等に注目を集めていたようだが、「Gears of War」に次いで注目を集めているように感じたのが、AQインタラクティブの「ヴァンパイア レイン」だ。スニークアクションで、バンパイアの背後から近づき一発でしとめなければならない。雨が降りしきるガランとした街の表現がなかなか秀逸で、緊張感のある画面に仕上がっていた。

 イベントのメインのひとつがシアターでのゲーム大会だが、中でも注目を集めたのがタレントの大久保麻梨子さんを交えてのエキシビジョンマッチだった。ゲーム自体は試遊台を使って行なわれるが、そのゲーム画面を大きなスクリーンに表示することができる。また各試遊台の画面を切り替えて表示できるため、戦況も把握しやすい。本格的なゲーム大会ではちょっと考え物だが、単純に楽しめるイベントとしては映画館並のスクリーンで、ゲーム画面を観れるという1点だけでもかなり貴重な機会といえるだろう。

 エキシビジョンマッチでは、先だって行なわれた編集部対抗戦で勝利したチームに大久保さんが加わり、計3名のチームを結成。マイクロソフトの開発チームの3名と対戦することとなった。モードはアサシネイションでチームリーダーがやられた側の負けとなる。ゲームが大好きで弟とよく対戦するという大久保さんだが、次世代機は初めて触るという。大久保さんチームはヘッドセットを使い入念に打合せ。編集部対抗戦で勝ち残ったチームだけにその戦略は的確で、連絡を取り合いながら展開し、あっと言う間にマイクロソフトチームを2人かたずけ、最後は大久保さんが「みんなからBボタンを押してって言われて……」Bボタンを押したところチェーンソウで最後の一人を片付けた。これで勢いづいた大久保さんチームがあっと言う間にマイクロソフトチームを退けてしまった。チームワークが良かったことが勝因といえるだろう。

 2度目のエキシビジョンマッチは一般ユーザー3名に大久保さんを加えた4名チーム。対するは雪辱に燃えるマイクロソフト開発チーム。今度は開発チームが圧勝。初顔合わせのユーザー混成だとやはり、チームワークという点で弱かったようだ。

 大久保さんはXbox 360については「興味はあったのですがこれまで触ったことはなく初めて触りました。映像がリアルで映画を観ているみたい。臨場感を体感できますね」と感想を述べた。「Xbox Live」にも興味があると言うことで、「(Xbox 360を手に入れたら)今日のように知らない人とチームを組んで対戦できると言うことでしょう。プレイしてみたいですね」とコメント。Z指定のソフトは映像表現などが過激なものも多く「Gears of War」もその一つだが、大久保さんは「映画にもホラーはあるし、血を出ないように設定することもできるので、(私は)大丈夫です」とか。

 これまでカプコンが「グランド・セプト・オートIII」発売時に仕切りを付けて体験会を実施したことがあったが、おそらくそれ以来となるZ指定のソフトの体験会だったが、Z指定のソフトはとかく過激な表現が問題視されることは多くても、残念なことにそのゲーム性を試す場は少ない。そういった意味では今後もこういったイベントが企画されるといいだろう。

イベントではエキシビジョンマッチが行なわれ、ゲストとして大久保麻梨子さんが登場。ゲームに参加した シアターで開催されたゲーム大会では大久保さんだけ離れていたため、大久保さんが参加するチームはヘッドセットを着用してコミュニケーションを取りながらゲームを行なった 対戦中のゲームの映像はシアターの巨大スクリーンに投影される。下にあるのがディスプレイ。上の映像は広角レンズで撮影したにもかかわらず収まりきらない大きさなので、どれほど大きく、また迫力があるかがわかってもらえるだろうか
推理系のアドベンチャーゲームや携帯ゲーム機でパーティ系のゲームを楽しみ、弟と対戦ゲームをプレイするという大久保さん。今回のゲーム大会ではいきなりチェーンソウでマイクロソフト開発チームを血祭りに上げて勝利を勝ち取るなど、勘の良さを見せた フォトセッションで先ほどプレイした「Gears of War」を持って微笑む大久保さん。また、ゲームらしい (?) ということでガッツポーズを決めてくれた。ちなみにLiveでの対戦も興味があるとのことで「知らない人とチームを組んで戦えるんでしょ? やってみたいですね」とコメントしていた


【出展タイトル】
「Gears of War」
「ライオット アクト」
「ヴァンパイア レイン」
「ゴッドファーザー」
「お姉チャンバラX vorteX ~忌血を継ぐ者たち~」
「デッドライジング」


「Gears of War」
Gears of War and the Crimson Omen are either registered trademarks or trademarks of Epic Games, Inc. in the United States and/or other countries. All rights reserved. (C)2007 Microsoft Corporation. All Rights reserved. Microsoft, the Microsoft Game Studios logo, Xbox, Xbox360, the Xbox logos, Xbox Live and the Xbox Live Logo are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corporation in the United States and /or other countries.
「ライオット アクト」
(C)2006 Microsoft Corporation. All rights reserved.
「ヴァンパイア レイン」
(C)AQ INTERACTIVE
「ゴッドファーザー」
Game software (C) 2006 Electronic Arts Inc. Electronic Arts, EA and the EA logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved. TM, (R) and (C) 2006 Paramount Pictures. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners. EATM is an Electronic ArtsTM brand.
「お姉チャンバラX vorteX ~忌血を継ぐ者たち~」
(C)2006 TAMSOFT (C)2006 D3 PUBLISHER
「デッドライジング」
(C)CAPCOM CO., LTD. 2006 ALL RIGHTS RESERVED.

□Xboxのホームページ
http://www.xbox.com/ja-jp/
□ニュースリリース
http://www.xbox.com/ja-JP/event/zfesta/

(2007年1月13日)

[Reported by 船津稔]



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