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ゲームポット、オンラインレース「LEVEL-R」の技術テストを実施
初の自社タイトルはリアル系オンラインレースゲーム

12月11日~12日技術テスト募集

12月15日~17日技術テスト実施

 ゲームポット株式会社は、現在ハンガリーのゲームデベロッパーInvictus Gamesと共同開発しているオンラインレースゲーム「LEVEL-R」の技術テストを12月15日より実施する。日程は、12月15日19時から17日23時まで。同社ではこれに先立ち、本日よりオープンしたティザーサイトを通じて2,000名のテスターを募集する。募集期間は12月11日15時から12月12日23時までとなっている。


■ 「CRC2005」をベースに新しく生まれ変わったオンラインレースゲーム「LEVEL-R」

見た目は、パッケージ型レースゲームと変わらない。挙動はリアル系で、無理に曲がろうとするとすぐスピンしてしまう
物理エンジンを搭載し、車同士の衝突判定や破損、受けたダメージによる走行性能の低下などもしっかり再現している
これがガレージ画面。一気にオンラインゲームらしい画面になる。「パンヤ」を模したインターフェイスで画面上部にはCP、PPといった通貨の表示が確認できる
 「LEVEL-R」は、2005年にInvictus Gamesからライセンスを受けたレースシミュレーションゲーム「Cross Racing Championship 2005(以下、CRC2005」をベースに、両社による共同開発によってアイテム課金制のオンラインゲームに生まれ変わったオンラインレースゲーム。

 「CRC2005」のオンライン版ではなく、「LEVEL-R」という完全新作になったという情報自体も今回が初公開だが、ライセンス獲得の発表から1年以上もの期間が空いてしまったのは実は大がかりな再開発のためだった。実際の組み込みおよびゲーム部分の開発はInvictus Gamesが担当し、インターフェイスやロビー、課金周りの仕組み、そしてBGMなどをゲームポットが担当している。

 ゲームポットとしては、「LEVEL-R」の共同デベロッパーであり、日本パブリッシャーであると同時に、ワールドワイドパブリッシャーでもあり、現在水面下で、中国、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイといったアジア地域を対象に、現地パブリッシャーとの交渉を開始しているという。これは同社がオンラインゲームパブリッシャーとして新しいフェイズに入っていることを意味している。

 基本的なゲームデザインとしては、欧米風のリアル系レースシミュレータであり、現在オンライン市場で人気を集めている「カートライダー」や、ゲームポットが展開する「オンラインカート ステア」などのカジュアルレースゲームとは一線を画している。ベースがオフラインレースゲームであるだけに、ゲームパッドやドライビングホイールにも標準対応し、グラフィックス、サウンドエフェクトなども本格指向であり、リアル系というところが最大の差別化要因といえそうだ。

 一方、オフラインレースゲームとの違いは、タイトルの由来が「レベルアップするレースゲーム」であることからも伺えるように、オンラインゲームならではの成長性、継続性をプラスしているところが大きな特徴となっている。

 具体的には、プレーヤーはレースを経ることで経験値とゲーム内通貨「PP」を獲得する。一定の経験値に達することで、プレーヤーのレベルが上がり、新しい車やパーツ、アイテムが利用できるようになる。ただし、実際に利用するためには購入する必要があり、そのために必要になるのがPPとCP(カーポイント)だ。CPが現金で購入するポイントとなる。

 販売されるアイテムは、車、パーツ、アップグレードパーツ、アイテムの4種類がある。車にはハッチバック、セダン、バギー、SUVなどの種類があり、能力が高い車ほど高いランクが設定されている。ランクにはCからB、A、Sの4段階があり、高いランクの車にアクセスするためにはレベルを上げる必要があるというわけだ。

 パーツ系は、通常の換装可能なパーツと、ボディやエンジンなど車自体の性能を高めるアップグレードパーツの2種類に大別される。通常パーツは、マフラーやホイール、ボンネット、ハンドル、フェンダー、ミッション、ニトロポンプといった車の性能を底上げするパーツ以外に、塗装やアクセサリなどビジュアルを変化させるアイテムもふんだんに用意されているため、個性を思う存分発揮できる。

 最後のアイテムは、いわゆる消費アイテムのことを指し、リプレイデータを保存するビデオテープや走行しながら車のダメージを回復するクイックリペア、ターボ走行するためのニトロ、そのほかには定番の経験値アップアイテムやPPアップアイテムなど、便利なアイテムが揃っている。

 ガレージでは、3台まで同時にチューニングでき、さらに1台につき3パターンまで設定をプリセットできる。プリセットは、天候や路面の状況に合わせて変えても良いし、単にビジュアルに変化を付けるだけでも良い。オンラインゲームのメリットを活かした柔軟なシステムといえる。

 注意点としては、対戦に参加する前に、どの車のどのスタイルで参戦するかは決めておく必要があるというところだ。これは、ロビーに入ってからカスタマイズしていたのでは時間がムダに掛かってしまうためだという。

 なお、購入した車、パーツ等は店に売ったり、他のユーザーと取引することはできない。RMTを防止するための施策であることはわかるが、古いマフラーを下取りに出して、より性能の高いマフラーを手に入れる、あるいは新車を購入したから、古い車をビギナーのフレンドに提供するなど、ごく普通のやりとりができないのは残念だ。

【ショップ】
ショップでは、マイカーに試着させながらパーツを選ぶことができる。値段設定はすべて仮のもので、実際には値段が変わったり、PPではなくCPでの販売になることもありえる

【チューニング】
ガレージでは、所有しているパーツの枠内でマイカーを自由にカスタマイズすることができる。チューニングはルーム内では変更できず、ルームに参加する前にあらかじめ設定しておく必要がある

【アップグレード】
車は見た目だけでなく、1台ごとに走行性能や特性が異なり、アップグレードを経て長く使っていくことになるので、慎重に決めたいところだ


■ 再開発を前提としたゆったりとしたβスケジュール。正式サービスは来夏

ログイン直後のメインメニュー画面。こちらも「パンヤ」を模した柔らかい雰囲気だ
こちらがメインロビー。1サーバーあたりのキャパシティは2,000人前後。複数のチャンネルで運営される予定だ
 ゲームモードは、練習モード、ランキングモード、VSモード、ファンモード(技術テストでは未実装)の4種類。練習モード以外はすべてマルチプレイで、最大8人までの同時対戦が楽しめる。コースは「CRC2005」のコースをベースに、サーキット、ラリー、ストリートの3つのマップパターンから56コースを用意。最初から多くのコースが用意されているのは大きな強みだ。

 コミュニティ機能は、ロビーに集中しており、ロビーを介してテキストチャットやショートメッセージ、フレンド機能などが利用できる。一応ゲーム内もテキストチャットに対応しているが、レースゲームということもあり、ユーザー間でのやりとりはファンクションキーによるマクロチャットが主体となる。ちなみにボイスチャットには未対応。ユーザー間のコミュニケーションは、基本的にレース前後に行なうという考え方だ。

 ゲームにログインしてから、ロビー、ルーム、ガレージ、ショップといった機能はサーバー側で処理されるが、実際のレースはPtoPで行なわれる。担当者によれば、NATまわりにまだ不安があり、サーバークライアント間での接続検証を行なうのが、技術テストということになる。Invictus Gamesがオンラインゲームの開発経験が皆無というのは大きな不安要素で、技術テストに参加を希望するユーザーは、ある程度の接続障害は覚悟の上でプレイに臨むことをお勧めしておきたい。

 今後のサービススケジュールは、技術テストで見つかった不具合等を修正したあと、順調にいけば1月中にもクローズドβテストを実施し、正式サービスに向けた再開発を施した後、来春にオープンβ、来夏に正式サービスという計画になっている。ある程度、再開発を前提としたスケジューリングとなっており、テスト参加者にとっては自分の意見がゲームに反映されやすく、参加する意義の大きいβテストといえる。レースゲームファンはまずは技術テストに参加してみてはいかがだろうか。

【ファンモード】
ファンモードは、純粋なレースではなく、東京などのマップ単位で再現されている広大なフィールドを舞台に、CTF戦などを楽しめるモード。将来的にはサッカーや物理エンジンを活かした遊びの要素なども盛り込みたいという。将来が非常に楽しみなモードだ

(C) 2006 Invictus Games Ltd. All Rights Reserved. Exclusive License (C) 2006 Gamepot Inc., All rights reserved.

□ゲームポットのホームページ
http://www.gamepot.co.jp/
□「LEVEL-R」のホームページ
http://www.level-r.jp/

(2006年12月11日)

[Reported by 中村聖司]


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